カーリースの頭金は不要。しかし頭金を入れることもできる
カーリースを利用するとき、月々支払う利用料金は安いほうがいいですよね。
もともと新車価格が安い車を契約するのなら利用料金も安くなりますが、その他に利用料金を安くする方法はあるのでしょうか。
今回はその方法のひとつである、頭金を入れてカーリース契約することについて、ご説明します。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
カーリースを利用するとき、月々支払う利用料金は安いほうがいいですよね。
もともと新車価格が安い車を契約するのなら利用料金も安くなりますが、その他に利用料金を安くする方法はあるのでしょうか。
今回はその方法のひとつである、頭金を入れてカーリース契約することについて、ご説明します。
▼もくじ
ローンを組んで新車を購入しようというとき、基本的には頭金を支払う必要があります。
ローンで支払う金額は、新車価格から頭金を引いた、残りの金額となるわけです。
また頭金とは別に諸費用と呼ばれる、税金をはじめとしたさまざまな費用を支払う必要があります。
頭金は、新車価格の10%〜30%程度が一般的です。諸費用はおおよそですが、10〜20万円程度。たとえば300万円の車をローンを組んで買う場合、頭金として30万円、諸費用として20万円の、計50万円ほどを用意しておく必要があります。
一方、カーリースでは、頭金や諸費用を用意する必要はありません。
カーリースは契約期間終了後の車の価値を、新車価格から差し引き、残った金額を契約期間に、月割りで支払っていきます。
諸費用に関しても、月々の利用料金に含んでいるというのが一般的ですので、契約時にまとまった金額を支払う必要はありません。
これはカーリースの大きなメリットのひとつ、といえます。
そんなカーリースですが、あえて頭金を用意して契約をする、という利用の仕方もあります。
そのメリットは、頭金を支払うことで、月々の利用料金を低く抑えることができる、という点です。
たとえば、新車価格が300万円の車をカーリース契約する場合で考えてみましょう。
仮に5年間のリース契約で、契約終了後の車の価値、残価が100万円と設定されていた場合、5年間で支払うのは新車価格から残価を引いた、200万円と諸費用分となります。
しかしここで、頭金を50万円用意し、契約時に支払っておくと、5年間で支払うべき金額は、150万円と諸費用分となります。月々の利用料金は、その分安くなるわけです。
これは、月々定額で利用料金を支払うのではなく、ボーナス払いを併用することでも、同じ効果が得られます。
年に2回のボーナスがあるかたであれば、その月の支払額を増やしておけば、その他の月の支払額を抑えることが可能です。
頭金を支払うと、そのぶん利用料金に反映される、支払うべき車の代金が安くなります。
その結果、月々の利用料金が安くなることから、審査に通りやすくなる、という可能性があります。
とくに、収入面で審査が不安、という場合には、頭金を支払うメリットは大きい、といえるでしょう。
ローンを組んで新車を購入する場合、頭金と諸費用をまず用意し、その後車両価格を毎月支払っていくことになりますが、車はそれだけでは維持できません。
駐車場の料金や任意保険、燃料代はもちろん、法定点検や車検の費用、メンテナンス費用なども別途支払う必要があります。
カーリースでは、駐車場の料金や任意保険、燃料代は利用者が支払う必要がありますが、法定点検や車検の費用、メンテナンス費用などはすべて、月々支払う料金に含まれています。
これはカーリースの車は、所有者がリース会社となっているからです。
そのため、不意の出費というのは、カーリースの方がはるかに少なくなります。
さらにいえば、カーリース専用の任意保険をプランに組み込むことも可能ですし、燃料の割引サービスを受けられるリースプランも用意されている場合がありますので、維持費がマイカーよりも大幅に低くなることもあります。
ニコノリは、月々お支払いいただく利用料金の中に、法定整備やメンテナンス、車検費用も含まれています。
さらにカーリース専用任意保険のご用意もありますので、不意の出費を心配することなく、安心して車をお使いいただけます。
国産全メーカーの新車からお好きな車をお選びいただけるほか、オプション品の装備も可能です。
ご予算や用途に合わせた、ぴったりな車やプランを提案させていただけますので、カーリースをご検討の際には、ぜひニコノリもご検討ください。
月々5,500円~の中古車リース