メーカー保証について
[掲載日:2023年2月10日][更新日:]
ハスラーのメーカー保証は何年?延長はできる?
テレビや冷蔵庫などといった家電製品などを購入すると、保証書がついてきて、購入日から何年間などの期間内の故障については保証をしてくれます。
自動車も同じように、新車を購入すると保証がついてきます。この自動車のメーカー保証には、保証対象となる部品や保証期間が異なる『一般保証』と『特別保証』の2種類があることはご存知でしょうか。
今回はスズキ・ハスラーのよくある故障事例を確認しながら、メーカー保証についてご説明します。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
意外、といってもいい話かもしれませんが、車を購入した人の多くは、取り扱い説明書や保証書の内容をしっかりと確認していない、という調査結果があります。そのため、保証の内容や期間についても、パッと思い出せない方も多いことでしょう。
そこでまずは、車の保証について見ていきましょう。
1-1.一般保証とは
一般保証というのは、一般的に使用する中で生じた車の故障について、自動車メーカーが修理を無償でしてくれる、というものです。(ただし、タイヤやワイパーのゴム、ブレーキパッドなどの消耗品は除きます)
例えばパワーウインドウが動かなくなったとか、エアコンが壊れてしまった、キーレスエントリーできなくなった、などといったトラブルがそれにあたります。
ただし、あくまで一般的な使い方をしていて故障した、ということが前提となりますので、サーキット走行をしたとか、専用コースで悪路走行を愉しんだ結果、故障をしたという場合には、保証はされません。
また、自動車メーカーによって保証期間が定められています。一般的には、新車登録日から3年間、走行距離6万kmまで、というケースがほとんどです。これは、走行距離が少なくても3年間を過ぎれば保証対象外になり、また3年以内でも走行距離が6万km を超えたら、その時点で保証対象外となります。
1-2.特別保証とは
特別保証というのは、エンジンやステアリング機構、エアバッグなどといった、車の走行や乗員の安全のための重要な部品の故障を保証してくれるものです。
この特別保証の期間は、新車登録日から5年間、走行距離10万kmまでとなっています。保証内容については、自動車メーカーによって若干の違いがありますので、機会があったら取扱説明書などを確認してみてください。
これから新車を買おうという方は、契約する前に保証内容の確認をしておくことをおすすめします。
1-3.メーカー保証は延長可能
これらメーカー保証については、オプションサービスとして追加料金を支払うことで期間を延長することも可能です。
その保証内容や延長できる期間、保証の延長に必要な料金は、自動車メーカーによって異なっています。
そのためこれも、新車を購入する際には十分に確認をしておくことをおすすめします。
スズキ・ハスラーは性別や年齢層を問わず人気となっている車です。
しかしハスラーには、事例が多く見られる、弱点ともいえる部分があります。それを見ていきましょう。
2-1.故障事例1 エアコンの不具合
ハスラーはエアコンが効かなくなった、という故障事例があります。その原因は、コンプレッサーのトラブルです。
エアコンというのは、内部のガスが気化するときの気化潜熱を利用して空気を冷やします。その気化したガスを圧縮して液体へと戻すのがコンプレッサーの役割で、そのため、コンプレッサーにトラブルがあるとエアコンが効かなくなってしまうのです。
そんなコンプレッサーのトラブルにはいろいろな原因がありますが、もっとも多いのは経年劣化によるものです。エアコンスイッチを入れるとガラガラといった異音がする、という場合は、コンプレッサー内部の部品が壊れてしまっていることが考えられますし、エアコンスイッチを入れるとベルト鳴きの音がする、という場合には、コンプレッサー内部が焼き付いてしまっている可能性があります。
これらのコンプレッサートラブルの修理は、コンプレッサーだけの交換で済むケースもありますが、多くの場合には壊れてしまった内部の部品が、ガスの流れに沿ってシステム内に散らばってしまいがちです。その場合にはコンプレッサーだけではなく、ガスを気化させるエキスパンションバルブや、ガスの温度を下げるコンデンサーなどといった部品も交換する必要があり、修理費用は10万円〜20万円ほどと高額になりがちです。
エアコンの故障は一般保証の対象となっていますので、保証期間内であれば無償で修理をおこなってもらうことが可能です。
2-2.故障事例2 CVTの不具合
ハスラーのトランスミッションは、金属製のベルトで駆動力を伝え、ベルトを前後で支える、各2枚ずつ存在するディスクの間隔を広げたり狭めたりすることでギア比を変える、CVTが採用されています。そのディスクの動きを司っているコントロールバルブの故障も、よく見られる故障事例となっています。
コントロールディスクが故障すると、多くの場合には加速や減速時にガクガクするような動きが出てしまいます。
このCVTの故障は、基本的に分解しての修理はおこなわれず、新品への交換となるため、修理に要する費用は30万円〜40万円にもなります。CVTに関しては特別保証の対象となっていますので、保証期間内であれば無償で修理をおこなってもらうことが可能です。
カーリースは、利用者が希望する車をその人に代わってリース会社が購入し、その車を利用者に貸し出す、というサービスです。そのためボディカラーや内装色、オプション品の装備なども利用者の希望に応じておこなうことができます。つまり、新車を購入するのと同じように車を選ぶことができます。
それは保証についても同じです。カーリースであっても、新車に対する保証はありますし、特別保証も同じく付随しています。さらに、延長保証も可能です。
そんな新車メーカー保証や延長保証が可能なオススメのカーリース会社を3つ、ご紹介します。
3-1.ニコノリ
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
185台以上 |
即納車掲載台数 |
150台以上 |
提携信販会社 |
4社 |
リース期間 |
1~9年から選ぶ |
月々のリース料
(ボーナス併用払い) |
5,500円~ |
料金に
含まれるもの |
車両本体/各種登録費用/メーカー保証3年間もしくは60,000km/契約期間中の環境性能割/重量税/自賠責保険料(強制保険)/自動車税/車検(継続検査)/新車1ヶ月点検/新車6ヶ月点検/エンジンオイル交換(6ヶ月毎)/ウォッシャー液無料補充/バッテリー液無料補充/クーラント液の無料補充 |
延長保証期間 |
新車登録から最大9年(特別保証のみ) |
カーリース販売実績No.1!
