個人事業主がカーリースを利用する際の、審査を通過するための基準やコツを解説!
個人事業主の方がカーリースを利用したいと思った時の審査項目は、年収、事業内容、勤続年数、信用情報がチェックされます。
カーリースを利用したいけど、審査に通るか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、審査通過項目の解説と審査に通りやすくなるコツをご説明します。また、個人事業主の方がカーリースを利用するメリットも合わせてご説明します。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
個人事業主の方がカーリースを利用したいと思った時の審査項目は、年収、事業内容、勤続年数、信用情報がチェックされます。
カーリースを利用したいけど、審査に通るか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、審査通過項目の解説と審査に通りやすくなるコツをご説明します。また、個人事業主の方がカーリースを利用するメリットも合わせてご説明します。
▼もくじ
会社員であれば、会社の看板が信用のひとつの基準となります。しかし個人事業主の方の場合には、あくまでもその人と、その人が行っている事業に対して、支払いを続けられるかどうかという審査を受けることになります。ではそのとき、どんなところが審査を通過するための基準となるのか、ご紹介していきましょう。
年収というのは、大きなポイントのひとつです。年度によって年収が上下しているというのは、大きな問題にはなりませんが、おおよそ平均年収200万円以上というのが、審査通過の目安となっています。
安定してカーリースの利用料金を支払い続けられるかどうか、というのも審査のポイントです。例えば、風俗営業など、一般的な印象がよくない事業や、急な倒産や廃業が起こりやすい水商売などといった娯楽産業は、審査が不利になる傾向が見られます。
カーリースは一般的に、長期間の契約となることが多いものです。そのため審査には、事業の安定性も重視されます。一般的に開業から3年以上、赤字を出すことなく事業を続けていれば、安定していると判断されやすくなります。
自己破産や任意整理などといった経験があり、その金融事故の情報が『信用情報機関』に登録されている場合には、審査では不利になることが多くなります。金融事故情報は、おおよそ5年ほどで抹消されますが、事故の内容によっても抹消までの年数が違ってきますので、注意が必要です。
では、どうすれば個人事業主でも審査に通りやすくなるのでしょうか。
そのポイントを解説しましょう。
審査の大きなポイントは、その人が「リース料金の総額」を支払えるかどうか、というところにあります。そのため、ある車種をリースしようとして審査に落ちた場合でも、低グレードの同じ車種、つまり車両販売価格が安い車を選べば、審査に通った、ということもあります。
一概にいくらくらいの車なら通りやすい、ということは言えませんが、もし審査に通らなかった場合には、それよりも安い車にしてみる、というのはひとつの方法です。
創業まもない個人事業主の方や、事業規模が小さい方の場合は、リース料金が支払えない可能性がある、ということから、審査通過が難しくなります。しかしそういう場合でも、連帯保証人をつけておくと、審査に通りやすくなります。
もちろん連帯保証人の方も審査が必要になりますし、連帯保証人本人の承諾が必要になりますのでご注意ください。
カーリースは頭金がなくても契約ができますが、頭金を支払えば、その分だけリース料の総額を下げることができます。
事業規模が小さいなど、リース料が支払えないのでは、という部分で審査の通過が難しいと考えられるときには、頭金を用意してリース料の総額を下げておくと、審査に通りやすくなります。
車は所有すると、会計上では資産のひとつとなり、減価償却をしていくことになります。しかしカーリースを利用すると、車はリース会社の持ち物であり、リース会社に利用料金を支払って車を借りている、という形になります。ここに個人事業主のかたがカーリースを利用するメリットがあります。
車の所有社はあくまでカーリース会社であるため、自家用車のように車を使いながらも、その車は資産ではありません。リース料は、全額経費で計上できますので、節税効果を得ることができます。
カーリースの利用料金には、自動車税や保険料などが含まれていますので、支払いでバタバタすることはありません。また、メンテナンス込みのプランを利用していれば、オイル交換などの一般的なメンテナンスはもちろん、法定点検や車検などもリース会社におまかせできます。特に、複数台の車を管理している場合の管理コスト低減に効果的です。
車を購入する場合には、車両代金のほかに保険料や各種税金など、さまざまな諸費用が必要となります。しかしカーリースを利用する場合には、そういった費用も全てリース料金に含まれています。頭金を用意する必要もありませんので、初期費用を用意せず、車の利用を始められます。
今回は、個人事業主の審査通過についてご説明しました。 カーリースの審査を通過するためには、毎月のリース料金を滞りなく支払いできると審査する側に判断される、ということが重要です。 特に、支払いの遅延や滞納、任意整理などといった金融事故がある場合は、審査に通りにくくなります。ご自身の信用情報が気になる方は、審査の前に信用情報機関に問い合わせ、事故情報の有無の確認をしておきましょう。 規模が小さい個人事業主の方にとって、カーリースというのはまとまった資金がなくても導入しやすく、また利用料金を経費として計上できるという、大きなメリットがあります。 ご自身の事業内容に合ったリース会社を見つけて検討してみてはいかがでしょうか。
ニコノリでは、法人様・個人事業主様向けの新車カーリースや中古車カーリース、短期カーリースをご用意しています。
新車カーリースでは、複数の信販会社と提携しているので審査通過のチャンスが多くあります。1社目で審査落ちをしても2 社目で審査通過できる可能性があるということです。審査に不安がある方もお気軽にお試しください。
また、国産全メーカーの全車種から事業にもっとも適した車をお選びいただけますし、全車半年ごとのオイル交換や、車検も含まれた利用料金設定となっています。
さらに、契約期間中は、1L あたりのガソリン価格が店頭価格の5円引きですので、営業経費削減のお役にも立ちます。※
半年ごとの点検実施はもちろん、オイル交換やブレーキパッド交換など、各種のメンテナンスもリース料金に含めることができますので、お車の管理を完全にお任せいただくことが可能です。
事業用車のカーリースをご検討の際には、ぜひニコノリもご検討ください。