いまさら訊けない素朴なギモンその2
SUVとはどんな車?おすすめの車種も紹介
最近、背が高い大きな車が増えているような気がしませんか?その中で多いのは箱形のミニバンですが、次に多いのがSUVです。
「お友達が買った車もSUVって言ってた」という人も多いのではないでしょうか。
ではそんなSUVとはどんな車なのでしょうか。ここではSUVとはどんな車のことなのか、ご説明します。

自動車専門ライター 高田 林太郎
最近、背が高い大きな車が増えているような気がしませんか?その中で多いのは箱形のミニバンですが、次に多いのがSUVです。
「お友達が買った車もSUVって言ってた」という人も多いのではないでしょうか。
ではそんなSUVとはどんな車なのでしょうか。ここではSUVとはどんな車のことなのか、ご説明します。
▼もくじ
車は外観や構造によって、さまざまな種類にわけることができます。
たとえばミニバンやセダン、トラックなら、見てすぐにわかるでしょう。
ではどんな車のことをSUVというのでしょうか。まずはその定義を確認しましょう。
SUVは『スポーツ ユーティリティ ヴィークル(SPORTS UTILITY VEHICLE)』の略称です。日本語でいうと『スポーツ多目的車』となります。
スポーツ、という名前がついていると走りに特化したスポーツカーのようですが、ここでいうスポーツはどちらかといえばスポーティ、というイメージで捉えたほうが正しく、アウトドアレジャーなどにも使いやすく、お買い物や通勤などでも使える車、という意味合いになります。
このSUVという言葉はたくさんの自動車メーカーが使用していますが、たとえばBMWではSUVではなく、SAV(スポーツ アクティビティ ヴィークル)という呼びかたをしていたりもします。
では、そんなSUVとはどんな車のことをいうのでしょうか。
じつはSUVには、はっきりとした定義はありません。極端なことをいえば、大きめのタイヤを装着するなどして最低地上高がある程度高く、それなりの車室空間の広さがあれば、SUVということができます。
そのためミニバンであっても車高が高ければSUV、といえそうなものです。しかしミニバンとSUVでは、運転したときのフィーリングがはっきりと違います。SUVで大事なのは人を乗せて移動できる、というだけではない、運転の楽しさがあるのです。これがSUVにスポーツ、という名前がついている理由です。
現在オーナーがどんどん増えているSUVですが、どんなポイントが人気なのでしょうか。
まず最初に挙げておきたいのは、運転がしやすいということです。車高が高く、ドライバーの視点も高いことから視野も広がります。
またその車高の高さから、腰が痛くても乗り降りがしやすく、その点から高齢の方にも人気です。
さらに、ミニバンよりも運転がしやすい、というのも人気のポイントです。そもそもミニバンは同乗者が快適に移動をするための車ですが、SUVは運転を楽しむ車という位置づけになります。7人や8人で移動をすることがないという人が、ミニバンではなくSUVを選ぶのは、ある意味当然なのかもしれません。
定義自体がふわっとしているSUVですが、それだけにさまざまな車種に当てはまります。たとえば乗用車をベースとしながら車高を高くした、クラウンスポーツやカローラクロスもSUVです。
一方、悪路での走破性が高いラダーフレーム構造を持つ、たとえばランドクルーザーやメルセデス ベンツのGクラスもSUVに含まれます。軽自動車であるスズキ ジムニーもSUVといっていいでしょう。
これらを細かく分類すると、以下のようなものになります。
数多くのモデルがラインアップしているSUVですが、共通したメリットやデメリットがあります。それを見ていきましょう。
まず大きいのは、走破性が高いということです。最低地上高がセダンなどよりも高いことから悪路や雪道のわだちをそうこうするときなどで、つっかえて動かない、という可能性が小さくなります。
また、アウトドアユースも考慮されているため、荷物の積載量が多く、ラゲッジスペースに汚れに強い素材が使われていたりするところも魅力です。シートアレンジも豊富となっているモデルも数多くラインアップしています。
