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学生でもカーリースを利用したい!利用するためのポイントについて解説
利用ポイント
[掲載日:2024年9月13日]

学生でもカーリースを利用したい!利用するためのポイントについて解説

進学をきっかけに免許を取ったり、通学のために車が必要、という学生のかたも多いと思います。
しかしいざ車を購入しようとすると、初期費用を用意しなければならず、その点から二の足を踏むケースも多いようです。
そんなかたにおすすめしたいのが、初期費用を用意する必要がないカーリースです。
そこでここでは、学生のかたがカーリースを利用できるのか、利用する場合にはどんな点に注意が必要なのかなど、ポイントを絞って解説していきます。


この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎

     ▼もくじ

  1. 審査に通らなければカーリースは利用できない
    1-1.審査の項目1 収入
    1-2.審査の項目2 債務状況
    1-3.審査の項目3 属性
  2. 学生がカーリースの審査に通るためのポイント
    2-1.連帯保証人を用意する
    2-2.収入を安定させる
    2-3.同じアルバイトを長く続ける
    2-4.支払いの延滞をしない
  3. 学生のかたにカーリースがおすすめなポイント
    3-1.初期費用がかからない
    3-2.月々定額で利用できる
    3-3.時間に縛られず好きなときに乗れる
  4. まとめ

1.審査に通らなければカーリースは利用できない

カーリースはリース会社が所有している車を、月々定額の利用料金を支払うことで借り、自由に乗ることができるサービスです。
そのシステムを利用するためには利用料金を支払い続けることができるかどうかを判断する審査を受けて、通らなければなりません。
これはお仕事をしているかたでも学生のかたでも同じです。逆にいえば、審査に通過すれば学生のかたもカーリースを利用できます。
では、どんなポイントが審査されるのでしょうか。まずはそれを確認していきましょう。

1-1.審査の項目1 収入

まずひとつ目はカーリースの利用料金を支払うことができるだけの収入があるかどうか、というチェックです。
カーリースの場合、おおよそですが年収200万円程度がボーダーラインといわれていて、これを下回ると審査にとおるのが難しくなります。
また個人事業主など、毎年の収入が安定していないと判断されてしまいがちな職業の場合には、もう少し大目の年収が必要となることもあります。
学生のかたの場合、本業は学生で収入はアルバイトで得ている、というケースが多いと思いますが、この場合は安定して収入があるということを示せるように、源泉徴収票などを用意しておきましょう。

1-2.審査の項目2 債務状況

過去に自己破産や任意整理などをおこなっている場合には、ある程度の年数が経過しなければその情報が信用情報機関に登録されているため、審査にとおりにくくなります。
この信用情報機関にはそのほかに、カードローンやクレジットカードのリボ払い、スマートフォンの分割払いなどの延滞、といった情報も登録されますので、支払いが遅れたなどという経験がある場合には、やはり審査にとおりにくくなってしまいます。
この信用情報機関にはCIC(指定信用情報)やJICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)というものがあって、それぞれ手数料を支払うことでご自身の信用情報を確認することが可能です。
過去にスマホの分割払いが遅れたとか、リボ払いが遅れた、などという経験があるかたは、ご自身の情報を確認してみることをおすすめします。

1-3.審査の項目3 属性

審査では年齢や職業、勤続年数などからカーリースの利用料金が支払い続けられるかどうか、という判断もおこなわれます。そのため学生アルバイトのかたは、正社員と比べた場合には不利になりがちです。
ただしこれは、連帯保証人を用意することで審査にとおりやすくすることができます。


2.学生がカーリースの審査に通るためのポイント

正社員と比べるとどうしても収入面で不利になりがちな学生のかたですが、条件をクリアしさえすればカーリースの利用が可能です。
そのポイントをチェックしていきましょう。

2-1.連帯保証人を用意する

アルバイトのため収入が不安定だ、というかたでも、連帯保証人を立てれば審査にとおる可能性はグッと高まります。
連帯保証人とは、カーリースを契約する本人が仮に利用料金の支払いができなくなったとき、かわりに支払いをすることを保証してくれる人のことです。
一般的に連帯保証人には、ご両親やご兄弟など、安定した収入がある、契約者に近い親族のかたになっていただくもので、ご友人や知人といったかたは連帯保証人にはなれません。

