大学生・短大生にはカーリースがおすすめ！メリットや注意点を解説

カーリースとは、月額料金を支払うことで車を所有できるサービスのことです。事前に結んだ契約に応じ車を利用できる期間が決まっています。車を購入すると高額な初期費用がかかりますが、カーリースは初期費用不要で月額料金のみで利用できる点が特徴です。

カーリースは、サービスを提供する会社が定める利用者の条件を満たしていれば、大学生・短大生でも利用可能です。利用に当たっては、審査があるため、そこで契約を結んでも問題ないかどうかチェックされます。そのため、安定した収入のない学生でも車を所有できる可能性があります。

ここではなぜ、大学生・短大生がカーリースを利用するメリットを紹介します。
なぜ購入ではなく、カーリースを選ぶのか、ぜひ参考にしてください。

2-1.支払うのは月額料金のみ

カーリースを利用する場合、利用者が支払うのは月額料金のみです。月額料金の中に、各種税金や自賠責保険料、車検代、車のメンテナンス代などが全て含まれているため、「車検のタイミングでまとまったお金が必要」といった事態は発生しません。

車を購入する場合、新車では100万円単位のお金が必要になり、中古車でも大学生・短大生にとっては高額なお金が初期段階で必要となります。しかし、カーリースであれば、月額料金以外は発生しないため、高額な費用負担がありません。また、毎月決まったお金を支払うため、資金計画も立てやすいでしょう。

2-2.自分の車を所有できる

カーリースは、リース会社が購入した車を利用者に貸し出します。契約期間中は、マイカーと同じように利用できるため、自分の車を所有したいといった大学生・短大生にもおすすめです。レンタカーやカーシェアだと利用時間の制限があり、返却しなければなりませんが、カーリースであれば、数年間は自分の車として利用可能です。そのため、利用時間などを気にすることなく車を運転できます。

2-3.購入と比べると手続きが楽

カーリースは、インターネット上で申し込みできるものが多いため、車の購入と比べると手続きは簡単です。営業時間や定休日に関係なく、自分の好きなタイミングで申し込みができる点は大きなメリットだといえるでしょう。また、実家に帰省中に両親と一緒に相談しながらインターネットで申し込むといったこともできます。

2-4.大学生・短大生の間だけ使える

カーリース会社によっては1カ月単位や1年単位で契約を結べるものもあるため、在学中だけ使うといったことも可能です。例えば、進学先の大学に通うのに車が必要、部活やサークルで使用する機会が多いため車を所有したいなど、大学生・短大生の間だけ車が必要になりそうな人に適しています。卒業後も車が必要な場合は契約を延長でき、不要な場合は卒業時点で契約を終了すれば手放すことができます。

ここでは、大学生・短大生がカーリースを利用するにあたって注意しておくべきポイントを紹介します。スムーズにカーリースを利用するためにも、ぜひ参考にしてください。

3-1.会社によって年齢制限がある

カーリースを提供する会社によっては、20歳以上しか利用できないなど、年齢制限を設けているケースがあります。その場合、運転免許を持っていても、20歳未満だと申し込みができないため注意してください。20歳未満でも利用できるカーリース会社もあるため、事前に年齢制限の有無を確認しておきましょう。

3-2.審査がある

カーリースの利用にあたっては、審査があり、通過しないと契約を結べません。審査の基準は明確にされていませんが、一般的には年収や勤務形態、勤務年数、信用情報などがチェックされるとされています。仕事をしていない大学生・短大生の場合、両親などを保証人に設定して申し込むケースが基本です。

3-3.帯保証人を求められるケースもある

リース会社によっては連帯保証人をつけるように求めてくることもあります。連帯保証人は、契約者と同等の責任を負い、契約者が支払いできなくなった時などには、連帯保証人が支払います。連帯保証人には拒否権がありません。そのため、大学生・短大生でカーリースの利用を検討している方は、事前に連帯保証人になる可能性のある両親や兄弟・姉妹などに相談しておきましょう。

