カーリースの仕組みを徹底解説!損せずお得に利用するための基礎知識
カーリースを利用しようと思ったとき、気になるのは本当にお得なのか、ということですよね。
それを判断するためには、カーリースとはどんな仕組みのものなのかを知っておくことが重要です。
今回はお得にカーリースを利用するために、カーリースの仕組みを徹底解説していきます。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
カーリースを利用しようと思ったとき、気になるのは本当にお得なのか、ということですよね。
それを判断するためには、カーリースとはどんな仕組みのものなのかを知っておくことが重要です。
今回はお得にカーリースを利用するために、カーリースの仕組みを徹底解説していきます。
▼もくじ
カーリースは、リース会社が所有している車を、利用者が借りて、月々定額の利用料金を支払う、というものです。
車自体はリース会社の持ち物なので、税金などを利用者が支払う必要はありませんが、車を維持するのは利用者自身となります。
それを踏まえた上で、次に挙げる3つの視点を理解しておくと、損せずお得に利用できます。
・料金について
・契約について
・メンテナンスについて
では、それぞれ詳しく解説していきましょう。
カーリースは月々定額の利用料金を支払うことで車を利用できます。
その料金について見ていきましょう。
カーリースの料金は、契約期間終了時に予想される車の価値、いわゆる残価とサービスから決められます。
200万円で販売されている新車を例に説明すると、仮に5年契約をするとして、その車の残価が70万円と予想される場合には、200万円−70万円の130万円をベースに、5年間で必要となる税金や車検などの費用を加えた金額を、5×12ヶ月の60回で割ったものが、利用料金となります。
基本的には、車両の価格と登録費用、自賠責保険や重量税、自動車税といった各種の税金となります。
さらにリース会社によっては、点検整備費用などを加えている場合もあり、たとえばニコノリでは、車検や新車1ヶ月点検、新車6ヶ月点検、6カ月ごとのエンジンオイル交換などはベースの料金に含まれているほか、法定点検やおもな整備/部品交換費用も含んだ、メンテナンスパックも用意されています。
駐車場代やガソリン代、任意保険の料金は、カーリースの利用料金には含まれていません。
また傷ついてしまった場合の修繕費用も利用料金には含まれていませんので、荒い使い方をしていると、予期せぬ出費が増えてしまうことになります。
カーリースは車をリース会社が『所有』し、利用者は車を『使用者』として使う、という仕組みとなっています。それを念頭に、詳しく仕組みを見ていきましょう。
自家用車の場合は、購入した方が所有者ですので、その車をどのように使うのも、その方の自由となります。
しかしカーリースの場合には、車自体はあくまでリース会社のものとなり、利用者は『使用者』という立場となります。
そのため利用者は、車をカスタマイズしたり、譲渡したり、売却したりする、ということができません。
一方で利用者は、車に掛かる税金の支払いなど、面倒な手続きを行う必要はありません。
リース料金を支払うことで、面倒な手続きなしで車に乗ることができる、というのが、利用者にとってのメリットとなります。
もちろん、ナンバープレートは、レンタカーなどとは違って、自家用車と同じものとなりますし、車検証はローンを組んで車を購入したのと同じように、所有者が法人、使用者が利用者自身となりますので、カーリースとはわからなくなります。
注意していただきたいのは、契約期間中は車を乗り換えることができない、という点です。
これはカーリースが、契約期間を定めて、その間はその車を利用し続ける、ということで成り立つサービスだからです。
どうしても解約をしたい、という場合には、残りの契約期間に基づく費用と違約金を支払うことで、解約をすることになります。
そのため契約期間中の家族構成やライフスタイルの変化を予想し、それに見合った車を借りるようにする、ということが大事なポイントとなります。
支払い総額を抑えるためには、契約時に予想していた残価を下回らないよう、きちんとメンテナンスしておくことが大事です。
カーリースでは、契約期間終了時に車を返却することで、契約が終了します。
このとき、契約時に定めた残価を下回る状態で車を返却すると、追加支払いが必要となってしまう場合があります。
そうした事態を避けるためには、普段のメンテナンスが大事となります。
車のメンテナンス費用は、一般的なプランでは月々の利用料金には含まれていません。
そのためメンテナンス費用は利用者が負担する必要があります。
ただし、メンテナンス費用も利用料金として支払うことで、定期的に点検や整備、部品交換を行ってくれるプランもありますので、予期せぬ出費を避けたい場合には、こういったプランに加入しておくのがおすすめです。
カーリースを契約する際には、利用料金にどんなメンテナンスメニューが含まれているのか、しっかりと確認をしておきましょう。
万が一の事故やアクシデントに備えて加入しておきたい任意保険ですが、通常の任意保険では、事故などがあった場合には等級が下がってしまい、保険料が増額されてしまいます。
これは当て逃げなどで車両保険を使ったときも同じです。
しかしカーリース専用の任意保険では、当て逃げなどによる車両保険の使用では、等級ダウンがない、というメリットがあります。
これを利用すれば、保険料が増額してしまう事態を避けることができますので、カーリースを利用する際には、カーリース専用任意保険への加入がおすすめとなります。
今回はカーリースの仕組みについてまとめました。
カーリースはその仕組みを理解しておくことで、よりお得に車に乗ることができます。
利用者は使用者であるために、カスタマイズなどはできませんし、返却するときのことを考えると、きちんとメンテナンスを行っておいたほうが、追加料金支払いを避けることができます。
そのためには、カーリース専用任意保険への加入や、メンテナンスパックの利用がおすすめです。
この点に注意をしておけば、自家用車のように毎年5月の自動車税の支払いや、車検費用の積み立てなどの必要がなく、月々決まった利用料金を支払うことで、車に乗ることができます。
ぜひ上手にカーリースを利用して、お得に車に乗ってください。
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