N-BOXの維持費はどのくらい?
項目別に費用の目安を紹介
N-BOXの年間維持費は約20万円が目安となります。N-BOXを所有する場合、車検費用や自動車税、ガソリン代、任意保険、メンテナンス費用など、さまざまな費用が発生します。この記事では費用項目別に、N-BOXの維持費の目安を紹介します。また、維持費の管理が面倒といった方におすすめのサービスも取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

柴田 和也
N-BOXの年間維持費は約20万円が目安となります。N-BOXを所有する場合、車検費用や自動車税、ガソリン代、任意保険、メンテナンス費用など、さまざまな費用が発生します。この記事では費用項目別に、N-BOXの維持費の目安を紹介します。また、維持費の管理が面倒といった方におすすめのサービスも取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
▼もくじ
N-BOXは、ホンダが2011年に発売し、現在も高い人気を集めているトールワゴン型の軽自動車です。軽自動車でありながら、車内は広々としており、大人が乗ってもゆったりとくつろげるほどです。ボディは、背高で、スライド式のリアドアを設置しています。
ここでは、N-BOXの維持費を項目別に解説します。N-BOXは軽自動車ですが、それでも、所有にあたっては、さまざまな費用が発生します。ここでは以下の費用項目の目安について解説しています。
車検は、新車購入時は3年後に、それ以降は2年1回行うことが定められている点検のことです。車検費用は大きく分けて法定費用と車検基本料金から構成されています。ここではそれぞれの概要について解説します。
法定費用とは、国によって決められている費用のことで、車検時に支払う必要があります。法定費用は、自賠責保険料、自動車重量税、印紙代の3つから構成されています。
自賠責保険料とは、自動車の所有者に対して加入が義務付けられている保険のことです。N-BOXは、軽自動車であるため、自賠責保険料は24ヶ月で19,730円かかります。
また、自動車重量税は、その名の通り自動車の重さに応じて課される税金のことです。N-BOXの場合年間3,300円がかかります。ただし、購入から3年後に行う車検以降は2年に1回行うため、自動車重量税は、2年分の6,600円を納付する必要があります。また、N-BOXの一部のグレードではエコカー減税が適用されることから、5,000円となるケースもあります。
印紙代は、証紙代金のことです。検査費用や車検証の発行手数料などを支払う際に発生する発行手数料などを支払う際に支払います。この印紙代は整備工場の種類によって異なり、軽自動車であれば、認定工場なら2,200円、指定工場なら1,800円です。
車検基本料とは、車検を実際に行うディーラーや車検業者に支払う費用であり、業者によって異なるものです。そのため、N-BOXの維持費を少しでも抑えたいのであれば、この車検基本料を検討してください。
車検基本料は平均して3〜4万円程度かかりますが、業者によってはそれよりも安い費用で行うケースもあります。ただし、費用が安い場合は、何が費用項目に含まれていて、何が含まれていないのかを確認してください。場合によっては、特定の検査をするためには別途費用がかかるといったケースもあり得るためです。
自動車税は、自動車の車検証上の所有者に対して課される税金のことです。N-BOXの場合、軽自動車であるため、1万800円の自動車税が課されます。なお、N-BOXには2WDと4WDがありますが、種別に関係なく自動車税は同じです。
N-BOXをはじめとして、車を運転する上ではガソリンが欠かせないため、ガソリン代も考慮する必要があります。ここでは、N-BOXの通常グレードで燃費21.6km/LであるN-BOX FFを利用した場合を想定して、年間のガソリン代をシミュレーションします。なお、ガソリン代は175.5円/Lとしています。
まず、年間走行距離が3,000kmと比較的少ない場合、ガソリン代は2万4,370円/年となります。これは1ヶ月2,000円程度のガソリン代がかかる計算です。
