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【ダイハツ ミラトコットの評判・評価は?】クルマのプロが燃費やスペックを徹底解説
車のプロが徹底解説
[掲載日:2019年11月27日][最終更新日:2020年11月9日]

【ダイハツ ミラトコットの評判・評価は?】クルマのプロが燃費やスペックを徹底解説
女性向けだけでなく誰もが使いやすい軽自動車のベーシックカー

発売当時、女性開発陣が作ったということに注目が集まったミラトコットですが、この車は軽自動車であるということを置いて見た場合にも、普段使いしやすいクルマとなっています。
ここではミラトコットについて、評価をすべきポイントと、ここが本当に惜しいという部分を詳しくご紹介していきます。


この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎

 ▼もくじ

・ミラトコットが評判となっているポイントとは

・ミラトコットのスペックについて

・ミラトコットのインテリアについて

・ミラトコットはこんな人にオススメ

・【PR】ニコノリならミラトコットも月々定額で乗ることができます


ミラトコットが評判となっているポイント

シティユースをメインとして開発されたクルマ。そこをしっかり見据えた作り込みが見事

ミラトコットはシンプルなボディデザインを持つ、ハッチゲートを備えた軽ワゴンです。
開発コンセプトは
★To Character(自分らしさの表現)
★To Comfortableness(安心安全、運転しやすさ)
★To Convenience(使いやすさ)
となっていて、車名のTOCOTはここから作られたものとなっています。

そのスタイリングはあくまでシンプル。ヘッドライトやテールランプはCをモチーフとした丸形となっていますが、ボディのシルエットは箱形の、飽きのこないものです。インテリアのデザインも、シンプルで好感の持てるものとなっています。

ヘッドライトテールランプ

ダイハツはこのトコットを、発売当初は女性向きの車、というプロモーションで売り出していました。 しかし実際に乗ってみると、この車は老若男女を問わずに使いやすいものとなっています。

使いやすさの大きなポイント3つ

ミラトコットの使いやすさのポイントは大きく3つあります。
まずひとつ目は、視界の良さです。
たとえばフロントウインドウ左右にあるAピラーですが、これが縦に近い角度となっているために、斜め前方の視界を遮りにくくなっています。
左後方の視界も、リアサイドウインドウの大きさが確保されているために、非常に見やすくなっていて、ストレスを感じることはありません。

ふたつ目はシートの出来の良さです。
シートの出来の良さ
軽自動車に限ったことではないのですが、車のシートはドライバーの疲労度を左右する重要なパーツであるにも関わらず、軽量化やコストダウンの標的となりがちなために、いまひとつの出来となっている場合が多くなっています。
しかしこのトコットのシートは、調整機構などはごく普通なのですが、意外や意外、疲れにくく乗降性もいいものとなっています。

さらに優れているのが、乗り心地です。
というよりも、車の動きを左右するサスペンションの動きが良く、運転中に頭を揺すられないフラットな乗り心地をこのトコットは持っています。
メカ的な話をすると、一般的な車の場合、コーナーでボディの傾きを押さえるために、サスペンションにスタビライザーという捻りバネを装備することが多いのですが、トコットではそれを廃してリバウンドスプリングというバネが装備されています。

おそらくはコストカットという部分から装備されたこのリバウンドスプリングなのですが、これが思いのほかいい仕事をしてくれていて、サスペンションはよくある軽自動車的なスカスカフワフワな動きなのにも関わらず、ボディは安定しています。
その乗り味は軽自動車というクラスを超えたものといってもいいでしょう。

気になった部分

ただ、ちょっと残念だったのは、ステアリング操作をしたときの手応えです。
交差点などでの動きについてはまったく問題はないのですが、真っ直ぐ走っているときの、センター付近の手応えが薄いために、必要以上に大きくステアリングを切りがちな面があり、若干の慣れが必要かもしれません。

また走行中に感じられる、タイヤノイズの大きさも気になりました。
とくに路面がざらざらに荒れている道路を走行したときのノイズは大きめに聞こえてきます。
これは装着されているタイヤが減ってきて交換する際に、静かなタイヤを選ぶことで解消できるのかもしれません。
ただ、これも慣れてしまえば気にならなくなるはずです。そうすればフラットな乗り心地やシートの出来の良さという面からトコットは、買い物や通勤などだけではなく、ロングドライブにも使いやすい車といえます。そこが高く評価を受けている部分です。

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ミラトコットのスペックについて

トコットの基本的なスペックとグレードとは

G“SAIII” 2WD 132万円
4WD 145万2000円
X“SAIII” 2WD 124万3000円
4WD 137万5000円
L“SAIII” 2WD 116万500円
4WD 129万2500円
L 2WD 109万4500円
4WD 122万6500円

トコットのグレードは、Lというベーシックグレードを基本に、LにスマートアシストIIIを装備したL“SAIII”と、上位グレードとなるX“SAIII”、トップグレードとなるG“SAIII”が用意されています。駆動方式はそれぞれのグレードに2WDと4WDが用意されていて、ミッションは全車CVTが搭載されています。

