新型タント徹底解剖レポート 燃費は? 色は? 内装は?
2018年上半期の軽自動車販売台数ランキングで4位となっているのが、ダイハツのタントです。
車内空間の広いトールワゴンボディであり、助手席ドアとスライドアの間に柱がなく、乗り降りがしやすいことなどがタントの特徴となっています。
今回は、タントがどんな車なのかという特徴を、おすすめのグレードも含めて解説します!
自動車専門ライター 高田 林太郎
2018年上半期の軽自動車販売台数ランキングで4位となっているのが、ダイハツのタントです。
車内空間の広いトールワゴンボディであり、助手席ドアとスライドアの間に柱がなく、乗り降りがしやすいことなどがタントの特徴となっています。
今回は、タントがどんな車なのかという特徴を、おすすめのグレードも含めて解説します!
▼もくじ
ダイハツ・タントは車室空間の広さが特徴となる車です。ところがこのタント、見た目はほとんど同じでも、装備内容やエンジンが違うグレードが多数ラインアップしています。駆動方式も2輪駆動と4輪駆動があるため、グレードの種類は17にもなります。 そのグレードの違いによって変わってくるのが燃費です。装備内容が違うと車の重さが変わります。さらに、エンジンが違えば燃費も違ってきます。まずはそこから見ていきましょう。
グレード | 燃費(2WD) | 燃費(4WD) |
---|---|---|
タント G SA III | 28.0km/ℓ | 25.8km/ℓ |
タント Xターボ SA III | 26.0km/ℓ | 24.6km/ℓ |
タント X ホワイトアクセント | 28.0km/ℓ | 25.8km/ℓ |
タント X SA III | 28.0km/ℓ | 25.8km/ℓ |
タント X | 28.0km/ℓ | 25.8km/ℓ |
タント L SA III | 28.0km/ℓ | 27.0km/ℓ |
タント L | 28.0km/ℓ | 27.0km/ℓ |
この表をご覧いただくと、グレードが違えば燃費が違ってくるのがおわかりいただけると思います。その中から、ターボエンジンを掲載しているグレードについてピックアップしました。
まずXターボ SA IIIですが、これはその名の通りターボエンジンを搭載しています。そのため走りの面ではパワフルでストレスを感じにくいのですが、燃費はシリーズ中もっとも悪くなります。といっても2WDでガソリン1リッターあたり26.0kmというのは、優秀です。実走行でも8掛けとしても20km/Lくらいにはなるわけですから、高速道路などでの走行が多い場合にはこのグレードを選びたいところです。
そのほかのグレードはすべて同じ自然吸気エンジンを搭載しています。装備内容によって車の重さが±10kg程度の違いはありますが、これは燃費に影響を与えるものではありません。
ただ、同じグレードでも2輪駆動と4輪駆動での燃費の違いは案外大きいものとなっています。これは4WDというのが、前輪だけではなく後輪も駆動することにより、抵抗が大きくなってしまっていることで生まれるものです。滑りやすい路面では非常に有利な4WDですが、燃費面では不利になるということを知っておきたいと思います。
タントのボディカラーは、10色。
このうち“ディープブルークリスタルマイカ”と“シルキーブルーパール”、“パールホワイトⅢ”、“プラムブラウンクリスタルマイカ”はメーカーオプション色となっています。
さらにXホワイトアクセントSA IIIには専用色として「ホワイト×ライトローズマイカメタリックⅡ」と「ホワイト×シルキーブルーパール」という2トーンカラーが用意されています。選ぶのに困るほど、といっていい豊富さです。
一方インテリアは、すべてのグレーに共通の装備としてショッピングフックや豊富な小物入れなどが用意されています。基本カラーはブラウンですが、XホワイトアクセントSA
IIIだけは撥水加工が施されたソフトレザー調となっています。またこれにはメッキ仕上げのエアコンノブは装備されていますが、これはXシリーズとG SA IIIにオプションとして設定されています。さらにXシリーズとG SA
IIIはオプションで、シート表皮やドアの内張りなどがブラックとなる、ブラックインテリアパックが設定されています。これを選択すると一気に高級感がアップします。
安全装備面では、XとLのみスマートアシストIIIが未装備となりますが、その他のグレードはすべて標準装備されています。グレード名にSA
IIIが付くものはすべてスマートアシストIIIがある、ということです。
その他、これは欲しいという装備を挙げると、パワースライドドアは、左側はLシリーズを除く全グレードに標準装備されていて、右側はG SA
IIIのみ標準、その他はオプション装備となります。ステアリングスイッチや各種カメラなどが装備されるパノラマモニター対応純正ナビアップグレードパックは、純正ナビを装備した車に対応するものですので、必要な場合には社外ナビシステムではなく、純正ナビシステムを装備しておきたいところです。
タントは燃費の良さと排気ガスのクリーンさから、自動車に掛かる税金が軽減されています。まず自動車を購入するときに支払う必要がある自動車取得税ですが、XターボSA
IIIは20%軽減、その他のグレードは40%軽減されます。また自動車重量税は、XターボSA IIIは25%軽減、その他のグレードは50%の軽減となっています。
さらに軽自動車税もXターボSA IIIを除くグレードでは25%軽減となります。
これらの軽減額の合計は、車両の価格によっても違ってきますが、およそ16,000円。例を挙げるとX SA
IIIの2WD車の場合、自動車取得税は通常23,600円が必要ですが、40%軽減されるために9,500円安い14,100円となります。自動車重量税も7,500円が3,800円に、軽自動車税は10,800円が2,700円となります。この減税率に関しては、燃費レベルや排気ガスのクリーンさによって違ってきますので、クルマを購入するサイにはぜひこの部分もチェックしていただきたいと思います。
人気のダイハツ・タントについていろいろと見てきましたが、その中でのベストバイを考えてみましょう。
まず長距離移動が多いかたには、やはり走りが1ランク上のXターボSA
IIIをオススメしたいと思います。たしかに燃費面では若干不利ではありますが、しかし合流時の加速がするどく、ストレスを感じにくいターボエンジンの存在は大きいものといえます。燃費部分は巡航しているときのアクセルの踏みかたである程度の改善も可能です。
ではお買い物などが中心である、という場合にはどのグレードがベターなのでしょうか。ここでのオススメはG SA
IIIです。価格的にはもっとも高価となりますが、とくに右側スライドドアが電動となっているのは大きいです。ただ、これはオプションで他グレードでも選択できますので、車両価格を下げたいという場合にはX SA
IIIを選んでパワードアオプションを付ける、ということも考えたいと思います。いずれにしても、スマートアシストIIIの装備は外せないところでしょう。
また足腰に不安があったり、車いす利用者が家族にいる場合には、助手席が回転するウェルカムシートX SA
IIIや、ラゲッジにスロープが装備されているスローパーX SA IIIというグレードがオススメです。乗降が億劫で出かける機会が少なくなる、ということもなくなるので、家族の笑顔も増えることになるでしょう。
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