審査通過のコツ
[掲載日:2023年3月10日]
カーリースの審査に落ちてしまった!審査落ちした理由と対処法を解説
カーリースを利用する際には、契約者に毎月の利用料金を支払う能力があるかどうかを確認するための審査をおこないます
年収が低かったり、支払いの滞納をしたことがある場合には、その審査に通らないという可能性も出てきます。
しかしその場合でも、連帯保証人を立てたり、車のグレードを下げるなどといった対策をおこなうことで、審査に通る可能性が高くなります。
今回はカーリースの審査に落ちてしまう理由や、審査に落ちたときの対処法をご説明します。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
カーリースを利用するとき、契約者はその利用料金を滞りなく支払うことができるかどうか、という審査を受ける必要があります。
まずはその審査のポイントをご説明していきましょう。
1-1.年収
一般的にカーリースの審査では、支給額が年間200万円以上というのが基準とされています。
1-2.職業
正社員の方や公務員の方は収入が安定していると判断されやすく、そのぶん審査も通過しやすくなります。
自営業の方やアルバイト、パートで収入を得ている方の場合には、正社員の方と比べて収入が不安定と判断されやすく、審査という部分では不利になりがちです。
1-3.勤続年数
カーリースは一般的に長期間の契約となりますので、安定性が重要視されます。
そのため勤続年数が3年以上などと長ければ、安定性が高いと判断されやすく、審査が有利になります。
1-4.信用情報
過去に自己破産や任意整理、クレジットカードや携帯電話料金の支払い滞納などがあるかどうか、というのも審査でチェックされるポイントとなります。
カーリースの審査を受ける前に確認しておきたいポイントを整理しておきましょう。
2-1.収入と支出のバランスを確認する
カーリースは月々の利用料金が決まっているため、家計の管理がしやすいというメリットがあります。しかし、実際に車を利用する際には、ガソリン代や駐車場代といった支出も必要です。
そのような支出と、ご自身の収入とのバランスを崩さないリース料金はいくらくらいなのかを計算しておき、それに見合った車選びをするというのが大事なポイントです。
2-2.信用情報の確認をする
過去の支払い滞納などの金融事故情報は信用情報機関に記録されており、その記録があると審査に通らない可能性が増えます。
この事故情報は5〜10年ほどでリストから消えますが、はっきりと憶えていない、記録があるかどうか不安、という場合には、信用情報機関に情報開示をし、確認しておきましょう。
いざ審査を受けてみて通らなかった場合、その理由は明らかにされません。
しかしおそらくは、以下のようなポイントが問題となっているはずです。そのポイントを確認していきましょう。
3-1.年収が低い
審査にははっきりとした基準はありませんが、おおよそ年収200万円に満たない場合には、支払い能力がないと見なされて審査に通らないことがあります。
3-2.勤続年数が短い
勤続年数がおおよそ3年に満たない場合には、支払い能力の安定性という部分から、審査に通らない可能性があります。
3-3.信用情報に不安がある
過去に携帯料金、家賃、クレジットカードなどの支払い遅延をしたことがある方は、信用情報機関に金融事故情報として一定期間登録されます。
登録されていると、審査に不利になることが多くなります。
3-4.連帯保証人がいない
たとえば未成年の方や収入が安定しない方が審査を受けようとする際、連帯保証人が必要、といわれることは多々あります。これは、連帯保証人なしとなると、審査には通りにくいということです。
連帯保証人はなんらかの事情で契約者がリース料金を支払えなくなった場合、かわりに支払う義務を負います。
そのため、連帯保証人の有無は、審査通過の大きなポイントとなります。
審査を受けたが通らなかった、という場合でも、あらためて準備をして審査を受ければ通る、ということもよくあります。
ここではいったん審査に落ちてしまったときの対処法をご紹介します。
4-1.車のグレードを下げる
車両の価格が高ければ、そのぶんリース料金も高くなります。審査では年収とリース料金のバランスから、月々の利用料金を支払っていくことが可能かどうかを判断していますので、車のグレードを下げてリース料金を下げれば、そのぶん審査に通りやすくなります。
一般的にご自身の年収よりも高い車を選ぶと、審査落ちの可能性が高まりますので、オプション品の削除なども含めて、月々のリース料金を安くする、ということも考えましょう。
4-2.頭金を支払う
リース会社によっては頭金を用意できるところもあります。頭金を支払えば、そのぶん月々のリース料金は安くなりますので、審査に通りやすくなります。
これは年収の基準が満たせない、という場合などに有効な手段です。
4-3.ほかのリース会社に申し込む
リース会社の審査において、審査項目というのはどの会社でもほとんど違いはありません。しかし審査の基準やリース料金には、それぞれ違いがあります。
そのため、リース会社によっては審査通過が難しい、という人に向けた、独自の審査基準設計をしているところもあります。
ある会社で審査に落ちたからといってあきらめず、複数のリース会社を比較し、申し込みをしてみるというのもひとつの方法です。
今回はカーリースの審査に落ちてしまう理由と、落ちてしまった場合の対処法についてご説明しました。
カーリースの審査を通過するためには、月々の利用料金を滞りなく支払うことができると判断される必要があります。
しかし、実際に審査を受けて落ちたとしても、その理由は公開されないことになっています。
そのため、収入に不安があるという場合には、車のグレードを下げて利用料金を下げたり、連帯保証人を立てる、などといった対策をしてみましょう。
過去にクレジットの滞納などがある、という場合には、信用情報機関でご自身の情報を確認してみると、問題点がはっきりします。
リース会社によっては、審査に通りやすい設計をしているところもありますので、一度審査に落ちたからといってあきらめず、問題点を見直して再挑戦してみてください。
ニコノリは国産全メーカーの新車や中古車を自由に選んでいただけるカーリースです。利用料金は月々定額で、契約期間中に発生する自動車税や車検費用なども、利用料金に含まれています。
また、ニコノリでは複数の信販会社と提携していますので、審査通過のチャンスが多くあります。
さらに、ニコノリでは審査通過が難しいお客様専用のプランもあります。
車両にGPS端末を搭載する、リース料金が通常のニコノリよりも割高になるなど、通常のリースとは異なる条件を設定することで、より多くのお客様がご利用できるようになっています。
他社で審査通過できなかったけれどどうしても車が必要という方は、ぜひニコノリもご検討ください。