【ダイハツ】カーリースだといくら?人気車種レビュー
軽自動車を中心に、コンパクトカーを数多くラインアップしている自動車メーカーがダイハツです。
それと同時に、ダイハツはトヨタの小型車を開発したり、そこに搭載されているエンジン開発などもおこなっています。
今回は、そんなダイハツの人気車種が持つ特長や、魅力的なポイントについてご紹介します。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
軽自動車を中心に、コンパクトカーを数多くラインアップしている自動車メーカーがダイハツです。
それと同時に、ダイハツはトヨタの小型車を開発したり、そこに搭載されているエンジン開発などもおこなっています。
今回は、そんなダイハツの人気車種が持つ特長や、魅力的なポイントについてご紹介します。
▼もくじ
ダイハツは1907年に発動機株式会社として創業してから今日まで、エンジンをつくり続けてきた、老舗メーカーです。
現在のダイハツ工業という名前になったのは、1951年のこと。大阪の発動機会社、というところからダイハツ、と名付けられています。
1967年にはトヨタと業務提携をし、1998年にはトヨタの子会社となりました。現在ではトラックを製造する日野自動車とも含めたトヨタグループとして、軽自動車を含んだコンパクトカーの開発をおこなっています。
ダイハツは1980年代から今日まで、激しい軽自動車のシェア争いをスズキと繰り広げてきています。そのため、開発するモデルはコアなユーザーの心に刺さるものが多くなっています。
ベースモデルをカスタマイズした、いわゆる『カスタム』系のモデルを最初につくったのもダイハツです。
ベースモデルのデザインは、奇をてらわないオーソドックスなものとなっている傾向があり、幅広い層に受け入れられるものとなっています。
その一方でカスタム系のモデルは比較的派手なものが多い、というのが特長です。
ベースとなる部分は同じまま、見せかたを変えることで違うユーザー層にアピールする、というところに、開発陣のセンスのよさが感じられます。
先進安全技術への取り組みは、国内自動車メーカーとしてはかなり早い段階から進めていました。
現在ダイハツの先進安全技術は『スマートアシストIII』となっていますが、これはダイハツが独自に開発したものです。
エンジンの開発技術力も高く、eS(イース)テクノロジーと呼ばれるエンジンやシャーシを融合して低燃費を実現する技術は、世界的に見ても非常に高いレベルのものとなっています。
スーパーハイトワゴンと呼ばれる車は、ホンダ・N-BOXやスズキ・スペーシア、そしてダイハツ・タントなど、数多く販売されています。
その中でひときわ印象的なスタイリングを持つのが、ムーヴキャンバスです。
ムーヴキャンバスの最大の特長は、丸みを帯びたシルエットと円形を基調としたヘッドライトやテールランプがもたらす、かわいいデザインです。
背が高いスーパーハイトワゴンは、車内空間の広さを実現するために、切り立ったようなボディデザインを採用しがちなのです。ですが、ムーヴキャンバスはあえて丸みを帯びたボディとすることで、背の高さを感じさせないおしゃれな雰囲気となっています。
室内のイメージはすっきりとした自然な雰囲気です。使い勝手のよさは抜群にいいものとなっています。
その大きな要因が、使いやすい収納スペースの数々です。たとえば後席のシート下や足もと空間も収納として利用できるようになっています。
とくにシート下空間に装備される『置きラクボックス』は、引き出すことで小物が収納できる上に、中敷を起こせば高さのあるものも収納できるようになります。
左右独立のシートスライドやフラット化など、豊富なシートアレンジも合わせて、オーナーが使いやすいようにできる、という自由さは大きな魅力です。
現在最高レベルの先進安全技術である「スマートアシストIII』が、全車に標準装備されている、というのも評価すべきポイントです。
走行性能は、軽自動車に多く採用されているターボエンジンではなく、自然吸気エンジンを搭載していることから、元気に走る、というイメージではありませんが、CVTの細やかな制御も含めて、街中を普通に走っている分には不満が出ることはないはずです。
さらにこの自然吸気エンジンは燃費がよく、4WDモデルでもターボエンジン搭載車と比較すると、好燃費となっています。
