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最近、巷で話題の「カーリース」。これまで、現金やローンで車を購入されていた方々もカーリースは気になる存在になってきているはず。
今さら聞けないカーリースにまつわる疑問にズバリお答えします!

個人向けカーリースの基礎知識
[掲載日:2017年10月11日] [最終更新日:2021年5月27日]

後悔しない車の選び方。専門家が教える車選びのポイントとは?

物心がつく前から車が大好きで、車の雑誌が愛読書のようなものだった私。車好きが高じて今の仕事に就いてしまいました。国産の全てのメーカーの車を取り扱う「ニコノリ」というカーリースのサービスをお客様に提供している中で、様々なお客様の車選びにお応えしてきた経験から、後悔しない大人の車選びについてをご紹介したいと思います。 この記事の執筆者
ニコノリ開発責任者
安田 倫

 ▼もくじ

・車選びで後悔する良くあるパターン

・生活スタイルやシーンに合わせて選ぶ

・車のメーカーごとの特徴を知る

・燃費の良い車を選ぶメリット

・[PR]ニコノリ車両ご紹介


車選びで後悔する良くあるパターン

車は一生のなかで住宅の次に高い買い物とも言われています。それなのに
「維持費が思ったよりも高かった」
「自分の生活スタイルに合わない車だった」 
「中古車を買ったら燃費がすごく悪かった」
など、車を買ってから後悔してしまったという話は、誰もが一度は聞いたことのある話でもあります。

絶対に後悔したくない!という思いは、当然のこと。でも、カーディーラーへ相談に行き、そのメーカーの車を勧められるがままに買ってしまうというパターンも実はとても多いのです。

もっといろいろなメーカーを、自由に比較したい! 車の選び方はよく分からないけど、絶対に失敗したくない!後悔したくない!
車選びはライフスタイル選び。人生を楽しむためのひとつの要素と言っても過言ではありません。 ぜひ、満足のいく車選びをしてください。


生活スタイルやシーンに合わせて選ぶ

車の選び方でおすすめなのは、まずはご自身の生活スタイルや利用するシーンに合わせて、車の「タイプ」を選ぶことです。 代表的なタイプとその特徴をご紹介します。

●軽自動車

税金などの維持費が安く、小型で小回りが利くため、運転の苦手な方や女性でも取り回しがしやすいなど、軽自動車はとても人気があります。

最近は様々な進化を遂げ、普通車顔負けの安全装備がついたり、ゴルフバックが縦に積めるような大きなスペースがある車種も登場し人気を博しています。
ただし、軽自動車の定員は4人までですので、5人以上乗る場合があるという方には、普通車が必要になります。

>>国産軽自動車の全車種一覧はこちら



●コンパクト・ハッチバック

ハッチバックとは、車の後部ドアが「跳ね上げ式」になっている車です。つまりトランクがなく、人と荷物のスペースが同じ空間にあります。

車体がコンパクトになりますので、軽自動車と同じく取り回しのしやすさで人気のタイプです。普通車ですので軽自動車よりパワーや広さがありますが、当然維持費や税金が高くなります。
コンパクトな車がいいけど、たまに5人乗ることがある、という方におすすめです。

>>国産コンパクト・ハッチバックの全車種一覧はこちら




●ミニバン

ミニバンとは、3列のシートを備えた定員が7~8人のワゴンタイプの車です。

普通車の中では、間違いなく1番人気のタイプです。
その理由は、とにかく室内が広くたくさんの人や荷物を載せられること。ご家族でのドライブ、レジャー、スポーツで大活躍!
車体は大きめですが、ドライバーの目線も高いため見通しがよく、運転の苦手な方でも意外と取り回しのしやすいタイプです。

>>国産ミニバンの全車種一覧はこちら




●SUV

SUVとは、Sport Utility Vehicle(スポーツ用多目的車両)の略です。
その名の通り、アウトドア系のスポーツで大活躍!

