カーリースがおすすめ!
[掲載日:2024年6月5日]
アマゾンフレックスにはカーリースがおすすめ!おすすめの理由を解説
アマゾンフレックスとは、アマゾンと業務委託契約を結んだ個人事業主が、アマゾン商品の配達業務を行うプログラムのことです。この記事では、アマゾンフレックスの概要や登録要件、アマゾンフレックスを始める際にはカーリースがおすすめである理由などについて解説しています。
個人で仕事をしたいと考えている方、アマゾンフレックスに興味を持っているものの、車をどのように調達すればいいか悩んでいる方などはぜひ参考にしてください。
この記事の執筆者
柴田 和也
アマゾンフレックス(Amazon Flex)は、アマゾンと業務委託契約を結んだ個人事業主が、アマゾン商品の配達業務を行い報酬を得るプログラムです。企業に所属せず、個人でお金を稼ぐことのできるプログラムとなっています。
アマゾンフレックスに登録するにあたっては、いくつかの要件を満たしていなければなりません。要件の概要は以下の通りです。
・20歳以上である(年齢に上限はない)
・アプリを使って配達できる(スマートフォンが必要)
・稼働可能なエリアに住んでいる
・配達に使エる車両を持っている
・黒ナンバーを取得している
・必要な書類等の提出ができる(運転免許証、車検証、自賠責保険証明書、任意保険証明書、銀行口座、就労資格確認書類(外国籍の人の場合)など)
基本的に、厳しい要件が設定されているわけではありませんが、車に関して注意しなければなりません。アマゾンフレックスに登録するには、黒ナンバーが必要です。黒ナンバーとは、貨物軽自動車運送事業に使用する車に付けるナンバープレートのことです。街中で配達を行なっている軽貨物車を見ると黒のナンバープレートをつけていることに気づくかもしれませんが、アマゾンフレックスでもそのナンバープレートが必要です。黒ナンバーを取得していない場合、運輸支局で手続きを完了する必要があるため注意してください。
黒ナンバーの取得が必要となるアマゾンフレックスですが、必ずしも自分の車でなければならないわけではありません。例えば、アマゾンフレックスでは、黒ナンバーを取得していれば、リース車でも登録できます。
リースであれば、車を購入する必要がなく、高額な初期費用を負担する必要もありません。資金的な余裕がないものの、アマゾンフレックスを始めたいといった人にとっては、リース車の利用が選択肢の1つとなるでしょう。
なお、レンタカーはアマゾンフレックスでは使用できないため注意してください。
ここではアマゾンフレックスを始めるにあたってなぜ、リース車をおすすめするのか、その理由を解説します。アマゾンフレックスに興味があるものの、車をどうするべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
3-1.高額な初期費用の負担なしで車を利用できる
カーリースの大きな特徴ともいえるのが、高額な初期費用を負担する必要がない点です。
車を購入する場合、新車だと数百万円単位のお金が発生します。経済的に余裕のない人は、この段階でアマゾンフレックスの利用を諦めてしまうかもしれません。
しかし、カーリースであれば、毎月発生する月額料金を支払うのみで、初期費用は不要です。また、税金や登録にかかる各種費用、車検代なども月額料金に含まれているため、急な出費が発生する心配もありません。
負担する費用があらかじめわかっているため、資金計画を立てやすく、経済的に車を購入する余裕のない人でも車を所有できます。
3-2.好きな車に乗れる
カーリースは、カーリース会社が利用者の希望に応じて車を調達するケースが一般的であるため、好きな車に乗ることが可能です。アマゾンフレックスであれば、軽トラックや軽バンの使用が適していますが、リース会社ではそのような車も取り扱っています。グレードの希望を出すこともでき、なおかつ比較的短期間で納車してくれるケースもあるため、すぐにアマゾンフレックスに登録して働きたい人にもぴったりでしょう。
3-3.月額料金を経費に計上できる
アマゾンフレックスは、主に個人事業主が登録して働いていますが、個人事業主で車を事業用に調達する場合、その費用を経費に計上できます。例えば、カーリースであれば、月額料金を経費として計上可能です。
経費の計上は、購入した車でも行えますが、減価償却を計算しなければならないため、手間がかかってしまいます。カーリースなら月額料金をそのまま計上できるため、会計処理の手間も発生しません。
確定申告に向けて経費を計上しやすい形にしておくといいでしょう。
カーリースの利用にはいくつかの注意点もあります。ここではアマゾンフレックスでカーリースを利用する際にどのような点に注意しなければならないのか解説します。先ほど紹介した特徴と合わせて覚えておきましょう。