これらグレードの違いは装備面のみで、基本的なボディ構造やエンジンはまったく同じです。
燃費性能についてもグレードによる違いはなく、2WDが29.8km/L、4WDは27.0km/Lとなっています。
搭載されているエンジンは自然吸気3気筒ですが、ミライースよりもパワフルな52psを発生するKF−VE4型となっています。
ミライースに搭載されているのは49psのKF-VE6型なのですが、これはアトキンソンサイクルを採用した、いわば燃費スペシャルエンジンです。
トコットはあえてKE-VF4型エンジンを搭載し、CVTのセッティングも発進加速重視とすることで、燃費的にはミライースほどではないものの、実際に走る際、ストレスを感じずに運転できるようになっています。

ボディカラーのバリエーションは10通り

ボディカラーのバリエーションは以下の通りです。
●セラミックグリーンメタリック
●ジューシーピンクメタリック
●サニーデイブルーメタリック
●パールホワイトⅢ
●ブラックマイカメタリック
●プラムブラウンクリスタルマイカ
●レモンスカッシュクリスタルメタリック
●ファイアークォーツレッドメタリック
●ライトローズマイカメタリック
●ブライトシルバーメタリック

フィルムトップ これに加えてルーフのカラーチェンジができる、デザインフィルムトップというオプションも用意されています。
さらにスイートスタイル(パールホワイトで彩られた可愛らしいデザインパッケージ)とエレガントスタイル(華やかな大人にふさわしい、エレガントなデザインパッケージ)、クールスタイル(都会、街乗りにぴったりの黒をアクセントにしたデザインパッケージ)というパッケージオプションも用意されています。


ミラトコットのインテリアについて

シンプルながら質感の高いインテリア

トコットのインテリアはすっきりとしたシンプルさが特徴となっています。
軽自動車にありがちな誇張されたデザインではなく、必要なもののみをシンプルに装備しているところが、多くの人に支持されるものといっていいでしょう。

パネル

まずメーターですが、見やすい円形の速度計の脇に、マルチインフォメーションディスプレイが装備されています。
このディスプレイにはアイドリングストップ時間や平均燃費など、さまざまな情報表示が可能です。
シート表皮は落ち着いた雰囲気のコンビネーションカラーファブリックとなっていて、G“SAIII”のみ縫い目にパイピングを配し、シートヒーターを内蔵したシートが装備されています。運転席の高さ調整が可能なシートリフターは、G“SAIII”とX“SAIII”に装備されます。

そのほか、ドリンクホルダーや助手席前のショッピングフックなどは全車標準装備ですし、12ボルトのアクセサリーソケットも標準装備されています。G“SAIII”とX“SAIII”には2.1アンペアのUSB電源ソケットも装備されています。

インテリアで惜しいと感じたのは、リアシートを折り畳んで荷室を広げるとき、シートバックが分割可倒式ではなく、一体可倒式となっている部分です。
つまり、荷室を広げるとふたり乗りとなってしまうということになります。また、運転席のスライド量が小さめなため、大柄な人が運転する場合には若干窮屈な姿勢となるかもしれません。これはぜひ、実車で確認していただければと思います。

とはいえトコットは、荷物さえ少なければ大人4人が乗った場合でも、リアシートの足もとが広く、小さいながらも無理のない姿勢で長距離移動が可能です。 大きさの制限が厳しい軽自動車という枠の中で考えれば、よくぞここまで、といっていい作り込みをした車といっていいでしょう。


ミラトコットはこんな人にオススメ

老若男女を問わず、マルチに使いたい人にオススメ

トコットのいいところは、基本性能がしっかりしていて、内外装ともにすっきりとした、嫌味のないデザインを持っているところにあります。
派手なのが好きとか、チョイ悪テイストが好きという人は、このシンプルさは物足りないかもしれません。
しかし基本性能のレベルの高さは、ストレスの小ささ、長く使っていても飽きないという部分にも繋がってきます。

そのため、通勤やお買い物に使う車を探している人はもちろんですが、ドライブが好き、という人にもオススメしたいですし、さらにいうなら、車は動けばそれでいい、と思っている、車に興味のない人にとっても、この特別な感じがないところが、かえって魅力となるはずです。
そういう意味でこのトコットは、性別や年齢を問わず、幅広い層に受け入れられやすい車といえるものとなっています。



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今回は ミラトコットについてご説明してきました。
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自動車専門ライター
高田 林太郎
[この記事の執筆者]

自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立し、自動車業界歴は33年。国産・輸入車の試乗記やカスタマイズパーツのインプレッション、自動車周辺企業への取材などをメインにおこないつつ、パーツ開発に対するアドバイスやブランディングコンサルタントなど、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。
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倉田 佑一郎
[この記事の監修者]

自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。
加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。
独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。
プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。


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