4WDなら、雪道もなんのその。
パワーのある車も多いので、オフロードや悪路でも安心できます。

近年では街乗りでも気軽に乗れるような走行性能や燃費のよい車も多く、若い世代を中心に人気のタイプです。

>>国産SUVの全車種一覧はこちら




●ステーションワゴン

ステーションワゴンとは、後部座席とトランクルームが一体になっている車です。

ミニバンとの違いは、車高が低いことや荷物スペースに余裕のあることがあげられます。
車高が低いので、重心が低く安定性が増します。ただ広いだけの車ではなく、スポーティな走りを楽しみたい方におすすめです。

>>国産ステーションワゴンの全車種一覧はこちら




●セダン

セダンとは、後部座席とトランクルームが別になっている車です。

古くからの伝統的なタイプといえるでしょう。オールマイティに活用でき、乗り心地が良いのが特徴です。
近年はミニバンなどの人気に押されてしまっていますが、まだまだ高級車にはこのタイプが多く、スポーツカー顔負けの走りを楽しめるモデルも少なくありません。
安全性能も高いことも、忘れてはならないメリットです。

>>国産セダンの全車種一覧はこちら




●クーペ・オープン

クーペとは本来「2人乗りの車」のことですが、現代では主に「スポーティな車」という意味で使われています。

19世紀、ガソリンで動く自動車が初めて発明された時、荷物の運搬には使われなかったそうです。
なんと当時の人々は、まっさきに自動車で競争をした、とされています。
このエピソードからも分かる通り、やはり車のもつ楽しさの本質は、走ることそのものにある、ということでしょう。
残念ながら近年はすっかり影を潜めているスポーツカーですが、「本当は乗りたいんだけど、家族がいてどうしても…」という方も多いのではないでしょうか。
国産の4ドアクーペでしたら、セダンやステーションワゴンに負けない居住性や乗り心地も確保されています。

スポーツカーの持つ走りの楽しさや、自分が包み込まれるような車との一体感をぜひ味わって欲しいと思います。

>>国産クーペ・オープンの全車種一覧はこちら


車のメーカーごとの特徴を知る

欲しい車のタイプが決まったら、その中から車種を選びます。
そこでおすすめなのが、自分の好きな自動車メーカーから選ぶ、という方法です。
それぞれのメーカーの歴史や特徴をかんたんにご紹介しますので、ぜひお気に入りのメーカーを見つけてみてください。

●トヨタ

誰もが知っている、日本を代表する自動車メーカーです。
国内では圧倒的な販売シェアを誇り、最も日本人のニーズに真摯に応えているメーカーと言えるでしょう。

かといって決して保守的ではなく、ハイブリッド車など新しい技術に先頭をきって挑戦を続け、自ら新しい市場を切り開いてきた革新的なメーカーでもあります。



>>トヨタの全車種一覧はこちら



●日産

「技術の日産」というキャッチコピーを浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ハイブリッドカーの開発ではトヨタの先行を許してしまいましたが、電気自動車や自動運転技術などでは国産メーカーのトップを走っていると言えるでしょう。
小型車から大型車、セダンまで幅広いラインナップを持つことも特徴です。

また、世界に目を向けると日産はルノーと提携し、2017年上半期の自動車販売台数で世界一となっています。これからの日産の動向に目が離せません。



>>日産の全車種一覧はこちら



●ホンダ

ホンダといえばやはりレースです。自動車レースの最高峰である「F1」へのエンジン供給メーカーであり、1988年~1992年に4度の総合優勝を獲得するなど、世界的にもエンジンに定評のあるメーカーです。
しかし近年では、今に続くミニバンブームの火付け役となった「オデッセイ」や、軽自動車No.1の売上の「N-BOX」など、ファミリー向けの車でも大きな存在感を示しています。

>>ホンダの全車種一覧はこちら



●三菱

質実剛健な作りで整備士など車のプロフェッショナルからの評価が高いことも多いメーカー。


世界一過酷なことで有名なダカールラリーで鍛えられたボディーや足回りの強さは、市販車へもフィードバックされ、魅力的な走りを実現しています。

日産との提携による相乗効果がどのように発揮されるのか、今後が期待されます。



>>三菱の全車種一覧はこちら



●マツダ

ドイツ車のような躍動感のあるデザインが大きな特徴のマツダ。
しかしデザインだけではなく、過去には世界唯一の「ロータリーエンジン」(スポーツカー向けの特殊なエンジン)を製造していたり、近年では環境性能に優れたクリーンディーゼルなど、独自の高い技術力を持つメーカーです。