人気のスーパーハイトワゴンの代表、といえるのがタントです。
大人でも乗り降りしやすい室内高があり、両側スライドドアは狭い駐車場での乗り降りもしやすい、というのは、小さなお子様がいらっしゃるファミリーにも人気のポイントです。
タントは両側の後席ドアがスライド式となっているため、狭い駐車場でドアを開けても、隣の車にぶつける心配がありません。
これはファミリー層にとって、大きなメリットといえるところでしょう。
さらに、助手席側にはBピラーがないため、助手席のドアとスライドドアを同時に開けると、1490mmという大きな開口幅となります。そのためベビーカーの乗降などもしやすくなっています。
グレードによってはスライドドアの電動オープンも可能ですし、軽自動車としては初となる、ウェルカムオープン機能も装備することができます。助手席のイージークローザー機能も装備が可能です。
自然吸気エンジン搭載車では、WLTCモードで2WD車が21.0km/L、4WD車が20.0km/L。ターボエンジン車も2WD車が20.0km/L、4WD車が18.8km/Lと、好燃費となっています。
スーパーハイトワゴンは背が高いぶん、空気を押しのけて走らなければならないため、どうしても燃費は悪くなりがちです。
とくに機械的な抵抗が大きくなってしまいがちな4WD車の燃費のよさは、積雪を考慮しなければならない地域の人にとって、大きなポイントといえるでしょう。
室内高が高いため、お子様なら立ったままで着替えができる、というのも大きなポイントとなっています。大人が乗り降りする場合でも、腰を大きくかがめる必要がありません。
また、運転席が大きく後方へとスライドするため、リアシートに載せた荷物をとるのもラクですし、助手席を前にスライドすれば、助手席側スライドドアからの乗り降りも簡単にできます。後席から運転席のスライドをおこなうこともできるため、さまざまなシチュエーションで使い勝手がよくなっています。
5ナンバーの普通車であるトールは、軽自動車とは違う横幅の余裕が特長となっています。
その余裕のおかげで、運転席と助手席の間には歩けるスペースがあり、後席へのアクセスも簡単におこなえます。
軽自動車は定員が4名ですが、トールは普通車なので、定員は5名です。
ボディサイズが大きくなっているぶん、シートの大きさにも余裕があり、車中泊をする場合にも軽自動車とはひと味違う広さがあります。
カーゴスペースも広いため、大人だけの旅行、という場面でも使いやすくなっています。
タントでは助手席を前にスライドし、運転席を後ろにスライドすることで後席へのアクセスのしやすさを実現していましたが、トールは車室の幅に余裕があるため、最初から運転席と助手席の間にウォークスルーのスペースが設けられています。
そのため、後席へのアクセスのしやすさはバツグンです。後席のお子様への気配りや、後席に積んだ荷物を取るときなど、さまざまな状況で使いやすくなっています。
ダイハツが開発したトールは、トヨタではルーミーというモデルとして販売されています。
また、2020年9月まで販売されていたトヨタ・タンクという車も、トールと同じで、違いは外装デザインのみといっていいものとなっています。
さらにいえば、スバル・ジャスティも、トールをベースとしたモデルです。いわゆる、OEM供給車、ということになります。
搭載されているエンジンは1.0Lの自然吸気と、同じく1.0Lのターボエンジンの2種類。トールはトヨタブランドやスバルブランドでも販売されている、信頼性の高い車なのです。
今回はダイハツの人気車、ムーヴキャンバスとタント、トールをご紹介しました。
ムーヴキャンバスはスーパーハイトワゴンの中でもかわいいエクステリアデザインと、使いやすくシックなインテリアが特長となる車です。
タントは助手席側のBピラーがないため、スライドドアと助手席を開けたときの開口幅が広く、また後席へのアクセスもしやすいという特長を持っています。
トールは軽自動車ではなく普通車登録となる車ですが、その車幅の余裕を活かしたウォークスルー機能が便利。定員が5名となり、カーゴスペースも広いため、大人だけの移動にも便利な車となります。
実際に使うオーナーの立場から開発されたダイハツの車は、実際に使ってみるとそのよさがわかりやすいものといえるでしょう。
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