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14年ぶりのフルモデルチェンジ、高級クロスカントリーのトヨタ「ランドクルーザー」解説
車のプロが徹底解説
[掲載日:2021年10月22日]

14年ぶりのフルモデルチェンジ、高級クロスカントリーのトヨタ「ランドクルーザー」解説

トヨタ自動車の新型「ランドクルーザー」が、8月2日より発売されました。
今回はランドクルーザーの魅力やポイントを解説していきます!


この記事の執筆者
倉田 佑一郎

     ▼もくじ

  1. 2021年8月2日発売「ランドクルーザー」
  2. 注目ポイント
    2-1.エクステリア
    2-2.インテリア
    2-3.機能・装備
    2-4.走行性能
    2-5.安全性能
  3. ニコノリなら「ランドクルーザー」も月々定額で乗ることができます

1.2021年8月2日発売「ランドクルーザー」

2021年6月10日、トヨタ自動車は新型「ランドクルーザー」がオンラインで世界初公開、8月2日から日本国内で発売を開始しました。

ランドクルーザーは、1951年に警察予備隊(現在の陸上自衛隊)への納入目的とした試作車ジープBJ型が始まりですが「ランドクルーザー」が車名となったのは1954年6月からであり、「ランドクルーザー」の名で生産が継続されている日本製自動車としてはもっとも長い歴史を持っています。

前型の200系が発売されたのが2007年9月からで今回は約14年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

年間5,000台の販売計画に対し7月1日~の2週間での事前予約は20,000台を超える台数となっており、200系も納期は他車と比べ長く約半年でしたが300系は既に納期が2年以上とされており、一部では4年待ちという話も出ています。

海外でも人気があることから転売を防ぐため1年間の保有をするという誓約書を契約者に求める異例の対応策をしているのも注目されています。

■ランドクルーザー
グレード 変速
エンジン 駆動
方式
WLTC
モード
燃費
(km/L)
価格
(消費税込)
GX
3.5L
ガソリン
10速
AT
V型6気筒 IC ツインターボ 4WD 8.0 5,100,000円
AX
3.5L
ガソリン
5,500,000円
VX
3.5L
ガソリン
7.9 6,300,000円
ZX
3.5L
ガソリン
7,300,000円
GR SPORT
3.5L
ガソリン
7,700,000円
ZX 3.3L
ディーゼル
V型6気筒 IC ツインターボ(ディーゼル) 9.7 7,600,000円
GR SPORT
3.3L
ディーゼル
8,000,000円

2.注目ポイント

2-1.エクステリア

フロントグリルはより迫力のあるデザインになり、ヘッドランプは厚みがあり質感のあるデザインとなっています。サイズはほぼ前型と同じですが300系の方が全高+45mmとなっています。

ランドクルーザー

<出典>
https://toyota.jp/landcruiser/grade/?padid=from_landcruiser_feature_navi-menu_grade
  300系 200系
全長 4,950mm 4,950mm ±0mm
全幅 1,980mm 1,980mm ±0mm
全高 1,925mm 1,880mm +45mm
ホイールベース 2,850mm 2,850mm ±0mm

2-2.インテリア

インテリアは高級クロスカントリー車らしく至るところに木目調デザインが施されており高級感があります。インストルメントパネル上部は水平基調で、過酷な路面変化の中でも車両姿勢を把握しやすい形状となっています。

ランドクルーザー インテリア

<出典>
https://toyota.jp/landcruiser/feature/?padid=from_landcruiser_grade_navi-menu_feature

2-3.機能・装備

指紋認証スタートスイッチはトヨタで初採用、盗難防止機能の最先端、12.3インチのナビは標準装備になります。
※ZX、GR SPORT、VX、AXは標準装備、GXはオプション

機能・装備 <出典>
https://toyota.jp/landcruiser/feature/?padid=from_landcruiser_grade_navi-menu_feature

ムーンルーフ(ZX、GR SPORTに標準装備)とクールボックス(GX標準装備)はリセール時に高値となるオプションです。

機能・装備 <出典>
https://toyota.jp/landcruiser/feature/?padid=from_landcruiser_grade_navi-menu_feature

ハンズフリーパワーバックドアは、スマートキーを携帯していれば両手が塞がっていても、楽に開閉できます。
※ZXに標準装備、VXは標準装備

機能・装備 <出典>
https://toyota.jp/landcruiser/feature/?padid=from_landcruiser_grade_navi-menu_feature

2-4.走行性能

ランクルと言えば伝統のラダーフレームが有名ですが今回、刷新されてます。最新の溶接技術の活用等により、高剛性(従来型比+20%)かつ軽量なフレームで約200kg軽量化され、加えて衝突安全性能、静粛性、並びに走りの質を向上しています。

更に新開発のサスペンションはオンロードの操縦安定性とオフロードの走破性を高次元で両立、ショックアブソーバーの配置を最適化し、乗り心地と操縦安定性を向上しています。

走行性能

<出典>
https://toyota.jp/landcruiser/feature/?padid=from_landcruiser_grade_navi-menu_feature

2-5.安全性能

最新の先進機能予防安全パッケージ「Toyota SafetySense」を採用しています。歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼)を検知し、衝突回避または被害軽減に寄与するプリクラッシュセーフティ、交差点での対向直進車や右左折時に前方から来る横断歩行者の検知機能、ドライバーによる回避操舵をきっかけに操舵と車線逸脱抑制をサポートする緊急時操舵支援機能を追加されています。

安全性能

<出典>
https://toyota.jp/landcruiser/feature/?padid=from_landcruiser_grade_navi-menu_feature

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倉田 佑一郎
[この記事の執筆者・監修者]

自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。
加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。
独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。
プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。
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