カーリースという選択
[掲載日:2022年6月3日]
車があれば便利なのに、という学生の方におすすめしたい、カーリースという選択
勉学が第一なのはもちろんですが、学生時代はいろいろな経験をできるときでもあります。
そこで経験したことが、その後の人生に大きな影響を与えた、というのも、よく聞く話です。
そんな学生時代に車があれば、行動範囲を大きく広げることができるでしょう。
ひと昔前までは、実際に車を持てる学生というのは、恵まれた環境にある方だけでした。しかしいまは、カーリースという選択肢があります。
今回は学生の方が車を所有するときに起きがちな問題や、それを解決するための選択肢となり得る、中古車カーリースについてご説明します。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
学生が車に乗るなんて贅沢だ、なんていうことをいわれていた時代がありました。たしかに車を所有するには買うしかなかった時代なら、そうだったのかもしれません。
しかし、そういう時代に学生だった方も、実際に車に乗っている同窓生はいたはずです。そして、そういう同窓生は行動範囲が広く、いろいろな経験をしていたことでしょう。
そういう意味からも、現代では学生の方が車を所有するというのは、決して贅沢なことではありません。
1-1.フィールドワークで使えるのはもちろん、レジャーにも使いやすい
学生の間は車は贅沢、移動は公共交通機関を使えばいい、という方もいらっしゃいますが、都市部ならともかく、一家に一台ではなく、ひとりに一台があたり前となっている地方では、非現実的です。
それに、学生の方でもご自分の車があれば、行動範囲が確実に広くなります。現場に行って調べる、現地に行って感じることは、なにかを学ぶものとしてはあたり前のことです。
そのとき、車があれば考えを行動に移すときのハードルが低くなります。
また、学生という時間でしか楽しめないレジャーも、車があれば便利に楽しむことができます。
車を持っている、ということは、交友関係を広げることにもつながり、その後の人生を有利に進めることができることにも繋がってくるのです。
学生の方にとって、車はあると非常に便利なものです。
しかし、車を購入するときには、クリアしなければならない問題がいくつかあります。
そのポイントとなる部分を確認していきましょう。
2-1.車を購入するときにはローンの審査や諸費用が必要
車を買うためには、お金を用意しなければなりません。もちろん、車の代金全額を用意する必要はなく、頭金を用意し、残額はローンを組んで毎月支払いをする、というのが一般的です。
しかしこのカーローンを利用するためには、ディーラーと契約をしている信販会社や、カーローンを扱っている銀行の審査を受け、それをクリアしなければなりません。
学生の方の場合、この審査に落ちてしまうというケースが見受けられます。
これは審査のポイントが、勤続年数や安定した収入があるかどうか、というところにあるからです。
つまり、学生であるがために、収入がアルバイトでしか得られないという場合には、審査に通りにくくなってしまうのです。この審査を通りやすくするためには、頭金を多めに用意し、ローン金額を下げる必要がありますが、そのためにはまとまった金額を用意しておく必要があります。
また、車を買うためには、車両の代金だけではなく、車を登録するために必要な税金や経費も必要となります。一般的にはこういった諸費用も頭金として支払うことが多く、これも用意しておく必要もあります。
これらのことが、学生の方が車を買いにくい、というポイントとなっています。
2-2.カーリースなら頭金がいらない
では、学生の方が車を持つためにはどうしたらいいのでしょうか。
ここでおすすめしたいのが、カーリースの利用です。
カーリースというのは、リース会社が所有している車を、期間を定めて借り、月々定額の利用料金を支払うことで、使用者としてその契約期間中、自由に使うことができる、というサービスです。
レンタカーやカーシェアとは違って、自家用車のように車を自由に使うことができる、というのがポイントとなっています。
とはいえカーリースを契約するときにも、ローンを組むのと同じように審査を受ける必要があります。学生である場合は、保証人が必要というリース会社もあります。しかし、カーリースでは頭金を用意する必要はなく、諸費用も利用料金に含まれていますので、まとまったお金を用意する必要はありません。
さらに、車を購入した場合には、毎年支払う必要がある自動車税や、車検のときに必要となる税金やそのときの整備料金などが、別途必要となりますが、カーリースではそういった費用もすべて月々定額の利用料金に含まれているため、不意の出費がありません。車に関する費用が定額ですみ、家計の管理がしやすくなる、というのも、カーリースをおすすめするポイントのひとつです。
学生の方によりおすすめしたいのが、中古車カーリースです。
カーリースは、新車を利用することができる新車カーリースというのが一般的です。
しかし中古車カーリースは利用料金が安く、よりお得に車を使うことができます。
そのほかのメリットも含めて、中古車カーリースとはどんなものなのでしょうか。
3-1.中古車カーリースは納車が早い
中古車カーリースというのは、中古車をカーリース会社が購入し、それを利用者に提供しているものです。
新車カーリースでは、利用者が希望の車種やオプション品などを決めたあと、カーリース会社が自動車メーカーに車を注文し、完成したら利用者へと納車をしますが、中古車カーリースの場合には、すでにカーリース会社が在庫として持っている車となるため、利用契約をしたらあとは登録の手続きさえ終われば、車を使うことができます。
現在、コロナ禍による部品供給問題などから、全般的に自動車工場の稼働率が悪く、新車の納期が遅れがちとなっていますが、中古車カーリースの場合には、そういった問題とは無縁です。この、納車が早い、というのも、学生の方にとってはうれしいポイントでしょう。
3-2.中古車カーリースの注意点
