【2023年最新版】日産ノートの納期と即納車情報
新車は一般的に、購入契約をしてから約1〜3ヶ月ほどで納車されます。
ところが近年では、半年から1年以上待たないと納車されない、という状態があたり前となっています。
なぜ、期間が延びてしまっているのでしょうか。
ここでは長納期が続いている理由と、日産の人気車種である『ノート』の最新納期、早く納車する方法をご説明します。
自動車専門ライター 高田 林太郎
新車は一般的に、購入契約をしてから約1〜3ヶ月ほどで納車されます。
ところが近年では、半年から1年以上待たないと納車されない、という状態があたり前となっています。
なぜ、期間が延びてしまっているのでしょうか。
ここでは長納期が続いている理由と、日産の人気車種である『ノート』の最新納期、早く納車する方法をご説明します。
▼もくじ
ここ最近、車を購入してもなかなか納車されない、という事態が続いています。
以前ならひと月ほどで納車されていたような車でも数ヶ月から半年以上待つというのがあたり前となっていますし、人気車種では数年待ちという事態も起きてしまっています。
その原因はどこにあるのでしょうか。
車の納期が延びてしまっているのは、車の生産が滞っているからです。人気車種の場合には、予定していた生産台数よりも多くの注文が入ってしまったことで、納期が延びてしまうということはこれまでにも起こっていました。
しかし、最近の生産台数不足は人気車だけではなく、ほぼすべての車種が予定していた台数を生産できていない、ということから起こっています。
その原因の中で大きいのが、半導体不足です。
現代の車は、コンピュータを利用してさまざまな制御を行っています。その時に必要な半導体が足りないために、車が製造できないのです。
この半導体は、ご存知のようにパソコンやゲーム機など、さまざまな電子機器に使われています。コロナ禍によるリモートワーク需要や、巣ごもり需要の高まりにより、電子機器を求める人が増えている、というのも半導体不足のひとつの要因です。
また、半導体工場におけるコロナウイルスの蔓延、工場がある地域のロックダウンなどの影響で、工場が稼働できないというのも、半導体不足の要因となっています。
半導体不足に加えて問題となっているのが、ウクライナ危機です。
車には電子機器を接続するために、無数の配線、ワイヤーハーネスが使われています。
このワイヤーハーネスの主要な工場のひとつがウクライナにあり、それが現在も続いている戦闘状態によって大きな影響を受けています。
半導体もそうですが、このワイヤーハーネスも世界中の自動車メーカーが確保しようとしているために、供給不足という状態が続いています。
ノートは日産の車種ラインアップの中でも、もっとも販売台数が多い人気車種です。
ボディサイズはコンパクトクラス、いわゆるBセグメントに属していて、ボディサイズは全長約4m、全幅は1,695mmと、5ナンバーサイズに収まっています。
現在販売されているノートは2020年に発売された3代目で、原動機はエンジンで発電し、それによって生まれた電気でモーターを駆動して走らせる、第2世代の『e-POWER』となっています。
駆動方式は前輪を駆動する2WDのほか、4WDもラインアップしていて、360°セーフティアシストをはじめとする安全運転支援システムも充実しています。日産の自動運転システム、プロパイロットは、ナビゲーションシステムの情報とリンクしたことで、より安全に運転支援を行ってくれるようになっています。
これら充実した装備と、扱いやすいコンパクトなボディサイズ、高レベルの燃費という部分が、多くの人に評価されています。
また、ノートをベースにボディサイズを拡大し、プレミアム感を増した『ノートオーラ』のラインアップも大きなポイントです。ノートのハイグレードを選ぶのなら、ノートオーラを購入したほうがお得に感じられるという価格設定の巧みさもポイントとなっています。
現在、ノートの納期は4〜6ヶ月となっています。とくに、2トーンカラーを選ぶと長納期となってしまうようです。
この状況はおそらくですが、来年まで続いてしまうと思われます。というのも、ノートは近いうちにマイナーチェンジが予定されていて、その事前商談もすでに始まっている、という情報があります。
このマイナーチェンジを期にノートを購入しよう、という人も多いと予想されているために、納期が短くなる可能性が低くなっているのです。
ノートを一日でも早く納車してもらいたいという場合、できることはいくつかあります。
例えば、最も人気であるXグレードであれば、生産台数が多いために、他のグレードよりも納期が短くなる可能性があります。
同様に、人気のボディカラーを選ぶ、というのもひとつの方法です。
しかし、せっかく新車を購入するのなら、好みのグレードやボディカラーを選びたいものです。そういう場合に納期を短縮する方法を考えてみましょう。
日産は現在、公式のサブスク『ClickMobi』(https://ws.nissan.co.jp/)というサービスを展開しています。
このサブスクは現在、軽自動車のデイズやルークス、軽自動車サイズの電気自動車サクラ、電気自動車のリーフ、エクストレイル、セレナというラインアップが展開されています。
このサブスクを利用すると、新車を購入するのよりは納期が短くなる傾向がありますが、しかし残念ながらノートは、ラインアップには入っていません。ただ、今後ラインアップに追加される可能性がないわけではありません。実際、サクラやリーフは最近追加されたばかりです。こまめにラインアップを確認しておくといいでしょう。
サブスクを展開しているサブスク会社によっては、ノートの即納車を用意していることがあります。
例えばニコノリでは、契約から最短2週間でノートの納車が可能です。
※本記事掲載開始時点の情報です。
ノートの他にも即納車(https://www.niconori.jp/information/speed)を用意していて、月々5,500円〜という利用料金で新車に乗ることができます。
ニコノリのサブスクでは『もらえるパック』という契約プランがあります。契約期間満了時に、それまで乗っていた車を利用者の所有にできるので、車を購入するように、1台の車を大切に長く乗り続けるといったことが可能です。
今回は日産ノートの納期についてご説明しました。
現在の社会情勢から、今後も新車の納車時期が短縮されることは難しいと考えられます。そのため、新車を購入したいと考えたときには、早めの行動が大切になってくるでしょう。
それでも早く新車に乗りたい、という場合には、契約期間満了時に、それまで乗っていた車がもらえる、ニコノリの『もらえるパック』を利用する、ということも考えたいところです。
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