電気自動車おすすめ車種紹介
[掲載日:2020年3月10日][最終更新日:2020年11月20日]
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<EV/PHEV(電気自動車)>おすすめ車種紹介【2020年版】
電気で走るメリット、楽しさとは
目覚ましい進化を遂げており、インフラ整備が進みつつも欧米ほどの盛り上がりを見せない日本の電気自動車市場。実際に乗っている人から不満の声が多く出ているわけではないことも考えると、車の購入や買い替えにおいて、電気自動車のことを「よく知らない」がために、無意識に選択肢から外しているという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電気自動車のことをもっと良く知ってもらうべく、メリットやデメリットなどをまとめました。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
▼もくじ
・そもそも電気自動車とは?
・電気自動車のメリットとデメリット
・おすすめの電気自動車を紹介
・【PR】ニコノリなら電気自動車も月々定額で乗ることができます
そもそも電気自動車とは?
電気自動車のメリットとデメリット
電気自動車のメリット
では電気自動車のメリットを見ていきましょう。
よくいわれる、環境に優しいという部分ですが、排気ガスを出さないという優しさと、バッテリーを製造するときや破棄するときの環境負荷、エネルギー効率の問題など、さまざまに難しい問題を含んでいるため、今回は触れません。
が、そういう部分を抜きにしても、電気自動車には大きなメリットがあります。
それは走るのが楽しいという部分です。
モーターというのはその構造から、回りはじめればすぐに最大トルクが発生する、という特徴があります。
それに引き換えエンジンというのは、ある程度の回転数に達しなければ力を生み出すことができません。
このいきなり大トルク、というのが、車の走りを変えてくれます。
ごく簡単にいえば、アクセルペダルの動きに対して、エンジンでは実現が非常に難しいレベルの、リニアな反応を体感させてくれるのです。
運転好きな人にとって、これは大きな魅力といえます。
また、エンジンのようなメカニカルノイズがほとんどない、というのも魅力です。
モーター自体は部品同士がこすれたりする部分がほぼないため、静かに回ります。
そのため走行ノイズはごく小さく、遮音がしっかりしているボディであればささやき声での会話も可能です。
その部分からも、将来の自動運転車では、電気自動車が主流になると考えられています。
エンジン車ではノイズが大きいため、自動運転車の車内で電話をしたり映画を観るなどするとき、どうしてもそのノイズが邪魔になりがちです。
しかし電気自動車ではその問題が解消されやすくなります。
電気自動車のデメリット
ではデメリットとはどんなものなのでしょうか。
最大のデメリットといえるのは、充電に時間が掛かる、という問題です。
満充電状態での走行可能距離、つまりは航続距離を伸ばすためには、バッテリーの容量を大きくすることが必要です。
しかしそうすると充電に必要な時間がさらに伸びてしまうことになります。
現在販売されている電気自動車の多くは、数10分でフル充電の80%ほどの充電が可能、となっていますが、エアコンやヒーターを使っていたりすれば、カタログ値の航続距離を走りきるのはほぼ不可能ということも合わせて考えると、長距離移動では充電を繰り返しながら進んでいく、ということになります。
ただこれは、長距離移動をする場合の話です。
車の使いかたが近距離でしかない、というのであれば、夜間に自宅で充電すればいいわけですから、デメリットとはなりません。
もうひとつ、その充電に必要な設備がまだまだ少ないという問題もあります。
最近ではスーパーマーケットやホームセンター、コンビニなどにも充電設備が備えられているようになってきましたが、いざ充電したいとき、すでに使われていると、その車の充電が終わるまでの数10分間、待っていなければなりません。
また電気自動車は電気がエネルギー源となりますので、カラになる前に充電しておきたいところです。
しかし充電設備の配置はまだまだ少なく、走行中は残りの走行可能距離とその近辺の充電設備を検索しながら、走ることになりがちです。
今後電気自動車の台数が増えてくると、充電設備不足はさらに深刻化する可能性があります。
高速充電を可能とするハイワッテージのシステムを、網の目のように配置していくためには、個人や企業だけではなく、公的なインフラ整備が必要となるでしょう。
さらに、自宅が戸建ての場合には、充電設備の増設も予算が許せば可能ですが、集合住宅にお住まいの場合には、自宅充電は現状、ほぼ不可能になります。
こういったことも含めて考えたときの、おすすめの電気自動車は、以下の通りです。
おすすめの電気自動車を紹介
使い勝手の良さからいえば、
現状ではプラグインハイブリッドがオススメ
プリウスPHVとアウトランダーPHEV、クラリティPHEVは、エンジンも搭載しているプラグインハイブリッド車です。
満充電状態からの、モーターによるEV走行も可能ですし、電気の残量が少なくなればエンジンを使って走り、同時に充電も可能となっています。
