EV車をカーリースで乗るならここ!
おすすめのカーリース会社5選
取り扱う車種こそ多くはありませんが、EV車をカーリースで利用することは可能です。この記事では、EV車をカーリースで利用するメリットやデメリット、EV車を選ぶ際のポイントなどについて解説しています。また、EV車のカーリースに対応しているおすすめのサービスについても取り上げているため、EV車に興味のある方はぜひ参考にしてください。
この記事の執筆者
柴田 和也
取り扱う車種こそ多くはありませんが、EV車をカーリースで利用することは可能です。この記事では、EV車をカーリースで利用するメリットやデメリット、EV車を選ぶ際のポイントなどについて解説しています。また、EV車のカーリースに対応しているおすすめのサービスについても取り上げているため、EV車に興味のある方はぜひ参考にしてください。
▼もくじ
EV車は購入だけでなく、カーリースでも利用可能です。カーリースサービスの中でEV車を取り扱うケースは決して多くないものの、一部のサービスではEV車のリースにも対応しています。EV車に興味があるものの、購入する決断を下すことができないといった人はカーリースという形で利用してみてはいかがでしょうか。
ここではEV車をカーリースで利用する際のメリットを紹介します。カーリースに興味がある人、利用するか迷っている人はぜひ参考にしてください。
カーリースの場合、初期費用を抑えられる点が特徴です。車を購入するとなると、車両代金はもちろん、各種税金や保険などで高額な費用が必要となります。一方で、カーリースの場合、車両代金や税金、保険、車検などの維持費は全て月額料金に含まれているため、初期費用はほとんどかかりません。そのため、金銭的に高額な費用を用意できない人でもEV車に乗ることができます。ただし、EV車の場合、充電設備を用意する必要があるため、それに伴うコストが発生するため注意してください。
EV車は、充電スポットだけでなく、自宅でも充電ができるなど、利便性の高さが特徴です。ガソリン車の場合、ガソリンが少なくなるとガソリンスタンドに補給しに行かなければなりませんが、EV車であれば帰宅後に自宅で充電しておけば朝にはフル充電となるため、手間がかかりません。
また、カーリースによるEV車の利用であれば、バッテリーの劣化を気にする必要がありません。これは、カーリースの契約範囲内で通常の利用であれば、バッテリーが激しく劣化する可能性は低いためです。
カーリースでEV車を利用する場合、補助金の交付を受けられる可能性があります。自治体によっては独自で補助金制度を用意しているケースもあるため、それらを活用することもできるでしょう。ただ、2024年4月1日から補助金の申請は車の使用者が行うこととルールが変更になったため、契約者ご自身が手続きをする必要があります。お住まいの⾃治体の補助⾦が、リース会社が所有者として申請するものである場合はリース会社が対応することも可能なので、契約時に相談してみてください。
EV車は、車としての移動手段になるだけでなく、蓄電池としても活用可能です。蓄電池として使用するには、車から電気を送電できる「V2H(Vehicle to Home)」に対応しているEV車でなければなりません。それでも家庭用の蓄電池と比べてEV車の場合容量が大きいため、災害発生に伴う停電が起こった場合などでも、数日は電気を確保できるでしょう。
EV車をカーリースで利用する場合、メリットだけでなく、デメリットがある点に注意しなければなりません。ここでは具体的にどのようなデメリットがあるのか解説します。カーリースの利用を検討している人は参考にしてください。
先ほども触れているように、カーリースサービスでEV車を取り扱っているケースは決して多いわけではなく、取り扱っているサービスの中でも車種が限られています。そのため選択肢は少ないでしょう。また、ガソリン車と比べると車両価格自体が高いため、カーリースの料金も高い傾向にあります。そのため、先ほど紹介したようなメリットを踏まえたうえでそれでもカーリースでEV車を利用するのかどうかしっかりと検討することが大切です。
EV車も年々性能が向上していますが、それでもガソリン車と比較すると長距離移動にはあまり適していません。郊外や地方だと充電スポットがすぐに見つからない可能性もあるため、長距離移動をすることが多い人は注意が必要です。
ガソリン車の場合、ガソリンスタンドに行けば数分でガソリンが満タンになりますが、EV車の場合充電に一定の時間がかかります。車種によっては急速充電できるものもありますが、それでも一定以上の充電状態にするためには時間がかかってしまうため、急いでいるときなどには注意しなければなりません。この点から、帰宅後や駐車中など、隙間時間を使ってうまく充電しておくことが大切です。充電のタイミングをうまくコントロールできれば使い勝手は非常にいいといえるでしょう。
自宅で充電できるようにしたい場合、充電設備を設置しなければなりません。設備の設置に当たっては充電用のケーブルが必要です。こちらは数千円〜10,000円程度で購入できますが、設置に伴い工事が必要であるため、工事費用がかかります。カーリースの場合、初期費用を抑えられるというメリットがありますが、EV車を利用するとなると、ガソリン車では発生しない初期費用がかかるため注意してください。
ここではカーリースでEV車を利用する際に、どういったポイントを意識して選べばいいか解説します。EV車選び・リース会社選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
