即納車情報
[掲載日:2024年2月16日][最終更新日:]
【2024年最新版】ホンダN-BOXカスタムの納期と即納車情報
日本国内でもっとも売れている車のひとつがホンダ『N-BOX』です。2011年末にデビューした初代モデルも、2017年8月にデビューした2代目モデルも人気となっていましたが、現在販売されている3代目モデルもやはり人気が高く、いざ買うとなったときに納車時期はどうなの?と気になります。
そんなN-BOXをベースにスポーティなイメージを演出しているのが『N-BOXカスタム』です。ここではそんなN-BOXカスタムの、本記事掲載時点での納期や、即納車情報をお届けしたいと思います。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
ここ最近、車を購入してもなかなか納車されないという事態が続いています。
以前ならひと月ほどで納車されていたような車でも、数ヶ月から半年以上待つというのがあたり前となっていますし、人気車種では数年待ちという事態も起きています。
その原因はどこにあるのでしょうか。
1-1.主な原因は半導体不足
車の納期が延びているのは、車の生産が滞っているからです。人気車種の場合には、予定していた生産台数よりも多くの注文が入ってしまったことで、納期が延びてしまうということはこれまでにも起こっていました。
しかし、最近の生産台数不足は人気車だけではなく、ほぼすべての車種が予定していた台数を生産できていないということから起こっています。
その原因の中で大きいのが、半導体不足です。
現代の車は、コンピュータを利用してさまざまな制御を行っています。その時に必要な半導体が足りないために、車が製造できないのです。
この半導体は、ご存知のようにパソコンやゲーム機など、さまざまな電子機器に使われています。コロナ禍によるリモートワーク需要や、巣ごもり需要の高まりにより、電子機器を求める人が増えている、というのも半導体不足のひとつの要因です。
また、半導体工場におけるコロナウイルスの蔓延、工場がある地域のロックダウンなどの影響で、工場が稼働できないというのも、半導体不足の要因となっています。
1-2.ウクライナ危機も自動車業界に打撃
半導体不足に加えて問題となっているのが、ウクライナ危機です。
車には電子機器を接続するために、無数の配線、ワイヤーハーネスが使われています。
このワイヤーハーネスの主要な工場のひとつがウクライナにあり、それが現在も続いている戦闘状態によって大きな影響を受けています。
半導体もそうですが、このワイヤーハーネスも世界中の自動車メーカーが確保しようとしているために、供給不足という状態が続いています。
ホンダのN-BOXは、大ヒットモデルです。現在販売されている3代目モデルも販売台数は多く、普通車も含めても毎月1、2位を争っています。
そんなN-BOXをベースとした『N-BOXカスタム』は、さらに人気が高いモデルとなっています。ベース車であるN-BOXとの違いはまず見た目。四角形をベースとしたでサインのヘッドライトと、そのヘッドライト間をつなぐ横長のフロントグリルはスポーティなイメージを見せています。リアもナンバープレートを中央に配置したことで、ワイド&ローイメージ。それがひとつ目の人気のポイントです。
次にインテリアは、ブラックをベースにクロームメッキを多用することで、高級感を演出。N-BOXのすっきりとした印象とはあきらかに違うイメージとなっています。さらにN-BOXは自然吸気エンジンのみとなっていますが、N-BOXカスタムにはターボエンジンを搭載したN-BOXカスタムターボもラインアップしています。そのため走りを重視する人にもN-BOXカスタムは人気です。
グレード展開はベーシックなN-BOXカスタムのほか、コーディネイトスタイルとしてモノトーンや、ルーフを塗装した2トーンを用意しています。乗る人の好みに合わせた、さまざまなスタイルをつくっていくことができるのも、N-BOXカスタムの魅力です。
現在N-BOXカスタムの納期は、約6ヶ月となっています。
ベースモデルであるN-BOXのほうは約1〜2ヶ月が納期となっていますので、N-BOXカスタムはそれより長めです。
これはN-BOXカスタムの人気の高さと、カスタムできる部分が多いということが原因となっていることが要因ではないかと思われます。
