即納車情報
[掲載日:2023年9月7日][最終更新日:]
【2025年最新版】トヨタ プリウスの納期と即納車情報
トヨタの新型プリウス(5代目モデル)は、国内外で根強い人気を誇るハイブリッド車です。発売当初から受注が集中している影響で、2025年現在でもグレードによっては納期が長期化しています。
トヨタ公式サイトでは納期について「詳しくは販売店にお問い合わせください」と案内されていますが、一部ディーラーからの情報によると、1.8Lモデルは2〜3カ月程度、2.0LモデルやPHEVは半年以上〜1年以上待ちというケースも。特に2.0LモデルやPHEVは、新規注文が一時停止(いわゆる「オーダーストップ」)となっている販売店もあるようです。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
▼もくじ
- 現在のプリウス納期はどれくらい?
- プリウス納期が長期化する理由
2-1. 需要過多による受注残
2-2. 半導体不足による生産遅延
2-3. 部品調達・物流の問題
2-4. 円安による国内向け生産台数の制約
2-5. トヨタの品質管理方針
- 最新の市況と今後の見通し
- プリウスはどんな車?
- 少しでも納期を短くする方法はある?
5-1.KINTOを利用する
5-2.即納車を用意している車のサブスクを利用する
- まとめ
- よくある質問
1.現在のプリウス納期はどれくらい?
2025年春時点のプリウス納期は、グレードによって大きく異なります。
- ●1.8Lハイブリッド(Xグレード) 2〜3カ月程度
- ●2.0Lハイブリッド(G/Zグレード) 6カ月〜1年以上
- ●プリウスPHEV(プラグインハイブリッド) 納期未定(1年以上の可能性あり)
特に2.0LモデルやPHEVモデルは受注残が膨らんでおり、店舗によっては新規注文を受け付けていない場合もあります。販売店ごとに状況が異なるため、複数のディーラーをあたって確認することをおすすめします。
2.プリウス納期が長期化する理由
プリウスの納期が長引いている背景には、以下のような要因が挙げられます。
2-1.需要過多による受注残
2023年のフルモデルチェンジ以降、デザインや性能の向上が話題を呼び、想定以上の注文が殺到。年間生産枠を大幅に上回るバックオーダーが発生しています。
2-2.半導体不足による生産遅延
車載用半導体の供給不足が依然として解消されておらず、先進安全装備やハイブリッドシステムに多くの半導体を必要とするプリウスは特に影響を受けやすい状況です。
2-3.部品調達・物流の問題
一部部品を海外工場で生産している関係で、国際情勢の影響や海上輸送の混乱により、部品供給が遅れることがあります。こうした要因が生産ラインを停滞させ、納期の延長につながっています。
2-4.円安による国内向け生産台数の制約
円安により輸出が優先されるケースが増え、国内向け生産台数が制限される傾向にあります。その結果、納期が長期化している側面があります。
2-5.トヨタの品質管理方針
トヨタは「品質最優先」の姿勢を崩さず、急激な増産ではなく慎重な生産管理を行っています。そのため、他メーカーと比べると納期の改善スピードが遅れがちです。
3.最新の市況と今後の見通し
2025年以降のプリウス納期は、徐々に改善する可能性が高いと考えられます。
- ●半導体供給の回復
2024年頃から車載用半導体の不足がやや緩和しており、さらに生産増強が進むと予測されています。
- ●受注の落ち着き
発売直後の需要ピークを過ぎ、バックオーダーが解消され始めると、納期は短縮に向かう見込みです。
- ●生産体制の強化
トヨタが進める生産効率化が効果を発揮すれば、今後さらに納期が短くなることが期待されます。
ただし、円相場や国際情勢の変化によっては再度納期が長期化する恐れもあるため、常に最新情報を収集しておくことが大切です。
4.プリウスはどんな車?
プリウスは、トヨタが1997年に初代モデルを発売した、世界初の量産ハイブリッド自動車です。当時のキャッチコピーは『21世紀に間に合いました』というものでした。
初代モデルとなる10型は5ナンバーサイズのコンパクトなボディを持ったモデルでしたが、2代目の20型は3ナンバーサイズとなり、車室空間にも余裕が生まれました。
2009年に発売された3代目の30型には、プラグインハイブリッドモデルもラインアップされ、2015年に発売された4代目となる50型は、先進安全装備を備えたモデルとして、現在も数多くの車両を街で見かけます。
そして2023年1月、5代目のプリウスとなる60型が発売されました。外観は現代のトレンドであるハンマーヘッドデザインを採用し、シルエットはよりシャープなものへと生まれ変わっています。
ハイブリッドシステムも変更を受け、これまでの1.8Lエンジンをベースとしたものに加えて、2.0Lエンジンをベースとしたものが追加されました。PHEVモデルも2.0Lエンジンへと変更されたほか、駆動用モーターの高出力化や、駆動用バッテリーの大容量化と小型化が実現されたことによって、EVモードでの走行距離が延長されています。『Toyota Safty Sence』といわれる予防安全パッケージもさらに進化しています。
5.少しでも納期を短くする方法はある?
