車のプロが徹底解説
[掲載日:2019年8月19日][最終更新日:2020年11月9日]
【スズキ・クロスビーの評判・評価は?】車のプロが特徴やスペックを徹底解説!
いろんな好感ポイントがあるコンパクトSUV
クロスビーはコンパクトなボディサイズを持ったSUVです。
同じスズキが作った軽自動車には、ハスラーというモデルがあり、デザインが似ていることからこのクロスビーのことを「デカハスラー」と呼ぶ人もいるようです。
この車が高評価を集めているポイントについて、今回はご紹介していきます。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
エンジンはアンダー1L。しかしその走りは鋭い
クロスビーに搭載されているエンジンは、996ccのK10C型というものです。1L以下ということは、毎年払う必要がある自動車税が安くなります。これは大きなポイントです。
その出力は、パワーが99ps、トルクは150Nmというもの。ここでおや? と思った方はかなりの車好きでしょう。そう、このエンジンにはターボチャージャーが装備されているのです。トルクの150Nmというのは、自然吸気エンジンでいうと1.5Lクラスと同等のものとなります。
その上、 クロスビーにはマイルドハイブリッド機構も採用されています。
モーター機能を持った発電機とリチウムイオン電池を組み合わせたこの機構は、発進時や登り坂など、エンジンの負担が大きくなる部分をモーターでアシストすることで、ストレスの無い走りができるようになります。
もちろん燃費面での貢献もあり、 クロスビーの燃費はJC08モードで、2WDで22.0km/L、4WDでも20.6km/Lとなっています。
車内空間のゆとりと4WDモデルにも注目
またボディはコンパクトですが、車内空間はかなりゆとりのある広さを実現しています。
ボディサイズは全長3760mm、全幅1670mm、全高1705mmと大きくはないのですが、ホイールベースは2435mmと、このクラスとしては長めです。
また走りの面では、とくに4WDモデルに注目が集まります。
4WDモデルにはスイッチ操作で切り替え可能な走行モードが用意されています。
モーターのアシスト量を増やし、6速ATのシフトチェンジも高い回転数で行うスポーツと、行道などに適したスノー、滑りやすいぬかるみなどで効果が大きいグリップコントロール、急坂を下るときに車速を制限してブレーキ操作を補助してくれるヒルディセントという4つのモードは、本格オフロード4WD車にも引けを取らないものとなっています。
エクステリアデザインはたしかにデカハスラー的なかわいい雰囲気ですが、その実力は高いのです。
排気量こそ小さくてもかなりの高性能
まずはこちらの表をご覧ください。
HYBRID MX
|
2WD・6AT |
1,798,500円 |
4WD・6AT |
1,943,700円 |
HYBRID MX
(2トーンルーフ車/
3トーンコーディネイト仕様車) |
2WD・6AT |
1,842,500円 |
4WD・6AT |
1,987,700円 |
HYBRID MZ |
2WD・6AT |
2,040,500円 |
4WD・6AT |
2,185,700円 |
HYBRID MZ
(2トーンルーフ車/
3トーンコーディネイト仕様車) |
2WD・6AT |
2,084,500円 |
4WD・6AT |
2,229,700円 |
クロスビーにはハイブリッドMXとハイブリッドMZというふたつのグレードが存在しています。
このグレードの違いは、装備の違いとなります。ハイブリッドMXではメーカーオプションとなるLEDヘッドランプやフォグランプなどが、ハイブリッドMZでは標準装備となっています。
ハイブリッドMXはスズキセーフティサポートパッケージの未装着車も購入可能です。
ただ、モノが安全装備だけに、スズキセーフティサポートパッケージは装備しておくことをオススメします。
両グレードにエンジンやミッションなど、走行性能面での違いはありません。車重も2WDモデルが960kg、4WDモデルは1000kgとなっています
ボディカラーとコーディネイトしたインテリアカラーがポイント
内部空間の広さはトールワゴンに近いレベルとなっているクロスビーは、ハイブリッドMZにアウトドアでも気兼ねなく使いやすい撥水加工シートが採用されています。
そのシートも含めたインテリアは、エクステリアカラーとコーディネイトされているのがポイントとなり、この点がハイブリッドMXとの大きな違いです。
ハイブリッドMXのインテリアは、ステアリングがウレタンなのですが、ハイブリッドMZは本革巻きとなります。
シートもハイブリッドMXはファブリックなのに対して、ハイブリッドMZは撥水加工ファブリックです。またリアシート用のパーソナルテーブルも装備されます。
ただし基本的な機能、たとえばフルフラットシートや助手席前倒し機能などについては、標準装備です。
そのため「ベーシックな機能さえしっかりしていればいい」というのであれば、ハイブリッドMXはかなりお買い得なグレードとなっているといえます。
最新の安全装備が採用されている
クロスビーの安全装備、スズキセーフティサポートパッケージは、国が定める基準でいうと「サポカーSワイド」に該当する、最新のものとなっています。
その主要装備は、SRSサイドエアバッグとカーテンエアバッグ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報、ふらつき警報、デュアルセンサーブレーキサポート、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシスト、後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能、リアパーキングセンサー、オートライト、ライト自動消灯システムなどです。
また両グレードに装備できるオプションとして、全方位モニター用カメラパッケージも用意されています。
コンパクトカーだからという言い訳をしない、充実した装備といっていいでしょう。
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