短期カーリースの契約
[掲載日:2021年4月7日]
転勤には短期カーリースが最適!その理由や注意点とは
車を買うのではなく契約の期間中に借りる、というカーリースは、月々定額の利用料金の中に税金や車検整備費用などが含まれることから、スマートな予算計画が立てやすいシステムです。
それと同時に、転勤など、一定期間のみ住居が別となる、という場合にも、カーリースは使いやすいものとなっています。
それは、カーリースには長期契約のほか、短期契約プランも用意されているからです。 今回はそのカーリースの短期契約について解説していきます。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
東京に住んでいる人には想像が付きにくいかもしれませんが、地方都市での生活には車は必須です。
通勤もそうですし、買い物でも、車がなければどこにも行くことができない、というところは、日本全国たくさんあります。
そういった地方都市へ転勤するときには、車を用意しなければなりません。
そこでおすすめなのが、短期カーリースです。
カーリースには1年以上の契約となる長期カーリースと、1カ月単位で契約できる短期カーリースがあります。
この短期カーリースの特徴は転勤と相性が良く、赴任期間と契約期間がうまく合えば、現地で車を購入したり、レンタカーを借りたりするときよりも、費用を抑えることが可能となります。
どういった点から、短期カーリースが転勤に向いているのか、確認していきましょう。
ポイントとなるのは契約期間と必要となる費用総額の安さです。
2-1.1ヶ月から契約できる
短期カーリースは、最短で1カ月から契約をすることができます。
そのため、1週間や2週間の赴任、ということであれば、レンタカーを利用するほうが手軽です。
レンタカーは最短で1日のみという使い方もできますし、借りるときの手続きも簡単です。
しかしそれがひと月単位となった場合には、必要となる費用総額が、短期カーリースと比べて高額となってしまいます。
そのため、数ヶ月単位で車を自由に使いたい、という場合には、短期カーリースがおすすめとなります。
|
一ヶ月 |
半年 |
レンタカー |
60,000円 |
360,000円 |
短期リース
(ニコリース) |
52,000円※ |
182,000円※ |
1カ月の利用でも8,000円の差があるが、半年となると倍近くの利用料金がかかる。転勤はなにか
とお金が必要となりがち。節約できるところは節約したい。
※月額26,000円と車両準備費用1ヶ月分の金額
2-2.急な出費が抑えられる
カーリースは頭金を支払う必要がなく、定期点検などで必要となる費用も利用料金にすべて含まれているため、車を購入したりするのと比べ、不意の出費を抑えることができます。
2-3.『わ』ナンバーじゃない
カーリースの車は、レンタカーやカーシェアの車とは違い、『わ』や『れ』ナンバープレートではなく、一般のナンバープレートとなります。
のため、登録地名もその地元のものとなり、無用のトラブルを防ぐことができるでしょう。
2-4.エリアに合った車種が選べる
道路の状況や駐車場の広さはもちろん、積雪の具合や山坂道といった、さまざまなその土地なりの条件にマッチした車を選びやすい、というのも短期カーリースのメリットのひとつといえます。
2-5.安心できる車に乗れる
短期カーリースは中古車をベースとしたものが多いのですが、プロの目で選んだ中古車を、プロが整備してリース用として提供している車なので、中古車を利用者自身が選んで購入するよりも、確実です。
さらに、リース会社によっては定期点検やメンテナンスなどもパッケージ化されているほか、任意保険もセットされていて、万が一の事故対応もしてくれます。
レンタカーに比べて転勤の時使いやすい短期カーリースですが、契約前に以下のようなことを知っておくと、さらにお得に使うことができます。
3-1.1年以上なら長期契約のほうがお得
短期カーリースは、1年以上利用する場合には割高となってしまう料金プランが採用されていることが多くなります。
そのため、1年以上利用するのであれば、長期カーリースを検討したほうがいいでしょう。
3-2.中古車になることが多い
短期カーリースとして用意されている車は、中古車が主流です。点検や整備はきちんと行われていますが、どうせ乗るなら新車が、という人は、長期カーリースを選ぶようにしましょう。
3-3.走行距離制限がある
短期カーリースには、走行距離制限があることが多くなります。
およそ、利用月数×1500km、というのが目安となりますが、仮に契約期間終了時にこの距離数を超えてしまっていると、1kmあたり5円程度の追加精算金が発生します。
その点、長期カーリースでは走行距離無制限というオプションプランを用意しているところもあります。単身赴任で毎週お家に帰る、というような使いかたをする場合には、こちらのほうがマッチしているかもしれません
3-4.納車まで1週間から1カ月ほどかかる
カーリースを利用する際には、審査が必要となります。これはリース料金の支払い能力があるかどうかを確認するためのもので、早くても数日、場合によっては1週間〜10日程度が必要となります。
その審査後に実際の登録手続きなどが行われるため、納車は1週間〜1カ月程度の時間が必要です。
短期カーリースの場合には、この審査の必要がない場合もありますが、カーリースを利用する際には、余裕を持って申し込みをしましょう。
上述のように、カーリースは申し込みをして実際に納車されるまで、時間が掛かってしまいます。
そのため、急遽の転勤などでは、実際の赴任期間よりも短期カーリースの契約期間が長くなってしまう、ということもありがちです。
そんなときの注意点をいくつか挙げておきましょう。
まず、契約期間中の解約には、違約金が発生する、ということです。そのため、すでに帰れることになったけど、リース車はあと10日間契約が残っている、などという場合には、そのままリース車を使い続けたほうがお得になります。
ただし、そういった事情を勘案して、条件付きで解約を認めてくれるカーリース会社もありますので、契約をする前に、リース会社に確認してみましょう。
また、赴任先から別の赴任先へと異動になった場合には、カーリース会社にかならず連絡をしましょう。連絡を入れることで、借り主の情報を更新し、車検証の住所変更を行うことで、新たな赴任先でも、契約期間中であればその車を使い続けることができるようになります。
今回は転勤と短期カーリースの相性の良さについてご説明しました。
長期間の転勤であれば、いま使っている車をそのまま持っていけばいいのですが、単身赴任や数ヶ月単位の赴任では、新たに車を買うのはもったいなく、レンタカーでは割高となってしまいます。
そこでおすすめなのが、短期カーリースです。
1ヶ月以上1年未満の赴任でお得になるこの短期カーリース、中途解約ができないことや走行距離の制限があるという注意点さえ踏まえておけば、もっともお得に赴任先で自由に車を使うことができる手段となります。
ぜひ今回の情報をもとに、有意義なカーリース選びをしていただければ、と思います。
『ニコリース』は低料金にて車に乗ることができる、短期カーリースです。軽自動車などであれば、1カ月26,000円で車に乗ることができます。ベースとなっているのは中古車ですが、そのコンディションはプロが整備しているため、ご心配はいりません。また、ベースとなる車の状態に応じてグレード付けをし、それぞれのグレードに応じた料金設定をしているのも特徴です。
短期カーリースをご検討の際には、ニコリースもぜひご検討ください。