2-2.収入を安定させる

アルバイトをしていて収入はそれなりにある、という学生のかたでも、夏休みなど長期休暇のときは収入が多いけど、そのほかの月は少ないなど、月ごとの収入差が大きい場合には、審査にとおりにくくなります。なるべく毎月、一定以上の収入を得られるように、シフトの入りかたを考えておきましょう。

2-3.同じアルバイトを長く続ける

学生アルバイトといっても、同じ職場で長く仕事を続けていると、審査ではプラスになります。もし現在アルバイトをしている、というかたは、継続して仕事を続けているほうが審査の上では有利です。

2-4.支払いの延滞をしない

支払いの滞納経験がある場合には、金融事故情報が信用情報機関に登録され、審査の上では不利になります。これはスマホの分割払いを含んだ携帯電話会社への支払いの滞納も同じ扱いとなります。
また、スマホの分割払いは、信用情報上ではカードローンの借入などと同じく借入額、債務がある、という事になります。アルバイトでの収入に対してその借入額が大きいと、そのぶん審査では不利になるケースがあります。ただ、延滞なくきちんと支払いができていれば、債務があっても支払い能力がある、と見なされる場合もありますので、これまで通り延滞をせずに支払っていきましょう。


3.学生のかたにカーリースがおすすめなポイント

カーリースには車を購入するのとは違ったメリットがあります。その点も確認していきましょう。

3-1.初期費用がかからない

車を購入する際には、登録するために必要な税金など諸費用を用意する必要がありますが、カーリースはリース会社の車を借りて乗る、というシステムから、諸費用はリース会社が負担しますので、頭金などまとまった費用を用意する必要がありません。そのためできるだけ費用を抑えて車を使いたいという学生のかたにカーリースはおすすめです。

3-2.月々定額で利用できる

車を所有すると点検や車検、自動車税など不意の出費が必要となりますが、カーリースでは月々定額の利用料金にそれらの費用が含まれているため、利用料金以外で必要となるのは駐車場代と任意保険料のみで、あとは走ったぶんの燃料代のみとなります。そのため出費の計算がしやすく、家計の管理がラクになります。

3-3.時間に縛られず好きなときに乗れる

レンタカーやカーシェアは、時間単位で利用料金がかわってきますし、車を使うためにわざわざ借りに行かなければなりませんし、いざ使いたいというときに車がない、ということもあり得ます。
それに対してカーリースは、自家用車と同じようにいつでも車を使う事ができるため、手間が大幅に減ります。


4.まとめ

今回は大学生や短大生、専門学校生のかたはカーリースを利用できるのか、利用するためにはどういう点が問題となるのかご説明しました。

月々定額の利用料金を支払う事で、自家用車と同じように自由に車を使う事ができるカーリースは、その利用料金を支払い続ける事ができるかどうかという、審査にとおらなければ契約ができません。
逆にいえば、その審査にとおるのであれば、学生のかたでもカーリースは利用できます。
ただ、学生のかたは収入が少ないという点が問題になりがちですし、債務状況や支払いの延滞などがある、というのも、審査では問題となりがちです。仮に過去に延滞をしたことがあるので心配、という場合には、信用情報機関に情報開示を依頼して、ご自身の情報を確認してみましょう。
いずれの場合でも、親族のかたに連帯保証人となっていただくことで、審査にとおりやすくなります。学生のかたでカーリースを利用したい、という場合には、連帯保証人を立てるということを基本として考えておくのがおすすめです。



自動車専門ライター
高田 林太郎
[この記事の執筆者]

自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立し、自動車業界歴は33年。国産・輸入車の試乗記やカスタマイズパーツのインプレッション、自動車周辺企業への取材などをメインにおこないつつ、パーツ開発に対するアドバイスやブランディングコンサルタントなど、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。
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倉田 佑一郎
[この記事の監修者]

自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。
加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。
独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。
プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。


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