プリウスを一日でも早く納車してもらいたいという場合、できることはいくつかあります。
例えば、人気の高い2.0Lモデルよりも、1.8Lモデルのほうが納期が短くなる可能性があります。
その上で、もっと早く乗りたい、という場合にはどうしたらいいのか、その方法をご紹介します。
5-1.KINTOを利用する
トヨタは公式サブスクとして『KINTO』(https://kinto-jp.com/)を展開しています。
これを利用すると、たとえばプリウスの1.8L搭載モデル『Uグレード』の場合、最短1ヶ月半で納車が可能です。
KINTOでは3年/5年/7年という契約期間が用意されているほか、初期費用なしプランや解約金フリープランが用意されていて、利用しやすくなっています。
5-2.即納車を用意している車のサブスクを利用する
サブスクを展開しているサブスク会社によっては、プリウスの即納車を用意していることがあります。
例えばニコノリでは、1カ月でプリウスの納車が可能です。
※台数限定。
※本記事掲載開始時点での情報です。
ニコノリのサブスクでは、初期費用なしで契約ができ、車検や税金、メンテナンス費用などの車の維持費が月々定額の利用料金に含まれているため、車を購入するときと比べて不意の出費がない、というのもポイントです。
他にも即納車を用意していて、月々5,500円〜という利用料金で新車に乗ることができます。
ニコノリのサブスクでは『もらえるパック』という契約プランがあります。契約期間満了時に、それまで乗っていた車を利用者の所有にできるので、車を購入するように、1台の車を大切に長く乗り続けるといったことが可能です。
現在のプリウス納期
- ●1.8Lモデル:2〜3カ月程度
- ●2.0Lモデル/PHEV:半年以上〜1年以上
- ●販売店によっては「オーダーストップ」中の場合もある
現在、プリウスの納期は1.8Lモデルで約2〜3カ月、2.0LモデルやPHEVでは半年以上〜1年以上と長期化しています。人気モデルのため受注が集中し、販売店によっては新規注文を一時停止(オーダーストップ)しているケースもあります。
後の見通し
- ●半導体供給の回復や受注落ち着きにより、徐々に納期が短縮される可能性
- ●ただし、人気の高さから完全解消には時間がかかる見込み
今後、半導体供給の回復や受注の落ち着きにより、徐々に納期は短縮される見込みです。特に1.8Lモデルは納期が比較的短いため、早めに納車を希望する場合はグレード選択の工夫が必要です。ただし、依然として高い人気を維持しており、完全に納期が安定するには時間がかかる可能性があります。
早めの納車を希望する場合は、グレードの工夫やサブスクの利用、在庫確認などを積極的に行い、最新の販売店情報をこまめにチェックすることがポイントです。
ここでは自動車の納期に関してよくある質問とその回答を紹介しています。
- Q1.2025年現在、プリウスの納期はどれくらい?
- A.1.8Lモデルなら2〜3カ月程度、2.0LモデルやPHEVは半年以上〜1年以上が一般的です。店舗によってはオーダーストップの可能性もあるため、販売店での確認が必要です。
- Q2.なぜプリウスの納期は長いの?
- A.需要が高いことに加えて、半導体不足や部品の物流混乱、円安の影響などが重なっているためです。トヨタの品質管理方針により、急激な増産が難しいという側面もあります。
- Q3.プリウスPHEV(プラグインハイブリッド)の納期は?
- A.一般的に半年〜1年以上かかるケースが多く、販売店によっては新規受注を停止していることもあります。必ず事前にディーラーに問い合わせてください。
- Q4.プリウスの納期は今後短くなる?
- A.半導体供給の緩和や生産体制の強化、受注の落ち着きによって徐々に改善する見込みです。ただし、人気モデルなので、完全に解消されるには時間がかかる可能性があります。
- Q5.納期を早める方法はある?
- A.以下の対策を検討してみてください。
- ●1.8Lモデルを選ぶ(比較的納期が短い)
- ● ディーラーに在庫車・キャンセル車の有無を問い合わせる
- ● トヨタ公式サブスク「KINTO」を利用する
- ● ニコノリなどで即納車を探す(台数限定の場合もあり)
- Q6.今プリウスの新規注文は可能?
- A.店舗によって異なり、グレードごとにオーダーストップになっていることがあります。購入を検討している場合は、まず販売店に最新の受注状況を確認しましょう。