ここでは大学生・短大生がカーリース会社を選ぶ際のポイントを紹介します。カーリースを行っている会社はさまざまであるため、どういった視点で選ぶべきなのか覚えておきましょう。

4-1.対象年齢

カーリース会社によっては、20歳未満は利用できないなど、年齢制限を設けているケースもあるため、まずは対象年齢をチェックしましょう。車の運転免許は18歳から取得できることもあり、どのカーリース会社も利用できると思っている人もいるかもしれません。いくら魅力的なサービスを提供していても、年齢の条件をクリアしていないと申し込み自体ができないため、最初に確認してください。

4-2.取扱車種

カーリース会社によって、取り扱っている車種に違いがあるため、自分の乗りたい車が決まっている場合は、取扱車種をチェックしておきましょう。また、予算が限られている場合、軽自動車など比較的安価な車種を豊富に取り扱っている会社の方が選択肢が豊富となるためおすすめです。リースとはいっても、契約すると長期間利用する車となるため、自分の乗りたい車を選べる会社を見つけましょう。

4-3.契約年数

カーリースは、基本的に中途解約ができず、できるとしても高額な中途解約料金が発生するため、契約年数には注意してください。特に大学生・短大生の場合、大学卒業後の環境によっては車が不要となるケースもあるため、長期での契約を結ぶ場合は慎重に検討しましょう。カーリース会社によっては、1カ月単位や1年単位などでの契約ができるケースもあるため、そのようなサービスを利用することをおすすめします。

ここでは、大学生・短大生におすすめのカーリースサービスを3つ紹介します。どのサービスを利用すればいいのか迷っている方はぜひ参考にしてください。

5-1.ニコノリ

ニコノリは、株式会社MICが運営するカーリースサービスです。各種登録費用を含めた、車両本体価格や税金、保険料、車検代、メンテナンス代などが全て月額料金に含まれているため、金銭的な負担は最小限に抑えられます。
また、ニコノリは全国150カ所のディーラーやメーカーとの取引があり、これまでの販売実績も豊富であることから、優先的に車を提供してもらえる環境を構築しています。そのため、短期間での納車も可能です。そのほかにも、ニコノリでは、複数の信販会社と提携している点も特徴です。もし1つの信販会社の審査に落ちても、別の会社の審査を受けられるため、チャンスの回数が多くなります。

『ニコノリ』を詳しく見る

5-2.KINTO

KINTOは、トヨタやレクサスの車を月額料金で利用できるカーリースサービスです。18歳以上で免許を持っていれば、誰でも申し込みできるため、大学生・短大生にもおすすめです。また、契約時に親権者の同意書や連帯保証人の設定も必要ありません。
そのほかにも、KINTOではニーズに応じて「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」の2つから選択できる点も特徴だといえます。初期費用フリープランは、申し込み時にかかる費用がないプランです。また、解約金フリープランは、いつ解約しても解約金が発生しないプランです。ただし、申し込み時に5カ月分の費用を支払う必要があります。

5-3.定額カルモくん

定額カルモくんは、ナイル株式会社がオリックス自動車株式会社と提携して提供しているカーリースサービスです。こちらのサービスでも20歳未満の方の申し込みに対応しています。また、契約期間は1年〜設定でき、月額1万円台からの利用ができるなど、大学生・短大生でも利用しやすいサービスだといえるでしょう。マイカーコンシェルジュによるサポートも受けられるため、カーリースに関する相談をすることも可能です。

今回は、大学生・短大生がカーリースを利用するべき理由を紹介しました。月額料金のみで利用でき、高額な初期費用が不要となるカーリースは、就職していない大学生にとって使い勝手のいいものだといえます。カーリースを利用する際は、契約年数や取扱車種、年齢制限の有無などに注意してください。また、連帯保証人が必要になるケースもあるため、事前に家族に相談したうえで申し込みをするようにしましょう。