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オリコオートリース2022年・2023年2年連続販売実績No.1

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短期カーリースの相場は3万円!リース料金以外に必要な費用もご紹介
短期カーリースとは
[掲載日:2021年6月9日]

短期カーリースの相場は3万円!リース料金以外に必要な費用もご紹介

車のサブスク、といってもいい『短期カーリース』ですが、これはいったいどういうものなのでしょうか。
レンタカーとの違いや長期カーリースとの違い、リース料金以外に掛かる費用などもご紹介しながら、短期カーリースとは一体どういうものなのか、利用するときの相場がどのくらいのものなのか、ご説明していきましょう。


この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎

     ▼もくじ

  1. 短期カーリースとは『最短1ヶ月から利用できる車のサブスク』
  2. 短期カーリースの相場とレンタカーとの違い
    2-1.貸出料金(月額リース費用)の相場
    2-2.レンタカー費用との比較
  3. リース料金以外に掛かる6つの費用
    3-1.車両準備費用【必要】
    3-2.任意保険【必要】
    3-3.車両敷金【車種によっては必要】
    3-4.店舗外納車費用【場合によっては必要】
    3-5.車庫証明取得代行費用【場合によっては必要】
    3-6.オプション費用【場合によっては必要】
  4. 長期リースやレンタカーのほうが良いケース
    4-1.1年以上乗る予定がある
    4-2.すぐに車が必要
    4-3.走行距離が多い
  5. まとめ

1.短期カーリースとは『最短1ヶ月から利用できる車のサブスク』

短期カーリースというのは、通常は1〜3年以上の契約となるカーリースを、最短で1ヶ月から契約できるサービスのことです。
利用できる車は中古車がメインとなりますが、月単位の契約が可能となりますし、購入したり、レンタカーを同じ期間借りたりするよりも、圧倒的に安く車を利用することができます。
また、購入するのとは違ってまとまった出費がないため利用しやすく、『わ』ナンバーでもないため、社用車としても利用しやすくなっています。
長期出張先での利用や、新車を購入したが、納車されるまでの車が必要、といった用途での需要もあるのが、この短期カーリースの特徴です。


2.短期カーリースの相場とレンタカーとの違い

短期カーリースの貸出料金の相場は、どの程度なのでしょうか。レンタカーと比較しながら確認していきましょう。

2-1.貸出料金(月額リース費用)の相場

短期カーリースの費用の相場は、おおよそ月々3万円といったところになりますが、これは車の排気量やグレードによっても上下します。この貸出料金の中には、車の利用料金のほかに、契約期間中に発生する自動車税や重量税、自賠責保険料といった法定費用や、運用サポート費用(貸出期間中の情報管理等)、車両償却費用なども含まれています。
この利用料金は、契約期間を定めて、そのぶんを一括払いする方法のほか、契約期間を定めず、毎月の利用料金をクレジットカードで月払いする方法も選べるため、利用しやすくなっています。

2-2.レンタカー費用との比較

レンタカーは、1日単位でクルマを借りることができるサービスです。そのため、ごく短期間、車を利用したいという場合には使いやすいサービスとなっていますが、1ヶ月単位で車を使いたい場合には、短期カーリースよりも利用料金が高くなってしまいます。

契約月 短期カーリース
(ニコリース)
ニコニコ
レンタカー
1ヶ月 52,000円/月 77,000円/月
2ヶ月 78,000円/月 154,000円/月
3ヶ月 104,000円/月 231,000円/月

上の表は軽自動車を短期カーリースで借りる場合と、レンタカーで借りる場合に必要となる料金を比較したものです。
1ヶ月の利用でも短期カーリースは5万2,000円、レンタカーは7万7,000円と差がありますが、3ヶ月の利用になると、短期カーリースは10万4,000円、レンタカーでは23万1,000円と、倍以上利用料金が違ってきます。そのため、1ヶ月未満であればレンタカーを利用するのもありですが、それ以上の期間、車を使いたい、という場合には、短期カーリースを選んだほうがお得になります。


3.リース料金以外に掛かる6つの費用

短期カーリースを利用するときにご注意いただきたいのは、月々の貸出料金以外にも必要となる費用がある、ということです。一般的なカーリースと短期カーリースが違うのが、この部分となります。

