カーリースの契約期間を徹底解説!相場やルール、中途解約など
カーリースの利用を考えているとき、契約期間をどうやって決めればいいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そのとき、契約期間の相場やメリットとデメリット、契約途中での解約についての知識があれば、ご自身にとって適切な契約期間が決めやすくなるはずです。
そこで今回は、カーリースを利用するときの契約期間の相場や、期間の長さによる違い、解約についてご説明します。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
カーリースの利用を考えているとき、契約期間をどうやって決めればいいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そのとき、契約期間の相場やメリットとデメリット、契約途中での解約についての知識があれば、ご自身にとって適切な契約期間が決めやすくなるはずです。
そこで今回は、カーリースを利用するときの契約期間の相場や、期間の長さによる違い、解約についてご説明します。
カーリースを提供している会社によって、細かな違いはありますが、大手といわれるカーリース会社が提供している基本的な契約期間は、3〜7年が主なものとなっています。
これは、新車を登録してから7年以上経ってしまうと、そのときの評価額が低くなってしまいやすい、という理由があるからです。
カーリースは契約期間終了時の車の価値を残価として設定し、その金額を新車価格から差し引いた額をベースに、利用料金を算定しています。そのため、残価が低くなればなるほど、利用料金は高くなります。
このことから、一般的なカーリースでは、最大7年という契約期間となっているのです。
残価設定という面から、一般的なカーリースでは7年契約までが多い、というご説明はしましたが、それ以上の長期カーリースというものも存在しています。
カーリースの世界では7年以上の契約を長期と呼んでいますが、その期間は最大でも9年間としているリース会社がほとんどです。
このような長期契約の場合には、契約期間終了後にリース車が利用者自身の車になる、というものもありますので、比較的少ない月々の利用料金を支払いながら、契約期間が終われば自分のものになる、という楽しみがあります。
ただ、3〜7年ごとに車を乗り換える、というカーリースのメリットの一つを味わうことは難しくなります。
一般的なカーリースでは、契約期間は最短でも1年間となりますが、一部のリース会社では、1ヶ月や数ヶ月といった、短期間でのカーリースプランを用意しているところもあります。
これは短期出張先での車の利用や、海外から一時帰国をした際の車の利用、車を購入する際に以前乗っていた車を手放し、次の車が納車されるまでのつなぎとしての利用、といったケースを想定して用意しているものです。
カーリースは原則として、契約期間の途中で解約ができません。
もしリース車が全損事故に見舞われてしまったり、仕事の都合で海外に行かなければならなくなったなど、車の継続利用が困難となってしまった場合には中途解約できるケースもありますが、その際には解約金が発生する可能性もあるため、契約期間の設定は十分な考慮が必要です。
一般的にカーリース契約は、契約期間が短期間の場合は月額の利用料金は高くなり、長期間では安くなる傾向があります。
そのため、月々の負担額を減らしたい、という理由から、長めの契約期間を選びたくなるところですが、支払い総額という面から見ると、契約期間は短いほうが、金額は低くなります。
さらにいえば、残価設定の有無や利用料金に含まれているサービスの内容や補償範囲によっても、カーリースの利用料金は変わってきます。
そのため単純に月々の利用料金のみで契約期間を決めるのではなく、支払う必要がある総額も考慮して、契約期間を選ぶようにしてください。
ニコノリでは5年間の契約期間となるプランのほか、最長9年間のカーリースプランもご用意しています。
お客様のご要望に合わせて、1年以上の期間からお選びいただけます。
※プランによりますので、詳しくはスタッフにお問合せください。
9年間のプラン『もらえるパック』は、契約期間終了後にお車がご利用者様のものとなるものです。もちろん契約中の点検整備費用や車検費用は、月々定額でお支払いいただく利用料金に含まれています。
また、このプランでは残価の設定を行っていませんので、残価設定を行うときとは違い、走行距離の制限がないため、自由にお車を使っていただくことが可能です。
ほかにもご利用者様のご希望にあわせて、プランをカスタマイズすることもできますので、カーリースをご検討なら、ぜひニコノリもご検討ください。