※ニコノリ全体での2022年度オリコオートリース販売実績です。
ニコニコレンタカーが運営している会社なので安心して利用できます。
新車のご契約から最短2週間で納車可能な「即納車」を多数ご用意しています。
ニコノリ独自の調達により、通常の納期よりも早い納期でご提供できます。
4つの信販会社と提携しているため、審査に通りやすくなっています。
例えば、A社で審査落ちをしてもB社で審査通過する可能性があるため、審査通過のチャンスが多くあります。
また、ニコノリ独自の「新しい基準で審査を受ける」カーリースもご用意しています。
オンライン販売で契約した新車を対象に、リース期間の全期間に追加料金なしで特別保証が付いています。
さらに、走行距離制限もありません。
>>ニコノリ新車特別保証を確認する
オンライン販売も行っているので来店が不要です。
全国47都道府県のどこにでも納車可能。オンライン販売車両は、ご自宅・またはご指定の場所での納車が可能です。
残価設定が0円で契約満了後に車がもらえる「もらえるパック」、車にあわせた残価設定がある人気の車におトクに乗れる「標準パック」を選べます。
リース期間中、ガソリン代が5円/L引きがあります。
※オンライン販売でご契約の場合、ガソリン割引のサービスはご利用になれません。一部の店舗ではガソリン割引がない場合があります。
カスタマーセンターが365日営業!
知識をもったアドバイザーが丁寧に案内してくれます。問い合わせは電話でもメールでもOK。
3-2.MOTAカーリース
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
155台以上 |
即納車掲載台数 |
9台 |
提携信販会社 |
1社 |
リース期間 |
7年、9年、11年から選ぶ |
月々のリース料
(ボーナス併用払い) |
6,160円~ |
料金に
含まれるもの |
車両本体価格/オプション代/環境性能割/新車登録時手数料/自動車税(期間分)/重量税(期間分)/自賠責保険料(期間分)/消費税 |
延長保証期間 |
新車登録から最大7年 |
●MOTAカーリースは、自動車に関する多様なサービスを提供するオリックス自動車が車両の調達からリースの審査を行っています。
●すべて契約満了時に車がもらえます。
●「オイル交換無料クーポン」「車検無料クーポン」のお得な特典がついてきます。
●新車の延長保証を契約された全車種に用意してあります。車種によって料金が異なります。
3-3.コスモMyカーリース
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
165台以上 |
即納車掲載台数 |
なし |
提携信販会社 |
3社 |
リース期間 |
3~9年から選ぶ |
月々のリース料
(月々均等払い) |
16,720円~ |
料金に
含まれるもの |
車両本体/各種登録費用/環境性能割/自動車税 ※要望やメンテナンスパックの種類によって、車検/車検時にかかる税金や保険/重量税/自賠責保険は含まれます |
延長保証期間 |
新車登録から最大7年 |
●コスモ石油のサービスなので、最大5円のガソリン割引きがあります。
●メンテナンスはメンテナンスなしのもの、フルメンテナンスから一部の消耗品交換を除いたもの、フルメンテナンスの3種類があります。
●9年リースは、コスモMyカーリースのある店舗でお申し込みが可能です。
●延長保証はゴールドパックに含まれています。車種によって料金が異なります。
今回は車のメーカー保証の内容や、一般保証と特別保証の違いと、スズキ・ハスラーの故障事例についてご説明しました。
車をよく使われる方は、その頻度とともに故障の可能性も高くなります。輸入車と比べると壊れにくいといわれる国産車であっても、機械である以上は故障の可能性がないわけではありません。そのため、車の使用頻度が多い方は、メーカー保証の延長をおすすめしたいと思います。
そのメーカー保証の延長は、カーリースでも可能です。ただ、カーリース会社によって保証の期間や条件などが異なりますし、カーリース会社独自の補償制度を設けているところもありますので、ご自身の車の使い方にマッチしているかどうかを確認しておきましょう。