中古車カーリースにも注意しておきたい点があります。まず、中古車カーリースは、全国の中古車市場から、カーリース会社の整備のプロがいい状態の車を見つけて購入した車を提供していますので、契約したい、というときに希望の車種があるかどうかはわかりません。そのため、これがいい、という車がある場合には、在庫があるかどうかを問い合わせをし、もしそのときにその車がなければ、入荷するまで多少待つ必要があります。
また、利用できるのが中古車なので、オプション品などは前のオーナーが選んだものが装備されていることになり、希望のものとは違っていることもあります。そのかわり、タイミングがよければ、前のオーナーがコダワリ抜いた中古車が見つかることもあります。
とはいえ、月々の利用料金が新車カーリースと比べて安い、というのは、大きなポイントです。
カーリース会社によっては、契約期間終了後に、その車をもらえるというプランを扱っているところもあります。
中古車カーリースは学生の方にとって、メリットが大きいサービスといえるでしょう。
数ある中からオススメの中古車カーリースをご紹介します。
※掲載されている車体台数、リース料などは本記事掲載時の内容です。
- 1位:ニコノリ中古車
- 2位:MOTAカーリース
- 3位:ORIX カーリース・オンライン
- 4位:定額カルモくん
- 5位:ホンダマンスリーオーナー
【1位:ニコノリ中古車】
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
330台以上 |
リース期間 |
1~7年から選ぶ |
月々のリース料
(ボーナス併用払い) |
5,500円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体代/登録時手数料/登録時車検整備費用(必要な場合)/重量税/自賠責保険料/自動車税/契約期間中の車検基本料/納車陸送費/車両保証代金 |
カーリース販売実績No.1!※ニコノリ全体での2022年度オリコオートリース販売実績です
ニコニコレンタカーが運営している会社なので安心して利用できます。
オンライン販売も行っているので希望に合った車が見つかりやすいです。
保証面も安心
中古車カーリースで不安な保証面をカバーするために、全車種に車両保証が付帯されています。
メンテナンスの内容も豊富に用意されています。
リース契約満了後は車がもらえます
自身のライフプランに合わせて、車を返却するか、そのまま所有するかを選べます。
全国47都道府県のどこにでも納車可能
オンライン販売車両は、ご自宅・またはご指定の場所での納車が可能です。
カスタマーセンターが365日営業
知識をもったアドバイザーが丁寧に案内してくれます。
問い合わせは電話でもメールでもOK。
【2位:MOTAカーリース】
取り扱いメーカー |
国内全メーカー/輸入車 |
掲載台数 |
2,400台以上 |
リース期間 |
3~6年から選ぶ |
月々のリース料
(ボーナス併用払い) |
8,500円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体代/自動車税/重量税/自賠責保険料/納車陸送費/オプション代/名義変更時手数料/車両保証代/消費税 |
自動車メディア「MOTA(モータ)」が運営しています。
メンテナンスプランに加入した場合、車をもらうことができます。
年式が新しい車両も豊富です。
【3位:ORIX カーリース・オンライン】
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
900台以上 |
リース期間 |
2~6年から選ぶ |
月々のリース料
(月々均等払いのみ) |
8,800円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体代/登録時手数料/登録時車検整備費用/自動車税種別割/重量税/自賠責保険料/納車陸送費/車両保証代 |
オリックス自動車が提供しているサービスです。
全商品リース満了後に車をもらうか、返却するかを選べます。
年式が新しく走行も少ない車両を取り扱うプレミアムプランもあります。
【4位:定額カルモくん】
取り扱いメーカー |
国内全メーカー |
掲載台数 |
3,000台以上 |
リース期間 |
3~10年から選ぶ |
月々のリース料
(月々均等払いのみ) |
13,400円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体代/登録時手数料/車両保証/契約期間中の自賠責保険料、各種税金/車庫証明手続代行費用/仲介手数料/整備費用/車検2年/納車陸送費/車両保証代 |
実店舗はなく、すべての手続きをネットで行います。
メンテナンスプランに加入時は、リース満期後そのままもらえるプランもあります。
【5位:ホンダマンスリーオーナー】
取り扱いメーカー |
ホンダ |
掲載台数 |
800台以上 |
リース期間 |
1か月~11か月から選ぶ |
月々のリース料
(月々均等払いのみ) |
29,800円~ |
料金に含まれるもの |
車両本体代/税金/自賠責保険料/車検/補償/メンテナンス/その他の諸費用 |
最短1か月から最長11か月の間、1か月単位で短期間の利用ができます。
ネット上のみの契約となります。
数か月の間だけ気軽に利用したいという方にオススメです。
今回は学生の方に中古車カーリースがおすすめとなる理由についてご説明しました。
車を購入するときには、頭金を用意してローン金額を下げるということが一般的ですが、カーリースでは頭金を用意する必要はありません。諸費用も利用料金に含まれていますので、初期費用としてまとまったお金が必要ないことも、カーリースが利用しやすいポイントとなっています。
さらに新車カーリースではなく中古車カーリースを利用すれば、リース料金を低く抑えることができ、また自動車税や車検の費用も利用料金に含まれているため、不意の出費がなく、家計の管理がラクになります。
カーリース会社が在庫として持っている中古車を利用できるため、納車が早いというのも、大きなメリットです。