今後もさらなる技術革新を起こしてくれるのは間違いないでしょう。



>>マツダの全車種一覧はこちら



●スバル

スバルは販売シェアこそ大きくはありませんが、車好きの方に高く評価されることがとても多いように思います。

長く世界ラリー選手権で活躍してきた経緯から、速くて頑丈な車というイメージが定着していますし、ポルシェも採用している運動性能の高い「水平対向エンジン」を搭載しているのは国産メーカーではスバルだけです。
近年では、アイサイトなどの安全装備でも高い評価を受けています。



>>スバルの全車種一覧はこちら



●スズキ

ハスラーやワゴンRなどの軽自動車に定評のあるメーカーです。
「エネチャージ」と呼ばれるモーターでエンジンをアシストする技術を開発し、軽自動車の燃費が大きく向上しました。

近年では小型普通車の開発にも力を注いでおり、今後が楽しみなメーカーです。
ちなみに、二輪車(バイク)メーカーとしては市販最速バイクのひとつ「隼」が世界的に有名です。そのため二輪車でのスズキは超ハイパワーで個性的というイメージが定着しており、四輪車とは真逆のイメージとなっています。



>>スズキの全車種一覧はこちら



●ダイハツ

スズキと同じく、軽自動車の評価がとても高いメーカーです。
大人4人が広々と乗れるタントや、それを超える収納力をもつウェイクなど、軽自動車の限られたスペースを最大限活用している車が多いのが特徴です。

実はダイハツは1907年創業、国内で最も長い歴史を持つメーカーです。
根強いファンが多く、今後も質の高い軽自動車や小型車がダイハツから登場してくるでしょう。

>>ダイハツの全車種一覧はこちら


燃費の良い車を選ぶメリット

最近では、「燃費の良い車」という基準でお車を選ばれる方が多くなってきました。

燃費とは「ガソリン1Lで何km走行できるのか?」を表しています。
もちろん、燃費の数字が大きければ大きいほど、少ないガソリンでたくさん走れるということになりますので、お財布に優しい車ということになります。



近年は、燃費向上技術が飛躍的に発展しています。
少し前のお車にお乗りの方だと、燃費は「10km/L前後」という方も多いと思いますが、今の車は「30km/L」はあたりまえ、なんと「40km/L」を超えるような車も登場してきています。

では、「燃費10km/L」の車から「燃費30km/L」のクルマに乗り換えたとしたら、あるいは、「燃費10km/L」の中古車に乗り換えるのと「燃費30km/L」の新車に乗換えるのとを比べた場合、どのくらいガソリン代の出費が違ってくるのでしょうか?

以下の条件で比較してみました。

・走行距離は、年間10,000km(月に800~900km)
・ガソリン代は、1リットル130円
  燃費10km/Lの車 燃費30km/Lの車
1ヶ月のガソリン代 10,833円 3,611円
約7千円おトク!
1年間のガソリン代 130,000円 43,333円
約8万円おトク!
8年間のガソリン代 1,040,000円 346,667円
約70万円おトク!



いかがでしょう、想像以上の差に驚かれたのではないでしょうか。

1ヶ月あたり、1万円以上も支払っていたガソリン代が、なんと3,611円、7千円以上も安くなっています。年間で8万円もの節約になります。

さらに、新車の平均乗り換え期間と言われる8年間で考えると、なんと70万円以上もの差が生まれることになります。

これだけの差があると考えると、車を選ぶ上で「燃費」は欠かせない要素と言えますね。

従来は、「燃費の良い車=小さくて軽い車」でした。
しかし近年のハイブリッド技術などにより、ミニバンなど大きな車でもかなり燃費の良い車が登場してきています。

>>JC08モード「30km/L以上」の国産車一覧はこちら

>>JC08モード「20~30km/L未満」の国産車一覧はこちら

>>JC08モード「10~20km/L未満」の国産車一覧はこちら

>>JC08モード「10km/L未満」の国産車一覧はこちら



燃費には、幾つかの規格があり、現在国産メーカーで使われているのが「JC08モード」という規格です。「JC08モード」での燃費表示は、ある定められた条件のもとでの数字になりますので、実際の使用での燃費はもう少し悪いものと考えたほうがよいでしょう。
2018年からは「WLTPモード」と呼ばれる、より実際の燃費に近い数字を出せる規格への移行が決まっています。
今後もより、燃費への意識が高まって行くことは間違いないでしょう。


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倉田 佑一郎
[この記事の監修者]

自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。
加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。
独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。
プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。

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