カーリースでEV車を利用する場合、ライフプランを考慮しましょう。カーリースの場合、契約期間が複数年にわたるケースが一般的です。そのため、途中で転職や異動に伴う引越し、結婚、出産などライフステージが変わると車が不要になったり、車種の変更が必要になったりする可能性があります。EV車の場合、周辺に充電ステーションがあるかどうかもポイントとなるため、ライフプランを踏まえて契約プランを検討してください。
先ほども説明しているように、自宅で充電する場合充電設備を設置する必要がありますが、その際自宅の駐車場に設備を設置できるかどうかを確認しておく必要があります。例えば設備を設置できるだけの広さがあるかどうかといった点です。また、設置に伴い工事費用なども発生するため、金銭的にも設置ができるかどうかを確認しておきましょう。
ここではEV車のリースに対応しているおすすめのカーリース会社を紹介します。EV車のリースを検討している方はぜひ参考にしてください。
ニコノリは、EV車をはじめとして幅広い車種を取り扱っているカーリースサービスです。車種によっては数週間での即納車ができるケースもあります。
ニコノリの取扱店では、国土交通省認定の整備工場を保有もしくは提携しているため、リース期間中にEV車に万が一のトラブルが起こったとしても、スムーズに整備してもらえます。また、整備にかかる費用はすべて月額料金に含まれているため、費用負担は発生しません。
さらに365日対応のコールセンターも用意されているため、EV車のカーリースに関する不安や疑問点を気軽に相談・質問できます。
さらに、ニコノリは全国150カ所以上のメーカー・ディーラーとの取引があり、これまでの販売実績もあって優先的に新車を提供してもらえる環境を整備しています。そのため、EV車も入手しやすいでしょう。
SOMPOで乗ーるは、「SOMPO」と「DeNA」によるカーリースサービスです。国産車をはじめとしてドイツ車やイタリア車、フランス車、イギリス車・スウェーデン車、アメリカ車、そして電気自動車と取り扱う車種は多岐に渡ります。電気自動車に関しては国産車は5車種、輸入車ではヒョンデとテスラを取り扱っています。
なお、SOMPOで乗ーるでは、中途解約オプションを用意しています。こちらは、オプション料金を支払うことで条件を満たしていれば中途解約金の支払いなしで解約ができるというオプションです。そのため急なライフステージの変化などが起こっても柔軟に対応できるでしょう。
ENEOS 新車のサブスクは、給油大手企業のENEOSが提供しているカーリースサービスです。ENEOSという大手企業が運営しているサービスということもあって安心感があります。
また、EV車に関しては、4車種を取り扱っている点が特徴です。2024年4月現在では、NISSANのリーフとSAKURA、MITSUBISHIのミニキャブ EVとeKクロス EVと国内販売台数でも上位の車種を取り扱っています。
そのほかにも、ENEOS新車のサブスクでは、自身のニーズに応じたメンテナンスパックを選べます。税金や車検、オイル・タイヤ・消耗品交換、故障修理、ロードサービスなど幅広くカバーしているフルサポートパックから、税金や車検・点検、オイル交換、ロードサービスに対応しているライトパックそして、税金、車検・点検、ロードサービスに対応しているシンプルパックから選択可能です。
ORIXカーリースオンラインは、オリックス自動車が提供しているカーリースサービスです。オリックスでは1984年にカーリースサービスを開始して以来、個人向けのカーリース市場を引っ張ってきた老舗です。国産の全メーカーの車種に対応しています。EV車に関しては、NISSANのリーフとSAKURA、MITSUBISHIのeKクロス EVに対応しています。
また、リース契約満了後は、車を返却するか、再リースするか、譲渡してもらうかを選べるため、EV車をそのままもらうことも可能です。
そのほかにも、カーリース料金の支払いはクレジットカード払いにも対応しているため、使い勝手もいいといえるでしょう。リース料金をカード払いにすることで、毎月クレジットカードのポイントを貯めることもできます。
コスモMyカーリースは、コスモ石油が提供するカーリースサービスです。こちらもコスモ石油という大手企業が運営しているサービスということで初めて利用する人でも安心して利用できるでしょう。
コスモMyカーリースのEVリースでは、利用者のニーズに応じたEV選びをサポートしてくれます。EV車の対象は、NISSANのSAKURAとMITSUBISHのeKクロス EVの2車種です。EVメンテナンスも行っているため、故障した時などでも心配ありません。
さらに、オプションが自由に選べる点も特徴です。例えば、ETCやディーラーオプション、メーカーオプションの有無や車体の色、カーナビの有無などを選ぶことができます。
コスモ石油のサービスステーションは全国各地にあるため、何かあったときに気軽に相談に行ける点も特徴です。
今回は、EV車をカーリースで利用するメリットやデメリット、EV車を選ぶ際のポイントなどについて解説しました。EV車は取り扱う車種こそ少ないもののカーリースでも利用できます。カーリースの場合、初期費用を抑えつつ、EV車のメリットを享受できるため、EV車に興味のある人はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。EV車のカーリースに対応しているサービスはニコノリなど複数あるため、自分にあったものを選んでください。