N-BOXカスタムを一日でも早く納車してもらいたいという場合、できることはいくつかあります。
それは車のサブスクを利用するというものです。ここではそれについてご説明します。
4-1.ホンダのサブスク『楽まる』を利用する
ホンダは公式サブスクリプションとして、楽まるを展開しています。
これを利用すると納期をある程度短縮することが可能です。
楽まるの契約期間は3年間と5年間、7年間から選ぶことができ、契約終了時には他のホンダ車への乗り換え/再リースして乗り続ける/返却して契約終了という3つの選択肢を選ぶことができます。
4-2.即納車を用意している車のサブスクを利用する
サブスクを展開しているサブスク会社によっては、N-BOXカスタムの即納車を用意していることがあります。
例えばニコノリでは、最短の場合契約完了から1ヶ月でN-BOXカスタムの納車が可能です。
※台数限定。※本記事掲載開始時点での情報です。
ニコノリのサブスクでは、初期費用なしで契約ができ、車検や税金、メンテナンス費用などの車の維持費が月々定額の利用料金に含まれているため、車を購入するときと比べて不意の出費がない、というのもポイントです。
他にも即納車を用意していて、月々5,500円~という利用料金で新車に乗ることができます。
ニコノリのサブスクでは『もらえるパック』という契約プランがあります。契約期間満了時に、それまで乗っていた車を利用者の所有にできるので、車を購入するように、1台の車を大切に長く乗り続けるといったことが可能です。
どこのカーリース会社の支払い総額が安いのか、N-BOXカスタムのベースグレードを例に調べてみました。
N-BOXカスタム ベースグレード
月々均等払いの場合(円:税込)
もらえる
9年(108回) |
ニコノリ |
オリックスカーリース・オンライン |
定額カルモくん |
カーコンカーリース |
支払
総額 |
2,811,564 |
2,732,400 |
3,040,200 |
3,219,480 |
月額 |
26,033 |
25,300 |
28,150 |
29,810 |
標準パック
5年(60回) |
ニコノリ |
オリックスカーリース・オンライン |
定額カルモくん |
カーコンカーリース |
支払
総額 |
1,624,620 |
2,250,600 |
2,297,400 |
2,145,000 |
月額 |
27,077 |
37,510 |
38,290 |
35,750 |
※他社料金は2024年5月調査時のものです
※ニコノリ料金は、2024/06/05時点のものです。
※各社類似プランにて比較しています
上の表を細かく見ていきましょう。
それぞれの支払いプランは、ニコノリで用意しているプランと類似している条件を元に、各社の見積もりシミュレーションにて調査をしています。
5年プランでのニコノリの設定条件は以下のとおりです。
・支払い回数:60回
・月間走行距離:500〜1000km
・契約満了時の取扱い:返却
・月額料金に含まれるもの:車両本体/各種登録費用/環境性能割/重量税/自動車税/自賠責保険/車検/新車1ヶ月点検/新車6ヶ月点検/メーカー保証/オイル交換(6カ月毎)/ウォッシャー液/バッテリー液/クーラント交換
この条件でシミュレーションをおこなったところ、支払い総額はニコノリがもっとも安くなりました。また月額利用料金で見ても、ニコノリがもっとも安くなっています。
ところが9年プランで比較をしてみた場合には、若干結果が異なってきます。
9年プランでのニコノリの条件は以下のとおりです。
・支払い回数:108回
・月間走行距離:500〜1000km
・契約満了時の取扱い:もらえる
・月額料金に含まれるもの:車両本体/各種登録費用/環境性能割/重量税/自動車税/自賠責保険/車検/新車1ヶ月点検/新車6ヶ月点検/メーカー保証/オイル交換(6カ月毎)/ウォッシャー液/バッテリー液/クーラント交換
この条件でのシミュレーションではオリックスカーリースオンラインがもっとも安くなっています。ただし、オリックスカーリースオンラインが安くなるのは『特選車』として選ばれた車を選んだ場合で、それ以外の車両を選んだ場合にはニコノリのほうが安くなる場合もあります。
ただオリックスカーリースオンラインには、車検無料クーポンやオイル交換無料クーポンがもらえるという特典があって、これは魅力的です。