また、年間走行距離が5,000kmの場合、ガソリン代は4万582円/年です。これは、1ヶ月3,400円弱のガソリン代がかかる計算です。
ガソリン代は変動するため、一概にこの金額になるわけではありませんが、目安の1つとしてください。
任意保険は、その名の通り車の所有者が任意で加入する保険のことです。自賠責保険は加入が義務付けられているのに対して、任意保険は義務ではありません。しかし、万が一事故等を起こした時に備えて、加入するのが一般的です。 任意保険は、運転者の年齢や年間走行距離、免許の区分などによって保険料が異なります。例えば、30歳のゴールド免許所有者で、賠償範囲が無制限の任意保険に加入する場合、7万円/年程度の保険料がかかります。これは、1ヶ月5,800円程度の保険料がかかる計算です。
車は消耗品であるため、安全に使用するためにも、メンテナンスが必要不可欠です。日常的に発生する車のメンテナンス費用としては洗車費用と消耗品費用が挙げられます。
洗車費用は、車を洗うためにかかる費用であり、洗車場所によって費用が変わってきます。例えば、ガソリンスタンドで手洗いしてもらう場合は30分程度で2〜3,000円程度かかります。一方で、洗車機を使用すれば数百円程度で済みます。費用をかけたくない場合は、自宅にてご自身で洗車をするのも1つの方法です。ただし、それでも洗車用品は購入しなければなりません。
車は多くの消耗品からできているため、使用していくうちに交換しなければならなくなります。主な消耗品と交換費用は以下の通りです。
・2,000円から1万円程度で購入できる
・N-BOXのような軽自動車はエンジンオイルの必要量は少なめ
・1本あたり4,000円程度かかる
・消耗品の中でも比較的高額
・交換のタイミングは使用開始から4~5年に1回
・工賃を含めて3~7,000円程度かかる
・自分で交換することも可能
・交換には4,000〜40,000円程度かかる
・交換費用の内訳は、バッテリー本体料金と古いバッテリーの廃棄費用、工賃の3つ
・交換には7,000円程度かかる
・走行時の振動によってガスが抜けていくため、定期的に交換する必要がある
出費を抑えるために、消耗品を交換しないまま走行しようとする人もいるかもしれませんが、交換しないと車のトラブルにつながる可能性もあるため注意してください。例えば、タイヤの場合摩耗してすり減っているにも関わらず交換しないままでいると、事故の原因になりかねません。
消耗品の交換費用は決して安くはありませんが、安全に走行するためのコストだと考えて渋るようなことはしないようにしましょう。
ここまで、N-BOXの維持費の概要について解説しましたが、N-BOXを所有するだけでもさまざまな費用が、それぞれ異なるタイミングで発生します。そのため、維持費の管理が面倒、急な出費の発生がやっかいと感じる人もいるかもしれません。
そのような人は、ぜひカーリースの利用を検討してみてください。カーリースは、リース会社が所有する車を借りる形で利用する契約形態です。レンタカーとは違って年単位の契約を結ぶため、契約期間中は自分の車と同じ感覚で利用できます。
また、カーリースは、一般的に車検費用やメンテナンス費用、各種税金といった費用が月額料金に含まれているため、利用者は基本的に月額料金を支払うのみです。月額料金は契約段階で決められているため、出費の予測も立てやすく、急な出費に怯える心配もありません。
N-BOXに興味のある方は、ぜひカーリースの利用を検討してみてください。
ニコノリでは、N-BOXをはじめとしたさまざまな車種を取り扱っています。車種によっては短期間での納車もできるため、カーリースを利用したい人におすすめです。
今回は、N-BOXの維持費の概要について解説しました。N-BOXは軽自動車ですが、所有にあたっては、自動車税や車検代、保険料、ガソリン代などさまざまな費用が発生します。費用は数万円単位となるものもあるため、あらかじめどのくらいの出費となるのか把握しておくことが大切です。一方で、急な出費は避けたい、維持費の管理が面倒といった方は、ニコノリなどのカーリースサービスの利用もおすすめです。
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