3-1.車両準備費用【必要】

リース車両の車検取得や整備に掛かる費用で、契約をするときに初期費用として支払う必要があります。相場は貸出料金1ヶ月分程度ですが、契約店から遠い陸運支局での車両登録が必要な場合には、遠方加算料金が2万円程度必要となることもあります。

3-2.任意保険【必要】

カーリースを利用する際には、リース料金に含まれている自賠責保険だけではなく、任意保険への加入が強く推奨されています。そこで掛かる費用は、保証範囲によって異なりますが、万が一に備えて加入しましょう。

3-3.車両敷金【車種によっては必要】

クレジットカードによる月払いでは必要ありませんが、契約期間を定めて、貸出料金を一括全納する場合には、車両敷金が必要となることがあります。この車両敷金は、契約期間終了時、車に問題がなければそのまま返却されます。

3-4.店舗外納車費用【場合によっては必要】

カーリースは基本的に、契約した店舗で納車されますが、それ以外の場所での納車を希望する場合には、その距離に応じた納車費用が必要となります。相場としては、距離1kmあたり660円程度となります。

3-5.車庫証明取得代行費用【場合によっては必要】

カーリース契約で必要となる車庫証明は、契約者ご自身で取得する場合には、警察署で支払う印紙代のみ負担となります。これを契約店舗に依頼する場合には、取得代行費用が必要となります。相場は1万6,500円程度です。

3-6.オプション費用【場合によっては必要】

短期カーリースは中古車がメインとなるため、車に利用者が必要としている装備がない場合があります。たとえば、新たにETCを取り付けたい、という場合には、そのぶんがオプション費用として必要となります。


4.長期リースやレンタカーのほうが良いケース

数ヶ月という単位で車を使いたい場合、車両準備費用を支払ってもレンタカーより短期カーリースのほうが、総支払額は少なくて済みます。では、短期カーリースよりもレンタカーや、長期の一般的なカーリースのほうがお得、ということはあるのでしょうか。

4-1.1年以上乗る予定がある

車を1年以上使いたい、というなら、短期カーリースではなく長期カーリースのほうがいいでしょう。コスト面で有利、というだけではなく、カーリース会社が在庫をしている中古車から選ぶ短期カーリースとは違い、長期カーリースなら、新車を選ぶこともできます。

4-2.すぐに車が必要

明日や明後日から車が必要だ、ということになると、短期カーリースでは車の準備が間に合いません。カーリースは車庫証明取得や、任意保険の加入も必要となるため、最短でも5日程度の時間が必要となります。この場合には、レンタカーを利用するほうがいいでしょう。
また、明日や明後日から車が必要だが、その期間は数ヶ月だ、という場合には、短期カーリースの契約手続きをし、その納車までの間、レンタカーを利用する、という方法もあります。

4-3.走行距離が多い

カーリースは一般的に、1ヶ月あたりの走行距離制限が設けられています。おおよそ1ヶ月で500km〜1,500kmというのがその距離となりますが、それを超えると追加料金が発生します。レンタカーでは、利用期間は決められていますが、走行距離の制限はありません。そのため長距離を走る必要がある、という場合には、レンタカーを利用したほうがお得になることもあります。


5.まとめ

今回は短期カーリースの料金相場や、レンタカーとの料金の違い、短期カーリースを利用したほうがいい条件などについてご説明しました。
短期カーリースは1ヶ月を越えて車を使いたい場合に、レンタカーよりも貸出料金がお得となる、車のサブスクともいえるサービスです。
ナンバープレートもレンタカーの『わ』や『れ』とは違い、普通のものとなります。
ただ、短期カーリースは納車までにある程度の時間が必要となるほか、初期費用も必要となりますし、走行距離制限もあるため、1ヶ月以内の利用や、長距離を走る必要が有る場合には、レンタカーのほうがお得となる場合もあります。
ご自身がどのように車を使いたいのか、そのときにお得なのはどれなのか、これを参考にしてください。


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自動車専門ライター
高田 林太郎
[この記事の執筆者]

自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立し、自動車業界歴は33年。国産・輸入車の試乗記やカスタマイズパーツのインプレッション、自動車周辺企業への取材などをメインにおこないつつ、パーツ開発に対するアドバイスやブランディングコンサルタントなど、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。
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倉田 佑一郎
[この記事の監修者]

自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。
加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。
独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。
プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。


カーリースに関すること、ニコノリへのご質問などなど、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。