車のプロが徹底解説
[掲載日:2019年11月21日][最終更新日:2020年11月18日]
【ホンダN-BOXの評判・評価は?】
車のプロが燃費やスペックを徹底解説
日本でもっとも売れている車の魅力を紹介します
ホンダN-BOXは軽自動車というカテゴリーだけではなく、日本のメーカーが生産し国内で販売する全車種の中でもっとも販売台数が多い車です。(2019年11月時点)
なぜここまで評価されているのでしょうか?今回はN-BOXを検討されている方に向けて、魅力がどこにあるのか、グレードによるスペックの違いなどをご紹介していきます。
この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
▼もくじ
・N-BOXが特に高評価なポイント
・N-BOXのスペックについて
・N-BOXの実燃費
・N-BOXのインテリアについて
・【PR】ニコノリではN-BOXの全グレードを月々定額で乗ることができます
N-BOXが特に高評価なポイント
車内空間の広さをすべてに優先させたことで、
クラスを超えたゆとりを実現
ホンダのN-BOXは、現行モデルが2代目となっています。
そのN-BOXは、先代モデルのときから車内空間の広さが評判となっていました。
ホンダという自動車メーカーは、他メーカー以上に思いきったクルマ作りをすることで知られていますが、創業当時から社是としてきたのはメカのための空間は徹底して小さく、人のための空間は可能な限り大きくする、ということでした。
昔の話でいえば、初代シビックは、世界に先駆けていち早く当時の排ガス規制をクリアした、CVCCエンジンのインパクトで記憶に残るモデルですが、その初代シビックもメカミニマム・マンマキシマムという思想で設計されていて、コンパクトなボディながらゆとりの室内空間を実現していました。
その流れを汲んで作られているのがN-BOXとなっています。
前席と後席、合わせて4人という乗車定員となるのが軽自動車の規格ですが、N-BOXはシート前後方向のゆとりが大きく、ミニバン並のシート感覚を実現しています。そのため後席では、180cm近い身長の方が乗っても、足を組んでゆったりと座れるだけの空間があります。
また室内高という部分では、お子さんが立ったまま着替えることも可能な、140cmの高さを実現しています。
シート仕様や安全装備も充実
さらにシートは、フラットになるベンチシートのほか、スーパースライドシート仕様も選ぶことができます。
このスーパースライド仕様車は、前後席ともに大きくスライドさせることができるようになっているため、より使い勝手が向上します。
さらに安全装備も充実しています。
N-BOXでは全モデルに先進の安全支援システムであるホンダセンシングが標準装備されています。
軽自動車といっても安全面で手を抜くことなく、使い勝手はユーザーの使い方に合わせたベストなものが得られるようにシートアレンジなどを細かく設定しています。
あくまでユーザーを中心としたそのこだわりの深さが、N-BOXの人気の秘密といっていいでしょう。
>>ホンダ N-BOXの車種詳細ページはこちら
N-BOXのスペックについて
グレード設定の細かさは装備の違いから生まれたもの
N-BOXのグレードは非常に細かく設定されています。
まずはどんなグレードがあるのか確認していきましょう。
N-BOX G・Honda SENSING ベンチシート仕様 |
FF |
141万1300円 |
4WD |
154万4400円 |
N-BOX G・L Honda SENSING ベンチシート仕様 |
FF |
154万3300円 |
4WD |
167万6400円 |
N-BOX G・スロープ Honda SENSING スロープ仕様(福祉車両) |
FF |
157万5640円(消費税非課税) |
4WD |
169万6640円(消費税非課税) |
N-BOX G・EX Honda SENSING スーパースライドシート仕様 |
FF |
164万2300円 |
4WD |
177万5400円 |
N-BOX G・スロープL Honda SENSING スロープ仕様(福祉車両) |
FF |
169万9040円(消費税非課税) |
4WD |
182万0040円(消費税非課税) |
N-BOX G・L ターボ Honda SENSING ベンチシート仕様 |
FF |
173万8000円 |
4WD |
187万1100円 |
N-BOX Custom G・L Honda SENSING ベンチシート仕様 |
FF |
174万6800円 |
4WD |
187万9900円 |
N-BOX G・EX ターボ Honda SENSING スーパースライドシート仕様 |
FF |
179万3000円 |
4WD |
192万6100円 |
N-BOX Custom G・EX Honda SENSING スーパースライドシート仕様 |
FF |
180万1800円 |
4WD |
193万4900円 |
N-BOX G・スロープL ターボ Honda SENSING スロープ仕様(福祉車両) |
FF |
189万5600円(消費税非課税) |
4WD |
201万6600円(消費税非課税) |
N-BOX Custom G・スロープL Honda SENSING スロープ仕様 |
FF |
189万8840円(消費税非課税) |
4WD |
201万9840円(消費税非課税) |
N-BOX Custom G・L ターボ Honda SENSING ベンチシート仕様 |
FF |
194万1500円 |
4WD |
207万4600円 |
N-BOX Custom G・EX ターボ Honda SENSING スーパースライドシート仕様 |
FF |
199万6500円 |
4WD |
212万9600円 |
まさに充実したグレード展開、といっていいかと思います。
ではその違いのポイントを見ていきましょう。
まず重要なのはシートの違いです。