また、車高が高いというのは視点の高さ、視野の広さにも繋がります。運転がしやすくまわりが確認しやすいというのは、安全面からも重要なポイントです。
車高が高いということにはデメリットもあります。たとえば立体駐車場や機械式駐車場の高さ制限には注意が必要です。ミドルサイズSUVやフルサイズSUVでは、スーパーマーケットやコンビニなどの駐車場で、停めるのに苦労することがあるかもしれません。
また、ボディが大きくそのぶん車重が重いSUVは、燃費面では若干不利になります。タイヤサイズも大きいため、スタッドレスタイヤを用意する際などには、セダンなどよりも費用面で不利になります。
そのほか、任意保険の車両料率が高めなために、任意保険料が高くなりがち、という点にも注意が必要です。とくに盗難被害が多いSUVを購入する際には、この点の確認も必要となります。
多目的車、というだけあって、通勤やお買い物といった街乗りだけではなく、アウトドアスポーツやキャンプなどを楽しみたいかたなら、SUVがぴったりです。3列シートのSUVなら、ファミリー+αで使うこともできます。
またミニバンよりも走ること自体が楽しいため、運転が好きな方にもおすすめできますし、お仕事をリタイアしたご夫婦にも、乗り降りのしやすさや荷物の積み下ろしのしやすさからおすすめです。
それではオススメのSUV車をご紹介していきましょう。
コンパクトSUVであるヤリスクロスは、燃費のよさや取り回しのよさから人気となっています。人気の高さからハイブリッド車は、半年ほどの納車待ちも出ています。ラゲッジスペースは2段になっていて、フタが分割式となっているため、下段の荷物が取り出しやすいなど、使い勝手のよさも注目したいポイントです。
ニコノリなら
トヨタ ヤリスクロスが月々12,200円~ 詳しく見る>
スポーティなエクステリアデザインが特長のZRーVは、その外観にマッチする走りのよさと、外観の印象以上に荷物が積載しやすい車です。とくにリアシートを倒したときのラゲッジスペースの広さは、十分以上。ふたりで使うのがメイン、というのなら、さまざまな楽しみかたができるでしょう。
ニコノリなら
ホンダ ZR-Vが月々17,600円~ 詳しく見る>
マツダが得意とするクリーンディーゼルエンジン搭載モデルも用意されているCXー5。燃費という部分でこのディーゼルエンジンモデルは、他メーカーのハイブリッド車にも負けないレベルとなっています。価格も同クラスのSUVと比べると低めなため、買いやすいというのも魅力のひとつです。
ニコノリなら
マツダ CX-5が月々16,500円~ 詳しく見る>
充電をすることで電気自動車としても使うことができる、というのがアウトランダーPHEVのポイントです。大容量バッテリーを搭載していることから、アウトドアで電化製品が使えるというのは、ファミリーレジャーなどで非常に便利です。燃料さえはいっていれば非常時の電源としても使うことができます。
ニコノリなら
三菱 アウトランダーPHEVが月々28,600円~ 詳しく見る>
雪道の走破性に定評のあるスバルのAWDモデルであるフォレスター。それだけにウインタースポーツ好きに支持されています。また、室内空間が同クラスのSUVと比較して広いため、車内での着替えもしやすいですし、チャイルドシートを装備したときも余裕が大きく、その点からヤングファミリーにも人気です。
ニコノリなら
スバル フォレスターが月々17,600円~ 詳しく見る>
今回はSUVとはどんな車のことをいうのか、その定義やメリットとデメリット、オススメの車種をご紹介しました。
SUVはスポーツユーティリティヴィークルという、スポーツ多目的車です。車高が高く積載量も多く、運転がしやすいことからアウトドアスポーツにむかうときの足として、お買い物や通勤の足として使いやすく、その懐の深さが人気のポイントとなっています。
SUVにはさまざまな特長を持ったモデルが用意されています。ぜひご自身の使いかたにマッチしたモデルを見つけてみてください。
で公開中!!
後悔しないカーリースの選び方
動画で徹底解説!!