一方でニコノリには、最長9年まで延長できる『新車特別保証』や、365日対応のコールセンター、全国1万1700ヶ所以上の提携整備工場があることなど、サポートが充実しているという魅力があります。
ではなぜ、ニコノリの利用料金は安いのでしょうか。その理由は3つあります。
1.ニコニコレンタカーを全国展開しているため、圧倒的な車の調達力がある
ニコノリはニコニコレンタカーを全国展開している(株)MICが運営をしていて、つねに大量の車を調達しています。そのシステムを活かしてニコノリも車を調達していることから、仕入れの部分での価格差が利用料金の差になって現れています。
2.車業界38年、累計販売2万台!価格を抑える独自のノウハウがある
(株)MICは1986年に設立し、以来ずっと車に携わってきています。ニコノリやニコニコレンタカーだけではなく、ガソリンスタンドや車検、鈑金など多くの事業を展開することで相乗効果が生まれ、安い価格で上質のサービスを提供できるノウハウを培ってきました。
3.全国150カ所以上のディーラーと提携しているので優先した値引きと納期が得られる
(株)MICは全国の国産全メーカーの新車ディーラーさんと業務提携をしていて、これまで多くの販売実績を積み重ねてきています。そのため優先的な値引きや納期を得ることができます。
以上のことをまとめると、支払い総額のみで見た場合には、5年プランではニコノリ、9年プランではオリックスカーリースオンラインが最安値となります。ただしオリックスカーリースオンラインが安いのは『特選車』を選んだ場合になりがちなので、好きな車を選びたい場合には、ニコノリのほうが安くなるケースが増えます。
さらに契約前、契約後のサポート体制の充実という部分も含めて考えた場合には、ニコノリを選ぶことをおすすめします。
それではおすすめカーリース会社を4社、ご紹介していきましょう。
6-1.ニコノリ
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
170台以上 |
リース期間 |
1~9年 |
月々のリース料
(ボーナス併用払い) |
5,500円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体・各種登録費用・環境性能割・重量税・自動車税・自賠責保険・車検・新車1ヶ月点検・新車6ヶ月点検・メーカー保証・オイル交換(6ケ月毎)・ウォッシャー液・バッテリー液・クーラント液交換 ※ウォッシャー液・バッテリー液・クーラント液交換は店舗での契約のみ |
業界トップクラスの3つの実績
①オリコオートリース2年連続販売実績No.1を獲得しました。
②即納車保有台数が204台と業界トップクラスです。※2024年3月時点
③提携整備工場が全国11,700カ所以上あります。
全国47都道府県のどこにでも納車可能
オンライン販売車両は、ご自宅・またはご指定の場所での納車が可能です。
月額5,500円~新車が乗れる
車に関わる費用(車検・税金・メンテナンスなど)がコミコミで月額5,500円〜新車に乗れます。(ボーナス加算ありの場合)
頭金は不要なので、まとまったお金がなくても利用できます。
ニコノリ独自の「新車特別保証」
通常5年で終了する新車特別保証が、ニコノリでは最長9年まで延長できます。追加費用もかからず走行距離制限もないので、もしもの時も安心して利用することができます。
カスタマーセンターが365日営業
知識をもったアドバイザーが丁寧に案内してくれます。
問い合わせは電話でもメールでもOK。
ニコノリは国産全メーカーの全車種から車を選ぶことができるため、ハイブリッド車もすべてリースすることが可能です。
人気の車種はあらかじめ発注をかけておくことで、一般的な納車時期よりも早くクルマに乗ることも可能となっています。
アフターサービスの充実ぶりも人気のポイントです。
6-2.カーコンカーリース
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
160台以上 |
リース期間 |
3・5・7・9・11年 |
月々のリース料
(ボーナス併用払い) |
8,140円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体・登録諸費用・環境性能割・重量税・自動車税・自賠責保険・車検 |