基本的にシートは、左右が繋がっているベンチシートと、左右が独立しているスーパースライド仕様が用意されています。 ※「N-BOXのインテリアについて」参照
エンジンについては、グレード名にターボと付いているのが、最高出力47kW(64ps)、最大トルク104Nm(10.6kg-m)のターボエンジンで、付いていないのは最高出力43kW(58ps)、最大トルク65Nm(6.6kg-m)の自然吸気エンジンとなっています。
またN-BOXには車いすで乗り込みやすいスロープが装備されたグレードも用意されています。
このスロープ仕様車に車いす専用装備を備えたモデルは福祉車両となっていますので、身体の不自由な方やそのご家族が購入される際には、消費税が非課税になるなどの優遇が受けられます。
各モデルには前輪を駆動するFFの2WDモデルのほか、4WDも用意されています。
各グレードのわかりやすい違いとは
ここまでのご説明を踏まえた上での各グレードの違いですが、これは外装や内装の装備の違いとなります。
外装でいうとLEDヘッドライトのタイプの違いなどがポイントですし、内装ではシート生地やステアリング素材、便利装備の有無などがその違いとなります。
ですのでN-BOXを選ぶときには、まずベンチシートとスーパースライド仕様のどちらがご自身にとって便利なのかを判断し、エンジンの違いとFF、4WDのどちらがいいのかを判断してください。
その上でもっとも使いやすいと思われる装備となっているグレードに絞り込んでいけば選びやすいでしょう。
N-BOXの実燃費
カタログスペックは優秀。では実燃費は
まずはN-BOXのカタログ燃費をチェックしてみましょう。
N-BOXの自然吸気エンジン、FFのカタログ燃費は、JC08モードで27.0km/Lとなっています。
一方ターボエンジンFFのJC08モード燃費は、25.6km/Lです。
4WDでは自然吸気エンジンが24.2〜25.4km/L(装備による車両重量の違いでの燃費差)、ターボエンジン4WDは23.4km/Lとなっています。
では実燃費はどうなのでしょうか。
さまざまな情報を集めてみたところ、自然吸気エンジンのFFではおおよそ15〜18km/L、4WDでは14〜17km/Lくらいとなっています。
ターボエンジンはFFが13〜17km/L、4WDも同じく13〜17km/Lといったものとなっています。
排気ガスの力を利用して吸気を圧縮してエンジンに押し込むことでパワーアップを果たすターボエンジンが、自然吸気エンジンよりも燃費面では不利になることは当然なのですが、しかしそれほど大きな差とはなっていません。
これはターボエンジンのほうが、低回転から大きなトルクを発生していることが要因となっていることのようです。
自然吸気エンジンでは流れに乗るために、大きくアクセルを踏み込む必要があるところを、ターボエンジンでは小さな踏み込みでもいける、という部分が予想以上の小さな燃費差となって現れているように思われます。
ただ、全般的にカタログ燃費との差は比較的大きめといっていいと思います。
もちろん燃費というのは、乗りかたや積載重量によって大きく左右されるものです。
ひとり乗りで急の付く動作(急発進・急ブレーキ・急ハンドル)を徹底して排除すれば、カタログ燃費に近い数値となることも考えられます。
ですのでこの数値は、あくまでも参考値として捉えていただければ、と思います。
N-BOXのインテリアについて
基本デザインはすっきりとした中で、使い勝手の良さを実現
N-BOXのインテリアは、基本的にすっきりとしたものとなっています。
ダッシュボードやドアトリムなども、ゴテゴテとした形状ではありません。
小物入れや物が置けるスペースも充実していますので、大きな不満が出ることはないのかと思われます。
その上で、グレードによって架飾が施され、シックであったりゴージャスであったりする、個別のテイストが加味されます。
シートはベンチシート仕様はスッキリ系のイメージが強く、スーパースライド仕様はゴージャス系のイメージが強くなります。
ウインドウガラスについては、全モデルに360°スーパーUV・IRカットガラスが装備されています。紫外線だけではなく赤外線もカットしてくれることで、直射日光が当たったときのシートの温度上昇を防いでくれるため、特にチャイルドシートを装備したときの、赤ちゃんの負担が小さくなります。
グレードによってはアレルゲンやウイルスの活動を不活性化してくれる、アレルクリーンプラスシートの装備も可能となっています。
これも小さなお子様にとって、優しい装備といえるでしょう。
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今回は ホンダN-BOXについてご説明してきました。
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その定額のお支払い額には、税金や点検や整備の料金、車検時などに必要となる費用などが含まれてい
ますので、他に必要となるのは燃料代や駐車場代、任意保険代のみとなります。
N-BOXのように細かな装備が充実している車についても、お客様にもっとも適したモデルをお選びいただけるよう、カスタマーセンターがご案内いたします。
「どのモデルが良いのか」だけでなく「カーリースにすべきか」という部分からも親身に対応いたしますので、分からないことや不安なことがあればぜひお気軽にお問い合わせください。
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倉田 佑一郎
[この記事の監修者]
自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。
加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。
独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。
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