4-1.中途解約は難しい
カーリースは、複数年の契約を結ぶのが一般的であるため、契約期間途中での解約は難しいと考えてください。また、中途解約ができるとしても、違約金の支払いが発生するため、高額な費用負担を強いられる可能性があります。
カーリースで車を調達し、アマゾンフレックスを始めたものの、仕事が合わず辞めてしまう可能性はゼロではありません。そのようなケースも想定したうえで契約期間を決めることが大切です。
4-2.走行距離に上限がある
カーリースでは、一般的に走行距離の上限が設定されています。カーリース会社によって月間の上限が定められているケースや年間の上限が定められているケースなどさまざまですが、上限があることで仕事に支障をきたす可能性があります。
なぜ上限が定められているのかというと、走行距離は車両の損耗状態に大きく影響するためです。リース車は契約満了後も再リースや販売などで使用されるため、走行距離が長いと車の価値が下がってしまいます。そうなるとリース会社は、その車から利益を得にくくなってしまうため、走行距離に上限を定めています。
アマゾンフレックスでカーリースを利用する場合、配達回数を増やすとその分走行距離も増えるため、あっという間に上限に達する可能性があるでしょう。上限を超えて走行するとその分追加料金が発生するため、アマゾンフレックスで稼いでも利益がわずか、もしくは赤字になるかもしれません。
ここではアマゾンフレックスでリース車を利用したいと考えている方に向けて、おすすめのカーリースサービスを紹介します。黒ナンバーの取得にも対応しているサービスであるため、ぜひ参考にしてください。
5-1.ニコノリ
ニコノリは、株式会社MICが提供するカーリースサービスです。国産の全メーカー・車種に対応しており、軽トラックや軽バンなどのリースも行っています。
また、複数の信販会社と提携しているため、審査のチャンスが複数回用意されている点も特徴です。例えば、1社目の審査で落ちてしまっても2社目で審査を通過できる可能性もあります。
ニコノリは、日本全国約150ヵ所のディーラーやメーカーと取引を行っており、これまでの販売実績も豊富であることから優先的に車を提供してもらえる環境を構築しています。そのため、納車までの期間が短く、車種によっては最短で2週間で納車してもらえます。
一部の店舗を除いて、黒ナンバーの取り扱いも行っているため、アマゾンフレックスを始めたい方にもピッタリです。
5-2.定額カルモくん
定額カルモくんは、ナイル株式会社がオリックス自動車株式会社と提携して提供しているカーリースサービスです。利用者が乗る車は、全てオリックス自動車が扱っている正規ディーラー車となります。
契約期間は最短1年からで、ニーズに応じて柔軟に設定できる点が特徴です。比較的短期での契約も結べるため、中途解約による高額な金銭負担のリスクも回避しやすいでしょう。さらに、いつでもインターネットで申し込みができる点も特徴です。実店舗をもっておらず、申し込み手続きから審査までオンライン上で完結するため、コストを抑えることができています。
法人・個人事業主向けリースの無料相談窓口も用意されているため、黒ナンバーの取得や事業用の車のリースなどについても気軽に相談可能です。
5-3.東京ビジネスカーズ
東京ビジネスカーズは、東京ビジネスカーズ株式会社が提供するカーリースサービスです。会社設立は、1948年と70年以上の歴史を持っており、長年に渡って車検や車の整備事業などを行ってきました。
カーリースに関しては、黒ナンバーリースを行っており、利用者のニーズに応じた短期間での契約を結べる点が特徴です。契約期間は6カ月以上で最長1年までとなっているため、これからアマゾンフレックスを始めようとしている人でも安心して利用できるでしょう。
車種によっては、最短5営業日で納車されます。ビジネスカー専門店ということもあり、個人事業主としての開業申請代行にも対応している点も特徴です。
今回は、アマゾンフレックスの概要やアマゾンフレックスにカーリースをおすすめする理由などについて解説しました。
アマゾンと業務委託契約を結んだ個人事業主が、アマゾン商品の配達業務を行うアマゾンフレックスは、黒ナンバーの取得が必須です。カーリースは、頭金不要で車を調達できるほか、月額料金のみの支払いで資金計画を立てやすいなどのメリットがあるため、アマゾンフレックスにも適しています。
一方で、カーリースは中途解約が難しいほか、走行距離の上限が定められているため、契約時にはその点に注意してください。
ニコノリなど、黒ナンバーに対応した車の提供を行っているケースもあるため、ぜひ利用を検討してみてください。