●7・9・11年契約は、満了後に車をもらうことができます。
●快適で安心なカーライフを楽しむ装備をセットした「もらえる特選車」の用意があります。
●プレゼントがもらえるキャンペーン車と最短14日で納車できる即納車もあります。
カーコンビニ倶楽部が運営するカーリース会社です。キャンペーン車や特選車などは豊富に用意されているため、好みにマッチすればお得に利用することも可能です。
6-3.オリックスカーリース・オンライン
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
125台以上 |
リース期間 |
5・7・9・11年 |
月々のリース料
(月々均等払い) |
13,090円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体・新車登録時手数料・環境性能割・重量税・自動車税・自賠責保険・基本点検整備費用(総合検査料・代行料・印紙代) |
●7・9・11年契約は、満了後に車をもらうことができます。
●契約終了の2年前から解約金なしで返却・乗り換えが可能となります。
●リース期間中に利用できる車検無料クーポンとオイル交換無料クーポンが付きます。
「特選車」として、カーリース利用料金を抑えた車を用意していることから、それが好みとマッチすればよりお得に利用できる、というのがオリックスカーリース・オンラインのポイントです。7年や9年、11年契約の場合には、契約満了時に利用していた車をそのままもらうこともできます。
6-4.定額カルモくん
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
105台以上 |
リース期間 |
1~11年 |
月々のリース料
(月々均等払い) |
12,820円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体・登録費用・環境性能割・重量税・自動車税・自賠責保険・車庫証明代行費用・仲介手数料・お客様サポート料 |
●実店舗を持たないオンライン販売なので、ネット割でお手頃な料金で新車を提供しています。
●契約年数が最長11年と長く、長く設定すればするほど月々のリース料は安くなります。
●「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」と、ニーズに応じたメンテナンスプランも充実しています。
メンテナンスプランを選ぶことができるため、利用頻度や利用料金からマッチするプランを選びやすくなっています。長期の契約期間が選べるというのもポイントです。
今回はN-BOXカスタムの納期についてご説明しました。
現在の社会情勢から、今後も新車の納車時期がコロナ渦以前のレベルにまで短縮されることは難しいと考えられます。そのため、新車を購入したいと考えたときには、早めの行動が大切になってくるでしょう。
それでも早く新車に乗りたいという場合には、契約期間満了時にそれまで乗っていた車がもらえる、ニコノリの『もらえるパック』を利用するということも考えたいところです。
ここでは自動車の納期に関してよくある質問とその回答を紹介しています。
- Q.どうして新車の納期が延びているの?
- A.コロナ禍による工場の稼働停止や都市のロックダウンによる半導体不足、ウクライナ危機によるワイヤーハーネス不足などが自動車工場の稼働停止につながり、自動車メーカーが計画していた生産台数を満たせない、ということが主な原因となっています。
- Q.N-BOXカスタムの納期は?
- A.これまでに受注されたN-BOXカスタムの納期は、約6カ月となっています。ベースモデルのN-BOXは1〜2ヶ月が納期となっていて、それと比べればかなり長めなのですが、しかし現在、工場の生産状況が改善されつつあることから、受注数が大きく変わらなければ、これ以上長く待つ、ということはないでしょう。
- Q.少しでも納期を短くするにはどうしたらいい?
- A.新車を購入するのではなく、即納車を用意している車のサブスクを利用することを検討してみましょう。契約期間満了時は車を返却するほか、乗り換えて契約を継続という選択肢もあり、またそれまで利用していた車がもらえるというプランも用意されています。