そのため集合住宅にお住まいでも普通に使うことができ、充電設備があるところでケーブルを繋いで充電することもできます。
充電設備がまだまだ不十分な現在、もっとも実用的なのはこの3車といえるでしょう。
近距離の配送業務などで使用し、会社や営業所に充電設備があるという場合には、ミニキャブMiEVは非常に便利です。
走行音の静かさというのが、住宅街などでの業務ではメリットにもなります。
ご家族で出掛ける、ということを考えるとe-GOLFの、エンジン車とほぼ同じ使い勝手というのは魅力的ですし、普段はほとんどひとりかふたりしか乗らないというのであれば、i3のコンパクトさはメリットとなります。i3
の場合、レンジエクステンダーが搭載されているモデルを選ぶと、安心感も強くなります。
タブレットのタッチパネル操作など、先進性を感じさせてくれるのはMODEL SやMODEL Xとなりますが、車両価格はかなり高めです。MODEL
3は比較的安い車両価格となりますが、装備もそのぶんレベルダウンする可能性がありますので、実車を見てから選びたいところです。
では、日産リーフはどうなのでしょうか。
先代のリーフは、新車として発売された当初から、徐々にバッテリーの容量を大きくしたモデルに改良され続けてきました。
バッテリー容量が大きければ、当然のことながら航続距離は長くなります。しかしそのぶん、満充電に必要となる時間も長くなります。
現行モデルの日産リーフは、制御の進化によって充電時間の短縮化と航続距離の延長を実現していますが、ガソリンを補給することと比べると、まだまだ気軽に出かけるというのは難しい部分があります。
そのため、日産リーフの場合は、ご自宅に充電設備があり、夜間に充電をしておけるのであればメリットを享受できますが、ご自宅に充電設備がない場合には選択肢として挙げるのは難しくなります。
日産リーフに代表される、ピュアEVはバッテリーが大きく進化することで、その使い勝手も大きくレベルアップが可能です。
電気自動車というのは現在、ハイスピードで進化を続けています。エンジン車のように10年乗って、などと考えていると、確実に進化の歩みから取り残されてしまいます。
そのため、いま購入するのであれば、数年単位で乗り換えるということを前提に選ぶ必要があります。
以上のことから、ご自宅に太陽光発電などの設備があり、かつ車両のバッテリーをその蓄電池として使えるH2V(ホーム・トゥ・ヴィークル)のシステムがある、もしくはその導入を考えているのなら、日産リーフはおすすめの電気自動車となります。
一方、マンションなど集合住宅にお住まいである場合など、充電設備がないというのなら、プラグインハイブリッド車を選ぶと、出先の充電施設で空いた時間に充電しておけば、エンジンを使わずに走れますし、たとえ充電できなくても一般的なハイブリッド車のように、エンジンとバッテリーの電力を併用して走ることができますので、プリウスPHVとアウトランダーPHEV、クラリティPHEVがおすすめとなります。
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今回は電気自動車についてご説明してきました。
ここで私ども、ニコニコカーリース(ニコノリ)について少しご紹介させてください。
ニコノリは国内全メーカーの全車種からお選びいただける、新車カーリースです。
新車の価格から契約期間終了時の車両の価値をあらかじめ差し引いた残額を、月々定額でお支払い頂くことで、新車にお安く乗ることができるようになっています。
その定額のお支払い額には、税金や点検や整備の料金、車検時などに必要となる費用などが含まれていますので、他に必要となるのは燃料代や駐車場代、任意保険代のみとなります。
契約期間が終了したら、その段階でその車をご返却いただくか、再びお乗りいただくかを選択できます。
電気自動車やプラグインハイブリッド車は、現在進行系で機能がアップデートされています。
新車を購入して10年以上乗る、といったような、ガソリン車のような使いかたは、電気自動車やプラグインハイブリッド車の場合、メリットがほとんどありません。
ところが、ニコノリをご利用いただけば、契約期間終了後にはそのときの最新機能を装備した車へと乗り換えていただくことができます。
5年前後での乗り換えができるカーリースという乗り方は、その意味でも電気自動車/プラグインハイブリッド車に興味がある人にオススメできるもの、といっていいでしょう。
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倉田 佑一郎
[この記事の監修者]
自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。
加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。
独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。
プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。
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